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09年度シラバス(いずれもPDF 100KB程度)
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初期教育科目 キーワード:
前期 初期教育
水、1〜2時限 初期セミナー
1年次 政府情報
講義 インターネット
2単位 電脳社会
インターネットと政府情報
授業の目的及びねらい
特に中央政府関連の政治情報、行政情報に注目し、インターネット情報提供の現状と課
題について論じると同時に、各自の興味に応じた発表を通じて政府関連情報への理解を深
める。
授業の計画
1.インターネット情報の拡大・普及の背景
2.現代社会におけるインターネット情報と波及課題
3.インターネットの規制をめぐる諸問題
4.匿名ネットと社会変容
5.ハイテク社会とEメール
6.中央省庁とインターネット
7.「電脳社会」とは何か
8.インターネットにおける表現の自由とは何か
9.インターネット政府情報の社会的影響力
10.インターネットと国家及び社会の変容
成績評価の方法
質疑応答の際の積極的発言と各自の発表内容、さらには前期末のレポート提出と発表により評価。
テキスト、参考書、教材等
毎回のセミナーで資料提示する予定。
教官からのメッセージ
政府関連のインターネット情報に興味を持つ学生の参加を望む。コンピュータについての
知識は一切問わない。インターネット情報に触れ、考察する絶好の機会となる。
このセミナーの成果を積極的にインターネット上に公開していきたい。
共通教育科目 キーワード:
後期 政治学
月、1〜2時限 現代政治
1年次 現代社会
講義 社会変動
2単位 政治行動
現代政治の理論と実際
授業の目的及びねらい
現代社会における中央政府の政策対応について論じる。
授業の計画
1.現代政治へのアプローチ
2.現代政治分析の視角
3.現代政治における権力、イデオロギー、利害
4.国家構造の変動
5.現代政治における経済社会状況
6.政党政治
7.官僚制
8.警察と軍隊
9.政府と市民の連結
10.選挙と参加
成績評価の方法
質疑応答の際の積極的発言と、後期末のレポート提出と発表を中心に評価する。
テキスト、参考書、教材等
毎回の講義で資料提示する予定。
教官からのメッセージ
意欲的・積極的な問題意識を持つ学生の受講を期待する。
現在の「政治」に何らかの関心がある学生には、得るところの多い授業にしたい。
この講義の成果を積極的にインターネット上に公開していきたい。
専門教育科目 キーワード:
前期 政治学
月、3〜4時限 行政学
2年次 官僚制
講義 政策
2単位 行政府
行政学概論
授業の目的及びねらい
行政の概念から始めて、現代行政学が成立するに至った現代国家の特質、政治と行政
との関係、行政サービスの範囲、政府間関係論、行政官僚制、行政管理、行政計画、行
政能率、行政裁量といった行政学の基礎概念を体系的に説明する。その際、日本におけ
る規制行政やサービス行政、施設管理運営行政など実際の行政活動についても各論的・
実証的に取り上げ、いくつかの事例を紹介する中で行政学の基礎的理解を深める。
授業の計画
1.行政サービスの発展
2.近代官僚制の変容
3.現代行政学における行政理論と組織理論
4.政府間関係論・中央政府と地方政府
5.国際行政論
6.政治と行政の関係
7.現代公務員制論
8.行政官僚制の分析・その1
9.行政官僚制の分析・その2
10.行政官僚制組織論
11.政策分析論
12.行政と環境
13.行政の過程
14.意思決定過程論
15.行政と市民
成績評価の方法
質疑応答の際の積極的発言と、試験(2回)における記述内容を中心に評価する。
テキスト、参考書、教材等
1.(教科書)「行政学」西尾勝著 有斐閣
2.(教科書)「公共を支える民─市民主権の地方自治─」寄本勝美編著 コモンズ
3.(参考書)「講座 行政学」(第1巻〜第6巻)西尾勝・村松岐夫編 有斐閣
4.(参考書)「行政学の要点整理」片岡寛光著 実務教育出版
教官からのメッセージ
行政活動の範囲は森羅万象に及んでいる。その意味で受講生に求められるのは社会事象
に対する知的好奇心である。意欲的・積極的な問題意識を持つ学生の受講を期待する。行
政学は決して堅苦しい学問ではない。
専門教育科目 キーワード:
後期 政治学
月、3〜4時限 行政学
2年次 地方分権
講義 市民参加
2単位 自治
地方自治論
授業の目的及びねらい
市民にとって身近な地方自治が果たすべき役割は何であるのかについて、その機能的・
制度的側面から論じたい。地方分権をめぐる論議、自治体の国際比較・国際交流という視
点からも予算や財源、権限の行使、意思決定過程等について考察する。さらに中央・地方
の政府間関係論にも言及し、基礎自治体を起点とした自治型・上昇型のコミュニケーショ
ンルートの在り方を探りたい。
授業の計画
1.自治行政の理念
2.自治行政の制度的沿革
3.自治体における首長と議会
4.市民参加
5.市民参加と議会
6.職員参加
7.市民行政・職員行政・企業活動
8.地方分権をめぐる論議・その1
9.地方分権をめぐる論議・その2
10.市民・地方政府・中央政府
11.地方行政活動の実際
12.地方自治と政策
13.自治体における文化行政
14.自治体の国際政策
15.市民活動の成熟とは
成績評価の方法
