余暇政策論                          990139u田面木千香

栃木県の観光事業対策

 

はじめに

世界遺産として認定された日光や、那須など全国でも有数の避暑地をもつ栃木県は、他の商工業はもちろん、観光産業が重要な位置を占めている県であると考えられる。実際、首都圏近郊に位置するという首都圏の観光客を引き寄せるのに適度な距離をおいた位置関係や、近年、日常生活において重要視されるようになった余暇への関心の高まりなど、「レジャー」、「レクリエーション」、「観光」、「リゾート」といった分野は今後、発展の余地を見せているものと考えられる。そこで私は、この分野における栃木県の取り組みの様子について調べてみようと考えた。

栃木県では、平成133月、21世紀初頭の郷土“とちぎ”づくりの基本指針となる栃木県総合計画「とちぎ21世紀プラン」を策定した。この新しい総合計画は、“21世紀初頭における郷土とちぎの将来像を描き、その実現に向け、今後5か年間の県の仕事の進め方やそれぞれの仕事の相互関係を明らかにする県行政の基本指針として重要な役割を担うもので、県行政の基本指針というだけではなく、県・市町村をはじめ、各種団体や民間企業、そして、県民の一人ひとりが郷土とちぎづくりを一緒になって考え、行動していくための共通の目標を示すという性格を併せ持つものである”とされている。

 

 

参考ホームページ

http://www.pref.tochigi.jp/newplan/index.html

栃木県総合計画「とちぎ21世紀プラン」の内容とともに、栃木県総合計画懇談会をはじめ、とちぎ21世紀フォーラムやインターネットなどにより、皆さんからお寄せいただいたご意見、ご提言などを紹介します。