ゆとり政策について
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自分の意見
今回の新しい学習指導要領は,平成1
4 年度から実施される完全学校週5 日制の下,「ゆとり」の中で「特色ある教育」を展
開し,子どもたちに豊かな人間性や基礎・基本を身に付け,個性を生かし,自ら学び自ら考える力などの[生きる力]を育成
することを基本的なねらいとして,次の四つの方針を重視して教育内容の具体的な改善を図りました。
豊かな人間性や社会性,国際社会に生きる日本人としての自覚を育成する
●
幼稚園や小学校低学年では,基本的な生活習慣や善悪の判断などの指導を徹底します。
やりすぎが心配。自己主張ができなくなる可能性があるので心配。
自ら学び,自ら考える力を育成する
ゆとりのある教育活動を展開する中で,基礎・基本の確実な定着を図り,個性を生かす教育を充実する
●授業時数は,現行より週当たり2 単位時間削減します。
●小・中学校の教育内容を授業時数の縮減以上に厳選し,基礎的・基本的な内容に絞り,ゆとりの中でじっくり学習しそ
の確実な定着を図るようにします。
その教科がその子にとって得意分野であれば、不得意な子に合わせるとその授業がその子にとっておもしろくなくなるのではないだろうか。個々に対して指導を変えなければいけないと私は思うが、先生は一度に20人〜30人も見なければいけない。そこで、私の提案として小学校の高学年から格教科ごとに得意な子ようのコースとそうでない子ようのコースをつくってはどうか。例えば、オーストラリアでは高校の数学が3コースに分けられていて格個人が自分のできそうなコースを選ぶという風になっていた。これを小学校の高学年もしくは中学校のころから行えばよいのではないだろうか。私が小学校の高学年もしくは中学校からと定めたのは、小学校の低学年ではまだ自分の得意分野を自覚できていない生徒が多いと思うからである。
●中学校及び高等学校における選択学習の幅を一層拡大します。
各学校が創意工夫を生かし,特色ある教育,特色ある学校づくりを進める
●「総合的な学習の時間」を創設し,各学校が創意工夫を生かした教育活動を展開できるようにします。
ここでは,知識を教え込む授業ではなく,
●自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考える力を育成すること
●情報の集め方,調べ方,まとめ方などの学び方や調べ方を身に付けること
をねらいとした授業が展開されます。
もし、この総合的な学習時間が有効に使われれば、生徒はいろいろなことが学べるように思う。しかし、現在のところこの時間を
どのように使うか先生の間では模索中という感じである。―> 政府は細かい先生の教育指導については格地方自治体に任せている。
これにより格地方自治体は先生の教育指導要綱みたいなものを作り始めている。それについても取り上げていき、政府が目指す教育
改革にそえるのか見ていきたい。
教育改革Q&Aより抜粋
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kaikaku/index.htm
政府の教育改革に対する質問とその回答が見られる
ゆとり政策のひとつとして授業数を減らすということが行われる。しかし、親は勉強の内容がやさしくなる上に授業数まで
減ると、学力低下につながるのではないかと疑問を抱いている。その疑問に対して政府は以下のように答えている。
新しい学習指導要領では,教育内容を基礎・基本に厳選し,子どもたちがゆとりを持って学習し,その内容を確実に身に付けられ
るようにしました。小・中学校の教育内容については,例えば,算数・数学,理科などは,現行と比べて3 割程度減らしています。
➔ まず初めに、文部省が行った「学校教育に関する意識調査」を見ると、学校の授業の理解度が小学生から中学、高校と大きく
なるにつれて減ってきていることがわかる。私が教えている中学生の子たちも数学を苦手とする子が多く、彼らが授業にまったく
ついていけていないことがよくわかる。中学生ともなると、自分は何が得意で不得意か自覚できるから、前にも述べたように
格教科ごとに得意な子コースとそうでないコースと分けて教えたほうがよいのではないだろうか。その教科が不得意であれば、
最低限のことがわかるようにすればよい。そうすれば、先生も生徒のレベルに合わせて教えることができる。
まとめ
今回、平成14年度から実地される週5日制の下、政府がかかげた「ゆとり政策」について興味をもったので調べてみた。まだ、
さわり程度しか調べられていないが、私はますますこの政策について検討してみたくなった。なぜなら、私たちの学習の仕方が
受験勉強だけのためであって、これからの学習はそうであってほしくないなと思ったからである。よく言われることに日本人は
大学に入る時は必死で勉強し、入ってしまうと多くの人が遊んでしまうと言う。これはなぜだろうか。私が考えるに大学に入る
までにあまりにも勉強しすぎて疲れてしまうからではないだろうか。ゆとり政策による学力低下を不安に思う親たちが子供に塾
を行かせるとゆとり政策の意味がなくなってしまうのではないだろうか。個人的にこのゆとり政策を支援したい。これからはもっと、
細かくこの政策を見ていき、改善するべき点などをあげ、この政策を検討していきたい。また、格自治体が作っている教育指導
要綱もみていきたい。
これからはこの指導要綱がゆとり政策の大きなかぎになると思うからであうる。