質疑応答の際の積極的発言と、後期末のレポート提出や発表を中心に評価する。
テキスト、参考書、教材等
1.(教科書)「公共を支える民─市民主権の地方自治─」寄本勝美編著 コモンズ
その他、毎回の講義で資料提示する予定。
教官からのメッセージ
まず、様々な生活課題に直接的に対応する市町村に対する関心を持ってほしい。自分の
目で実際の行政活動を確認し、「現場」に踏み込んで実証することで始めて納得するとい
う姿勢が大切である。意欲あふれる受講生の参加を望む。
この講義の成果を積極的にインターネット上に公開していきたい。
専門教育科目 キーワード:
前期 行政学
水、3〜4 余暇産業
3年次 余暇政策論 スポーツ・文化
講義 市場
2単位
授業の目的及びねらい
余暇とは「仕事をはなれて、自分の勝手に使える時間。ひま」(岩波国語辞典)と定義さ
れているが、「ひま」が行政とどのように結びつくのか疑問に思われるかもしれない。し
かし、実際にはこの「ひま」こそが現代の人々の生活を特徴づけるキーワードとなってい
る。さらにこれが、レジャー産業やスポーツ・文化産業といった余暇産業に関わる私的ア
クター(民間企業)によって形成される市場(マーケット)を支える主要素となっている。
極論すれば、現代の先進諸国では人々は「パン」の氾濫よりも「バラ」の充実を求める
傾向にあるし、それ以外の国々においては「パン」の不足に対する人々の不満が「バラ」
によって癒されるか、あるいは隠微されている。
講義では余暇をめぐる政府政策、市場メカニズム、消費者選好と、それら相互の作用・
依存関係について論じていきたい。
授業の計画
1.余暇とは何か
2.余暇活動の諸領域
3.余暇政策の歴史
4.政府と余暇行政
5.余暇政策の構成領域
6.余暇産業と余暇市場
7.スポーツ・文化産業のメカニズム
8.国際交流とスポーツ・文化政策
9.リゾート開発と環境行政
10.余暇をめぐる行政と産業のパートナーシップの在り方
成績評価の方法
質疑応答の際の積極的な発言、前期末のレポート提出と発表を中心に評価する。
テキスト、参考書、教材等
1.(教科書)「公共を支える民─市民主権の地方自治─」寄本勝美編著 コモンズ
その他毎回の講義で資料提示する予定。
教官からのメッセージ
余暇活動の世界は人間社会の縮図を体現している。「たかが余暇。されど余暇」の「されど・・・・」
に共感する学生の受講を望む。
この講義の成果を積極的にインターネット上に公開していきたい。
専門教育科目 キーワード:
前期 政治学
月、7〜8時限 行政学
3年次 中央省庁
演習 地方自治体
2単位 行政活動
行政学演習A
授業の目的及びねらい
本演習では、各自の興味・関心にもとづき、実際の行政活動を対象とした実証的な調査
活動を行う。例えば、各省庁や自治体が抱えている政策課題について、政府刊行物や面接
取材によって一次資料や最新の情報の収集に努め、変動する社会状況への行政対応の在り
方ついて考察する。
また市民意識調査の実施や市民活動への参加を通して、「現場」における市民と行政の
在り方を探る。
授業の計画
1.行政活動の範囲と性格
2.法律による行政の限界
3.各種行政活動について・その1
4.各種行政活動について・その2
5.中央省庁における政策課題
6.地方自治体における政策課題
7.分権改革の行方
8.市民意識調査の手法
9.政府刊行物の読み方
10.政府関係資料の収集方法
11.行政活動をめぐる分析の視点
12.政策の立案過程
13.政策の実施過程
14.行政施策立案の試み
15.行政活動の評価
成績評価の方法
文献の購読力、資料の収集や面接取材といった調査活動における積極性や分析の視点、
施策立案をめぐる構想力などを総合評価する。
テキスト、参考書、教材等
演習において提示するが、演習生によるインタビュや一次資料の収集が中心。
教官からのメッセージ
本演習の内容は受講生の問題意識により左右される。行政活動に関わる具体的な政策領
域に関心を持つ意欲的な学生の参加を期待する。
この演習の成果を積極的にインターネット上に公開していきたい。
研究室の活動内容について、http://gyosei.mine.utsunomiya-u.ac.jp/を参照してほしい。
専門教育科目 キーワード
後期 政治学
月、7〜8 行政学
3年次 行政学演習B 中央政府
演習 地方政府
2単位 市民活動
授業の目的及びねらい
本演習は、行政学に何らかの関心を持つ学生を対象としたものであり、原則として行政学
概論演(2年前期)と行政学演習A(3年前期)を履修済みであることが望ましい。
国内、国外にかかわらず、政府活動が関わるあらゆる分野に及ぶ政策領域のうち、各自が
関心のあるミクロな一領域を選び、当該領域についての研究を行政学の視点から深めてもら
う。各自が選んだテーマについて発表を積み重ね、ゼミ員相互でこれを共有し、徹底的に議
論し合う中でゼミ全体を活性化させていきたい。
他大学行政学ゼミとの共通テーマをめぐるジョイント合宿(11月下旬か12月初旬に2泊3
日程度)に向けた勉強がこの演習における中心的な活動になる。また、卒論提出を間近に控え
た4年生との付き合い、さらには、就職や進路、ゼミ以外の学生生活、卒業生からのアドバイ
ス、他のゼミとの交流等、同期・学年間の「縦横の連携」を構築していきたい。
授業の計画
1 共通テーマの設定
2 資料・文献収集活動
3 収集資料・文献の検討
4 レジメ作成作業1
5 レジメ作成作業2
6 模擬発表
