<ゼミの学習>

行政学演習A(前期)

前期は主に小規模のグループで学習するスタイルとなります。自分の興味のあるテーマを選び1つのレポートとして書き上げます。1ヶ月に1、2回ほど途中経過を発表します。自発的な現地調査が必要になるかもしれません。この機会を通じて行政に関する様々な知識を身に付けることができるといえるでしょう。

演習生が書いたレポートの一例を紹介すると「ユーゴスラビア紛争について」「日系ブラジル人の関係」という国際的な視野から行政学を考えたものから、今話題の「市町村合併」、「首都機能移転」「山小屋におけるし尿問題」などというものまで、必ずしも国内、しかもお役所だけの問題にとどまらず行政との関わりという視点から他団体について調べているものが多いといえるでしょう。

 

<2003年度シラバスより>

 <授業の目標>

 本演習では、各自の興味・関心にもとづき、実際の行政活動を対象とした実証的な調査活動を行う。例えば、各省庁や自治体が抱えている政策課題について、政府刊行物や面接取材によって一次資料や最新の情報の収集に努め、変動する社会状況への行政対応の在り方ついて考察する。また市民意識調査の実施や市民活動への参加を通して、「現場」における市民と行政の在り方を探る。

 今までの関連授業における個人によるレポート作成の経験を踏まえて、チームによる論文作成を目標とする。共同研究における役割分担や調整、チームワークの維持、さらにはゼミ内の人間関係についても深めていきたい。

<授業内容>

 この演習では講義形式の授業では得られないような、自分から学び、調査し、書くという研究活動を経験してもらう。個々人が関心を持つテーマを尊重しつつも、数回かけてゼミ生同士の話し合いによりこの演習での統一テーマを設定する。統一テーマ決定後、適切な役割分担を図り、一チーム2名以上で共同調査に着手する。

 書籍文献やインターネット情報を利用すると同時に、実際の行政サービスの現場に足を運び、いわゆる「足でかせいだ」資料収集活動に従事する。論文作成にあたっても章立てから執筆担当までゼミ生同士で話し合い、共通理解を維持しつつ、論文の完成を目指していく。毎回の演習ではレジメを作成し、これをもとに調べた事項の報告と質疑応答を行う。論文は研究室HPに掲載する。

 個人的にレポートを仕上げるのではなく、互いに議論しながら、意見の相違を乗り越えて「共同作品」としての論文を作成する。この経験を通じてゼミという一組織におけるチームワークや互いの協力関係についても学んでほしい。

<前提とする知識・経験>

 行政に対する関心があること。2年終了時までに行政学概論と地方自治論を履修済であることが望ましい。また、ゼミと並行して余暇政策論を履修することが望ましいが、たとえこれらの科目を履修していなくても、本人にやる気があればゼミ履修の妨げにはならない。チームを組んで研究に従事することに多少なりとも前向きな姿勢を持っていること。

<成績評価法>

 毎回の出席は大前提。ゼミ運営やHP作成、新規アイディアなどをめぐる意欲的な意見提示と実務面での貢献(40%)、論文作成に対する貢献度(40%)、とくに行政学研究室の卒論生や院生との積極的なコミュニケーションの達成(20%)。

<教員からのメッセージ>

 本演習の内容は受講生の問題意識により左右される。行政活動に関わる具体的な政策領域に関心を持つ意欲的な学生の参加を期待する。この演習の成果はその途中経過も含めて積極的にインターネット上に公開していきたい。

<授業の具体的な進め方>

 基本的にはゼミ生自身で演習の中身を構築していってほしい。受身の姿勢ではなく、自分たちがゼミの個性を形作っていくという気概がほしい。したがって、教員としては可能な限りアドバイスはするものの、常にゼミ生による自主的な活動を見守る姿勢を維持するつもりである。

<その他>

 本演習を通じて文献の講読力、資料の収集や面接取材といった調査活動における積極性や分析

の力量、施策立案をめぐる構想力などをぜひ身に付けてほしい。同時に大学生活における貴重な

人間関係の構築や交流を達成してほしい。

 

行政学演習B(後期)

後期は主にジョイント合宿やISFJ日本政策学生会議に参加するための学習会の時間となるため、前期とは異なる学習が中心となります。毎週1グループ15〜20分ほどで調べた結果を発表していき簡単に質疑応答をします。また内容によってはヒアリングに出かけたり、行政関係者と直に話す機会を得ることもできます。それによって文献を読むだけでは得られない知識や発見を見つけることができるでしょう。

