参 照


授業科目名

初期セミナーA

科目コード

G103474

科目区分

初期教育科目

開講時期

前期

学部・学科等

共通教育 

曜 日

水曜日

必修・選択区分

選択

時 限

1 2 時限

標準対象年次


授業形態

演習

単位数

2 単位

教室名

イメージラボ(峰)

担当教員名

中村 祐司



e-mailアドレス(代表者)

yujin@cc.utsunomiya-u.ac.jp

オフィスアワー

(月)1300-1400 中村祐司研究室

対象年度

2008 年度

授業の概要

「国際社会を見る眼を養おう―インターネット情報を利用した国際変動の理解―」

【授業の目標】
 中央政府から個人に発信の担い手が及ぶ国際政治情報、国際行政情報に注目し、国際
社会に関する各自の興味に応じた発表を通じて政府関連情報への理解を深める。
【前提とする知識・経験】
 変動する国際社会に対する関心があること。とくに政府やメディアが提供する電子情
報に関心があること。
【授業の具体的な進め方】
 国際社会を理解する上で、「時代の申し子」ともいえるインターネット情報を活用し
ない手はない。政府やメディアから個人に至る多層的な主体がIT(インフォメーショ
ン・テクノロジー)を通じて、国際社会に関連する情報を発信しているのかについて、
国際政策領域を選定し、各自の好奇心に沿って調べた上でレポートにまとめる。
【授業計画】 予習文献は各回毎に適宜提示する。
 第1週 インターネット情報の拡大・普及の背景と国際社会
 第2週 国際社会におけるインターネット情報と波及課題
 第3週 国際社会を理解するための不可欠な視点
 第4週 国際機構の機能と役割をめぐる課題
 第5週 現代における国際社会の課題
 第6週 国際情報をめぐる政府発信の動態
 第7週 国際社会と電子メディアの利用
 第8週 国際社会に関わる個人情報の発信
 第9週 インターネット政府情報の社会的影響力
 第10週 インターネットと国家及び社会の変容
 第11週 国際社会におけるIT戦略
 第12週 サイバーテロの脅威と政府対応
 第13週 ハイテク社会の落とし穴と国際情報をめぐるバイアス
 第14週 国際情報提供をめぐるシステムの課題
 第15週 国際社会を見る眼を養うために私たちには何ができるのか
【教科書・参考書・教材】
教科書:中村祐司「“とちぎ発”地域社会を見るポイント100」(下野新聞新書2)*
教科書は当セミナー2回目ないしは3回目に教室で一括して販売(1000)しますの
で、事前には購入しないようにしてください。
【成績評価法】
 出席(30%)、期末に提出するレポート内容(40%)、毎回のセミナーやレポートを
めぐるディスカッションの際の積極的発言と発言内容(30%)から成績評価を行う。秀
は上記各評価において極めて優秀な結果(例えば全出席、的を射た質問や意見の提示、レ
ポート内容の卓越性など)を出した受講生に与える。
【教員からのメッセージ】
 国際社会のメカニズムをインターネット情報等を通じて理解したいと思う学生の参加
を望む。このセミナーの成果(レポート)を研究室ホームページに掲載する。詳しくは
「宇都宮大学国際学部行政学(中村祐司)研究室」のホームページ
http://gyosei.mine.utsunomiya-u.ac.jp/を参照(”Yahoo Japan”等の画面で「中村祐
司」で検索すれば容易にアクセス可)。

授業の方法