参 照


授業科目名 卒業研究準備演習 科目コード K199507
科目区分 専門教育科目 開講時期 後期
学部・学科等 国際学部  曜 日 月曜日
必修・選択区分 必修 時 限 7 〜 8 時限
標準対象年次 授業形態 講義
単位数 2 単位 教室名 行政学資料室
担当教員名
中村 祐司
e-mailアドレス(代表者) yujin@cc.utsunomiya-u.ac.jp
オフィスアワー 特に設けないが、e-mailか電話による事前連絡を受け、面会の日時調整を行う。
対象年度 2006 年度
授業の概要
<授業の目標およびねらい>
 他大学行政学ゼミとの共通テーマをめぐるジョイント合宿(11月下旬か12月初旬の2泊
3日程度)と全国のゼミが政策立案を競い合うISFJ政策フォーラム(12月第1週の土
日)に向けた研究がこの演習における中心的な活動になる。また、卒論提出を間近に控
えた4年生との付き合い、さらには、就職や進路、ゼミ以外の学生生活、卒業生からの
アドバイス、他のゼミとの交流等、同期・学年間の「縦横の連携」を構築していきた
い。
<前提とする知識・経験>
 学問や進路等について他大学の学生と交流し刺激し合うことに前向きな考えを持って
いること。ゼミ活動の成果を積極的に電子媒体上(研究室HP)に掲載する労を惜しま
ない者であること。  
<授業の具体的な進め方>
 ジョイント合宿と政策フォーラムに向けた論文の準備が中心になる。前期の行政学演
習での統一テーマを両方の発表に生かすようにしたい。ジョイント合宿や政策フォーラ
ムでは、このゼミの成果が学内だけでなく外部から評価されることになる。いわば学問
的な「他流試合」を経験することで、大学内だけでは味わうことのできない緊張感と達
成感を得ようとするものである。
 なお、ジョイント合宿の場合、共通テーマが「民間委託」であり、このゼミでは「学
校給食」をテーマに研究した。また、分科会のテーマは「地方分権」「福祉・環境」
「交通」「まちづくり」「教育」であり、「RDFによるゴミ処理の評価分析」(福
祉・環境)、「公教育の分権化」(教育)についての発表を行った(02年度の場合)。
 政策フォーラムでは、「金融」「財政」「企業・産業」「社会保障」「都市・交通」
「外交・安全保障」「環境」といった分科会があり、ジョイントでの発表を生かす形で
「RDF(ゴミ固形化燃料)を利用したゴミ処理施設の評価分析」(環境)についての
発表を行った(02年度の場合)。
<授業計画>                                 
 予習文献は各回毎に適宜提示する。
  第1週 共通テーマの設定                                                     
 第2週 分科会テーマの設定
 第3週 資料収集・インタビュ活動の開始
 第4週 収集資料・文献の検証作業                                            
 第5週 レジメ作成作業1                                                     
 第6週 レジメ作成作業2                                                     
 第7週 模擬発表1                                                         
 第8週 模擬発表2
 第9週 論文草稿の完成
 第10週 論文の完成
 第11週 発表レジメの完成とプレゼンテーションの練習
 第12週 ジョイント、政策フォーラムをめぐる反省会
 第13週 論文、レジメ等の研究室HP掲載作業
 第14週 研究室卒論発表会の運営準備
 第15週 次年度以降の発表予定をめぐる日程調整
<教科書・参考書・教材と入手方法>
 教材を適宜提示するが、演習生によるインタビュや一次資料の収集が中心。
<成績評価法>
 毎回の出席は大前提。ゼミ運営やHP作成、新規アイディアなどをめぐる意欲的な意
見提示と実務面での貢献(40%)、論文作成に対する貢献度(40%)、とくに行政学研
究室の卒論生や院生との積極的なコミュニケーションの達成(20%)。
<教員からのメッセージ>
 このゼミをステップに、4年次の卒論作成と進路決定に向けて大きく飛躍してほし
い。
授業の方法