「インドネシアにおける憲法改正と議会制民主主義」
〜大統領直接選挙制の成果とその課題〜
The
Amendment to the Constitution and Representative Democracy in
Results and Problems of the Direct Presidential Election
第一節 スハルト新秩序体制の政治的特徴
１．ゴルカル翼賛体制の構築と選挙制度
２．民選規定欠落とスハルト政権の長期化
３．国軍の「二重機能」と政治参与
第二節 改革要求とスハルト政権の崩壊
１．開放路線の転換と言論取締り
２．メガワティの登場に見る改革要求の広がり
３．スハルト7選と退陣要求の拡大
第三節 1945年憲法とスハルト「新秩序」体制
第一節 ハビビ政権下における「政治改革」
１．ハビビによる改革の取り組み
２．政治3法の整備と政治的自由の確立
第二節 憲法改正と政治制度の変化
第三節 新制度下の選挙と民主主義のルール
１．1999年総選挙とワヒド選出の混乱
２．1999年総選挙と2004年総選挙の比較考察
第四節 過渡期政権のレフォルマシ（改革）
第一節 イスラーム政党の伸張
１．スハルト期におけるイスラーム勢力の動向
２．スハルト政権崩壊以降のイスラーム勢力の動向と総選挙
第二節 ジャカルタ憲章とパンチャシラ
１．ジャカルタ憲章の取り扱い
２．憲法改正とジャカルタ憲章復活論
第三節 ポストスハルト期のイスラームと政治
１．都市のイスラーム復興
２．イスラーム勢力と政治関与
第一節 立法府と行政府の相互抑制
第二節 大統領直接選挙制導入とその課題
１．大統領選挙法の審議過程と法律条文
２．直接選挙による結果とその特徴
３．正副大統領と議会との関係
第三節 インドネシア政治の変革期
１．大統領選挙に見る有権者の投票行動
２．アリランに対する大統領選挙と有権者の変化
添付資料