2008年度初期セミナー―国際社会を見る眼を養おう―

 

レポートについての担当教員(中村祐司)のコメント 

 

各タイトルをクリックすると各レポートが提示されます。)

 

 

氏 名

テ ー マ

小林ひとみ

就学生が考える生活空間と地域社会

県内就学生に考察の焦点を絞った。アンケート調査の提示もレポートの質を高めている。就学生について、活字資料では見出されないであろう複数の課題の指摘が大変興味深い。現場で継続している貴重な経験が新しい知見に結実している好レポート

宮本茜

ホロコーストは実際にあったのか

まさに「この難しい問題」については、即行性が売りの電子媒体よりも、歴史の審判を受けた紙媒体書籍を考察対象として取り上げるべきなのだろう。電子媒体は情報の加工や感情の突出が容易に噴出しやすいという面で怖い側面を有すると感じた。

高橋明日香

ブッシュ政権への批判と賞賛

政権を総括しようというスタンスはとても大切だと思う。しかし、そのためには「7分間スピーチ」に絡む内容分析、「戦争好き」の意味内容、なぜ人々の一致団結と戦争とが「当然」に直結するのかなど、時間をかけた粘り強い考察が不可欠なはずだ。

仲田由香里

四川省大地震と国際協力〜救助・医療を通して生じたもの〜

今回の援助と受け入れが日中関係の好転につながるという見方が提示された。「すばらしい対応」の中身(現地での援助活動内容や受け止め方など)を記述に盛り込む必要があったのでは。各新聞報道を見比べるといったアプローチ方法もある。

中村祐司(担当教員)

北京五輪と四川大地震―政策状況の激変から見えてくるもの―

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