Miykaey010516

 

三宅 由佳理

 

行政とスポーツの関係は、古くから成り、私たちの生活に多大な影響を及ぼしている。市民の生活向上を目指し、自治体の経済を活性化するなどの目的が行政のスポーツ支援活動にはある。その一環として注目されるのが、Jリーグである。Jリーグ(J1J2ともに含む)に登録されているそれぞれのチームは皆、活動拠点地(HOME TOWN)を持っており、その地域に根ざした活動を展開している。J1チーム・ジェフユナイテッド市原のHOME TOWNである千葉県市原市では、ジェフユナイテッド専用の練習場である姉崎サッカー場を市民にも開放し、選手と市民との交流を進めている。また、少年サッカーチームの活動も活発で、ジェフ市原の選手による指導なども盛り込まれている。

http://www.city.ichihara.chiba.jp/youran/main.htm

スポーツ振興くじは、子どもからお年寄りまで、誰もが身近にスポーツに親しめる環境整備や、国際競技力向上のための環境整備など、新たなスポーツ振興政策を実施するため、その財源確保の手段として導入されたものである。平成10年5月に「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」が公布、同年11月に同法及び関係政省令が施行され、日本体育・学校健康センターがスポーツ振興くじの実施主体になるとともに、その収益をスポーツ団体や地方公共団体等に配分する役割を担うことになった。その性格は、宝くじのように「夢」を買うことで小口の「寄附」を募るというものであり、あわせて、試合結果を推理する楽しみという「知的ゲーム」の要素を加えたものである。

スポーツ振興くじのスポーツ振興政策目的は大きく分けて4つある。1つは誰もが身近にスポーツに親しめる環境の整備である。休暇の増えた市民または高齢化社会におけるお年寄りなどに対して、スポーツに親しめるよりよい環境作りがこれである。2つめはトップレベルの選手のための環境整備である。オリンピック等の国際競技大会で活躍する選手強化のための拠点整備がここの目的であり、ナショナルトレーニングセンターなどの設備が挙げられる。3つめは国際的スポーツ活動への支援である。日本で開催される国際的な競技会(オリンピック、アジア大会、ワールドカップなど)の開催を支援することである。4つめはスポーツ指導者の養成と質の向上のためでり、スポーツ指導者による指導を誰でも気軽に受けられるような体制づくりの他、指導者の養成や資質向上のための研修などに充てられる。

http://www.kuji.ntgk.go.jp/what.html

 

                収益の配分表

 

 

※国庫納付金は、青少年の健全育成、教育・文化の振興、自然環境の保全、スポーツの国際交流等に充てられる。

詳しい収益配分は、平成14年度から行う予定である。日本体育・学校健康センターでは文部科学省が中央教育審議会の審議を経て決定する収益の使途についての基本的方針を踏まえ、平成13年度に具体的な交付の基準及び手続き等を示す交付要綱を定めるとしている。

http://www.kuji.ntgk.go.jp/flow.html

 

JAいるま野・所沢事業部HP http://www.jatokoro.or.jp/