7 卒論テーマの選択肢の検討
8 卒論テーマの仮設定
9 仮テーマをめぐる資料・文献収集の開始
10 実質的な卒論作成への着手(ノート作成等)
成績評価の方法
本演習への意欲的・積極的な参加と、ノート段階での内容の充実度を評価。
テキスト、参考書、教材等
各テーマに関連する文献・資料を毎回の演習において提示。
教官からのメッセージ
行政学はそのイメージとは全く逆に、ある意味では最も「柔軟で生きた」学問ではないだろ
うか。研究対象が人間諸活動のあらゆる領域に及んでいるからである。自分の夢を持ち、それ
を真摯に追求し、自分をさらけ出すことのできる学生の履修を望む。
この演習の成果をインターネット上に公開していきたい。
研究室の活動内容について、http://gyosei.mine.utsunomiya-u.ac.jp/を参照してほしい。
Course Title: Public Administration
Course Classification: Specialized Education
Term of Instruction: First Term
Course Level: Sophmore
Type of Course: Lecture
Credits: 2
Instructor/Faculty: Yuji Nakamura /International Studies
Course Objectives
In this class,fundamental concepts are explained such as,@the quality of the modern state,Athe
relationship between politics and public administration,Bthe extent of public administration
services,Cthe relationship between central and local governments.Other concepts we will take up
are administrative bureaucracy, administrative control,administrative schemes,administrative
efficiency and administrative discretion. Also,practical administrative activities ―regulation
administration, service administration and facility management administration―are
considered.This class contains general discussion and detailed explanation concerning public
administration.
Course of Instruction
1.Development of administrative services
2.Change in modern bureaucracy
3.Administration and organization theory in modern public administration
4.Inter-governmental relationship:central government and local government
5.International administration theory
6.Relationship between politics and administration
7.Analysis of administrative bureaucracy:part1
8.Analysis of administrative bureaucracy:part2
9.Policy analysis theory
Grading System
Students attending this class are rated mainly according to the result of the final examination.
Texts,etc
Masaru Nishio, Public Administraion(Yuuhikaku,)will be used as textbooks.
Masaru Nisio,ed., Koza gyuseigaku(Vol.1-6,Yuhikaku.)and
Hiromitsu Kataoka, Gyouseigaku no yotenseiri(Jitsumukyoiku)will be a good reference book for
the course.
Instructor's Comments
Administrative activities extend far and wide in modern society. Students attending this class are
required to have intellectual an interest in social problems.I expect that students who have an
awareness of issues will attend this class.