詳しい内容はホームページ上のジョイント合宿やISFJのところでも見ることができますので参考にしてみてください。

 

<2003年度シラバスより>

<授業の目標>                                                  

 他大学行政学ゼミとの共通テーマをめぐるジョイント合宿(11月下旬か12月初旬の2泊3日程度)と全国のゼミが政策立案を競い合うISFJ政策フォーラム(12月第1週の土日)に向けた研究がこの演習における中心的な活動になる。また、卒論提出を間近に控えた4年生との付き合い、さらには、就職や進路、ゼミ以外の学生生活、卒業生からのアドバイス、他のゼミとの交流等、同期・学年間の「縦横の連携」を構築していきたい。

<授業内容>

 ジョイント合宿と政策フォーラムに向けた論文の準備が中心になる。前期の行政学演習Aでの統一テーマを両方の発表に生かすようにしたい。ジョイント合宿や政策フォーラムでは、このゼミの成果が学内だけでなく外部から評価されることになる。いわば学問的な「他流試合」を経験することで、大学内だけでは味わうことのできない緊張感と達成感を得ようとするものである。 2002年度を例にすると、10月の後期開始から集中的に論文の準備に取り掛かることになる。具体的には、ジョイント合宿の場合、共通テーマが「民間委託」であり、このゼミでは「学校給食」をテーマに研究した。また、分科会のテーマは「地方分権」「福祉・環境」「交通」「まちづくり」「教育」であり、「RDFによるゴミ処理の評価分析」(福祉・環境)、「公教育の分権化」(教育)についての発表を行った。政策フォーラムの場合、「金融」「財政」「企業・産業」「社会保障」「都市・交通」「外交・安全保障」「環境」といった分科会があり、ジョイントでの発表を生かす形で「RDF(ゴミ固形化燃料)を利用したゴミ処理施設の評価分析」(環境)についての発表を行った。

 今年度もテーマは異なるものの、ゼミ生自ら選んだテーマについて深く追求していくこととなる。論文の作成と同時に説得力あるプレゼンテーション、質疑に対する的確な応答の仕方も学ぶ。ゼミ生が互いに切磋琢磨することで、行政学研究室そのものの力量を高めていきたい。

<前提とする知識・経験>

 学問や進路等について他大学の学生と交流し刺激し合うことに前向きな考えを持っていること。ゼミ活動の成果を積極的に電子媒体上(研究室HP)に掲載する労を惜しまない者であること。                                                                     

 <成績評価法>

 毎回の出席は大前提。ゼミ運営やHP作成、新規アイディアなどをめぐる意欲的な意見提示と実務面での貢献(40%)、論文作成に対する貢献度(40%)、とくに行政学研究室の卒論生や院生との積極的なコミュニケーションの達成(20%)。

<教員からのメッセージ>                                                        

 行政学はそのイメージとは全く逆に、ある意味では最も「柔軟で生きた」学問ではないだろうか。研究対象が人間諸活動のあらゆる領域に及んでいるからである。

<その他>

 このゼミをステップに、4年次の卒論作成と進路決定に向けて大きく飛躍してほしい。

 

ゼミの環境

 行政学資料室というのが、先生の研究室の向かい側にあり、ゼミ生や院生が主に利用しています。資料室にはパソコンが3台、エアコン、冷蔵庫があり、とても勉強しやすい環境となっています。演習A、Bをとった人なら誰でも気軽にパソコンを利用することができます。資料室は他の研究室に比べると比較的生徒に開放されていて、先生の授業をとってあれば、入りやすいです。ゼミ生の仲は比較的よく、他のゼミ生も気軽に資料室に入りやすくなっています。(はじめにの写真を参照してください

 

1月

卒業論文の製本・新年会     

7月

就職活動・公務員試験

2月

卒論発表会、追いコン

8月

就職活動

3月

卒業旅行、卒業式          

9月

就職活動・大学院入学試験

4月

卒業論文のテーマ決め

10月

卒論中間発表 (予定)

5月

就職活動

11月

ジョイント合宿 

6月

就職活動・公務員試験      

12月

ISFJ政策フォーラム 卒業論文締切り・忘年会

 

前期お疲れコンパにて。ねみー。

卒論発表会後に記念撮影。

 

 

   
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