参 照


授業科目名

地方自治論

科目コード

K130351

科目区分

専門教育科目

開講時期

後期

学部・学科等

国際学部 国際社会学科

曜 日

月曜日

必修・選択区分

選択

時 限

3 4 時限

標準対象年次


授業形態

講義

単位数

2 単位

教室名

イメージラボ(峰)

担当教員名

中村 祐司



e-mailアドレス(代表者)

yujin@cc.utsunomiya-u.ac.jp

オフィスアワー

(月)1300-1400 中村祐司研究室

対象年度

2008 年度

授業の概要

【授業の目標およびねらい】 
 地方分権や市町村合併をめぐる論議、予算や財源・権限の行使、さらに意思決定過程
等について考察する。受講生自身が地方自治に関するテーマを設定し、そのテーマに関
するレポートの作成に取り組む。

【前提とする知識・経験】 
 国内外を問わず、地方自治体が提供するサービスに何らかの関心を持つこと。

【授業の具体的な進め方】 
 1993年以降の日本における地方分権の流れを把握する。国会における地方分権推進決
議、地方分権推進委員会の諸勧告、地方分権一括法の成立と施行、その後の地方分権改
革推進会議の中間報告や最終報告、さらには近年の市町村合併をめぐる国の誘導政策と
地方の対応など、国全体の動態を包括的に把握する。

【授業計画】                                 
第1週 地方分権とは
第2週 地方分権の事例
第3週 地方分権の流れ
第4週 これからの地方分権の課題                       
第5週 市町村合併の現況                        
第6週 市町村合併の流れ                           
第7週 栃木県内市町村合併事情                 
第8週 市町村合併をめぐる今後の課題  試験の実施         
第9週 レポート作成にあたって           
第10週 市民・地方政府・中央政府    受講生によるレポート中間報告 
第11週 地方行政活動の実際       受講生によるレポート中間報告 
第12週 地方自治と政策 
第13週 自治体における文化行政 
第14週 自治体の国際政策        提出レポートをめぐる議論 
第15週 市民活動の成熟とは       提出レポートをめぐる議論

【教科書・参考書・教材と入手方法】
 教科書 中村祐司著『“とちぎ発”地域社会を見るポイント100』(下野新聞新書2)
 *教科書は講義2回目ないしは3回目に教室で一括して販売(1000)しますので、
事前には購入しないようにしてください。

【成績評価方法】 
 出席(30%)、中間に実施する試験と期末に提出するレポート内容(40%)、講義や
レポートをめぐるディスカッションの際の積極的発言と発言内容(30%)。秀は上記各
評価において極めて優秀な結果(例えば全出席、的を射た質問や意見の提示、卓越したレ
ポート内容)を出した受講生に与える。

【教員からのメッセージ】
 この講義の成果であるレポートを積極的にインターネット上に公開していきたい。な
お、履修を検討するにあたって受講生には「宇都宮大学国際学部行政学(中村祐司)研
究室」のホームページhttp://gyosei.mine.utsunomiya-u.ac.jp/を参照願いたい
(Yahoo Japan!等の画面で「中村祐司」で検索するとアクセス可)。

授業の方法