Code:
Key Words:political science, public administration, administrative office, bureaucracy,policy
Course Title: Local Public Administration
Course Classification: Specialized Education
Term of Instruction: Second Term
Day/Time: This course will start from 1996
Course Level: Sophmore
Type of Course: Lecture
Credits: 2
Instructor/Faculty: Yuji Nakamura /International Studies
Course Objectives
Students attending this class are going to consider functions and systems of local government. I'd
like to discuss decentralization,international exchanges, the budget,and policy making process
concerning local government.Moreover,I will refer to communication routes from local
government to central government.
Course of Instruction
1.Idea of local autonomy
2.Development of local autonomy
3.Prefectural/municipal assembly and the head of a local government
4.Citizen participation
5.Citizen participation and the prefectural/municipal assembly
6.Administrative staff member's participation
7.An argument over decentralization:part 1
8.An argument over decentralization:part 1
9.Citizens,local government and central government
10.Practical activitis of local government
11.Policy-making process in local government
12.International policies made by local government
13.What is the maturity of citizen activities?
Grading System
Students in this class are rated mainly according to the result of the final examination.
Text,etc
Muneyuki Shindo, Shiminotamenojititaigakunyumon (Thikumashobo)will be used as textbooks.
Katsumi Yorimoto, Jithinogenbatosanka (gakuyoshobo,)and
Wataru Omori, Jithitaigyoseigakunyumon (Ryoshofukyukai,)will be a good reference book for
the course.
Instructor's Comments
To begin with,I hope that you will take an interest in municipal governments which cope with various immediate
prblems concerning our daily lives.It is important to observe practical activities of local government from your
own point of view.
Key Words:political science,public administration,local government,citizen, decentralization
Course Title: Leisure Administration
Course Classification: Specialized Education
Term of Instruction: First Term
Day/Time:course will start from 1997
Course Level:Senior
Type of Course:Lecture
Credits:2
Instructor/Faculty:Yuji Nakamura /International Studies
Course Objectives
In this class、functions and structures of public administration are explained through examining
sports and leisure activities as social phenomenon.Many Sportshave been exploited by
governments. Sport is one element of culture.I'd like to consider "the sports world" from a social
science perspective.
Course of Instruction
1.Sports and local government
2.Society and sports
3.Sports situation in Japan
4.Sports and central government
5.Characteristics and problems of sports policy
6.Historical and social characteristics of Japanese sports organizations
7.Environment and human rights of sports
8.RecreationalSports and competitive sports
9.Society and sports instructors
10.Management theories concerning professional baseball and football
11.International sports and politics
12.Sports and International exchanges
13.International public administration and sports
14.Sports activities and citizen participations
15.Critical analysis of sports and leisure administration
Grading System
Students in this class are rated mainly according to the result of the final examination.
Text、etc
Materials concerned are distributed to you in each lecture.
Instructor's Comments
The sports world epitomizes human society. There is a saying:The sports does notmatter much,
but sports is everything. If you agree that sports is important、I hope you will attend this class.
Key Words:Complex field, public administration, Sports politics, civil activity leisure activity
Course Title: Seminar in Public Administration
Course Classification: Specialized Education
Term of Instruction: Second Term
Course Level:Junior
Type of Course:Lecture
Credits:2
Instructor/Faculty: Yuji Nakamura /International Studies
Course Objectives
Students attending this seminar are going to research practical administrative
activities.Concretely,they are required to clarify policy problems concerning government activities
by gathering materials on specific administrative incidents and interviewing government official
concerned according to their own respective interest. Moreover,this seminar would like to consider
what the relationship between citizens and administration ought to be by conducting a
questionnaire and experiencing citizen activities.
Course of Instruction
1.Extent of administrative activities and its nature
2.Boundaries of administration by law
3.Various kinds of administrative activities:part 1
4.Various kinds of administrative activities:part 2
5.Policy problems in central government
6.Policy problems in local government
7.Reform in decentralization of power
8.Method of citizen questionaire research
9.How to read government publications
10.How to gather government materials
11.Analysis of administrative activities
Grading System
I will rate students attending this seminar after considering all the factors such as ability in
reading government documents, taking an active part in the research activity,quality of analysis
and planning.
Text,etc
Masaru Nisshio, gyoseinokatsudo (Hosodaigaku-kyoikushinkokai),
Katsumi Yorimoto, Jithinokeiseitoshimin (Todaishupankai)and
Michio Muramatsu Nihonnogyosei(Tyuokoronsha,)will be a good reference book for the
course.
Instructor's Comments
The content of this course depends on your awareness of the issues.Students in this seminar are
expected to consider how administration should cope with changing social situations.