Yoka010530
しょっぱなからノート出せず。
だから今回は、
だから今回こそは!
気合入れてきます!
先週の口頭での説明をもう一度文章にしました。
・テーマ
二つの異業種統合ブランド、「willプロジェクト」、「トリビュート・リンク」についてがメインテ−マとなると思う。取りあえずここに切り口をもってきて比較だとか、価値だとか、「繋がることで生まれるもの」の可能性を深く掘り下げたい。
・ 動機?
最近、この二つのブランドを目にして、「何でこんなもん作ったんだ?」という子供のような疑問を持った。単純に言ってしまえば「手ぇ組めばなんかいいことあるんだろ?」的発想の上での思考であったのだが。それをテーマに発展させるのは多少の無理があった。メリットだけを書き連ねることもできるのだろうが、二つあるなら、いろいろ違うものだろう?比較、検討することでなんとかテーマとなりうるだろうか、疑問だ。しかし素材としてはちょっと魅力的かなと思うのだ。
少しだけ今週は掘り下げます。キーワードと二つのプロジェクトの概要になりました。
・ 「キーワード」
最近、よく耳にする言葉、「コラボレーション(collaboration)」。意味は(協力、共同、合作)などであるそうなのだが、使われる頻度が増えてきている。すなわち、いろいろな業界でコラボレーション、コラボレイトすることの頻度が高くなっているのだろう。その先駆けは音楽、ファッションといったいわゆる「若者」向けのものだった気がする。その代名詞として、音楽業界では「フィーチャリング」、ファッション業界では「Wネーム」といった言葉が市民権を得た。ファッションには疎いのでよくわからないが、音楽においては、俺自身もよだれが出そうな合作もあった。実際、音楽、ファッションといったものから始まった感のあるコラボレーション風潮なのだが、今となっては、短歌と絵画であったり、写真と詩のコラボレーションといったものも出てきた。もちろん、そこには「お互いの購買層獲得」という大人の前提はあったであろうが、文化的な色合いが強かったように思える。
逆に考えてみると、異業種合同プロジェクトの姿が見えてきたような気がする。経済的色彩が濃くなり、購買層へのインパクトと拡大を示唆するべき巨大なイメージ戦略ととらえることが出来るのではないか?しかし、コラボレイトすることの側面として挙げた文化的側面は残っている。大企業ゆえに普遍的、万人的にならざるを得なかったというのが今現在プロジェクトに参加している企業、または参加している人間の本音であろう。「感性」を駆使した新たなものを開発したい(創造したい!)という心意気は二つのプロジェクトに共通した意識ではないだろうか?
* 最初、「コラボレーション」という言葉のみをキーワードとして紹介するつもりでしたが、ある意味、本題の中でも重要と思われる言葉がたくさん出てきました。それらについても、一応自分の見解とその言葉に繋がる自分の意識というか、考えみたいなものも、書いておきたいと思います。
「若者」一応、自分の中では、俺も若者のつもりなんですけど・・・。具体的な定義をするならば、十代後半から、二十代ぐらいでしょうか。よく、最近の若者は、とか言われますがそのような事を鵜呑みにしていては若者なんてやってられません。
「フィーチャリング」あるアーティストがあるアーティストを迎え入れ、合作、共演するときに使われる名義のなかに頻繁に登場します。例えば、中村祐司という方が佐々木哲夫君という方を迎え入れた場合、名義として「中村祐司featuring佐々木哲夫」となるわけです。いわゆる「客演」扱いになるわけですが、あくまでも「共演」といった形で作品を発表する場合、別の名義を使う場合や、連名での発表となります。具体例を挙げると、「中村祐司・佐々木哲夫」や、「THE地方行政」といったかたちになるのでしょう。異業種合同ブランドにおいては、「共演・別名義」のタイプにカテゴライズされるのではないでしょうか。
「Wネーム」「連名」のカッコ良い言い方だと思います。
「お互いの購買層獲得」少なからず、経済的な思惑があるのは否めないでしょう?しかしながら、いまだ認知されていない人達に自らを売り込むための戦略的要素の他にも純粋なお互いを求める心意気みたいなものがきっとあるから「Will」のようなプロジェクトが成り立つのではないかと思います。
「感性」俺に感性があるかどうかは別として・・・、あの、「Will Vi」を造った方の感性には脱帽・・・。
感性と個性は少なからず共通する部分はあると思います。個性的なデザインで自らの感性を表現して欲しい、という意識があるのでしょう、きっと。
・ 二つのプロジェクト
「Will」アサヒビール、花王、近畿日本ツーリスト、コクヨ、トヨタ自動車、松下電器産業
「TRIBUTE.link」マツダ、TKタケオキクチ、ソニーミュージック、映画「サトラレ」
この二つのプロジェクトの概況を簡単に言葉にしてみた。
「Will」
* 商品「車」、「空気を洗うミスト」「パックツアー」「ビール」「パソコン」ete.
* 大企業ばっかし!
* あふれる生活感!
* 継続的に商品を発表、販売。
* 商品量が多い。
* 個々の連帯感は薄め?
「TRIBUTE.link」
* 商品「車」、「服」「音楽」「映画」
* どことなくスタイリッシュなイメージ。
* 期間限定。(HPは閉鎖済み)
* ゆえに商品は少ない。
* お互いの商品の繋がりは強い。
・ これから
上のような事柄だけでも、ずいぶんと違いが見えてきた。そこらへんを掘り下げていくことが来週以降の当面の目標か?
資料
「Will」http://www.willshop.com/
「TRIBUTE.link」残念ながら閉鎖済み。「日経エンターテイメント」から一部抜粋。
おすすめHP
「侍魂」http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/
とにかく見て欲しいサイトです。はっきり言って馬鹿馬鹿しいサイトだとおもう人もいるかもしれませんが、そのHPの中の「信念」というコンテンツにはとても共感しました。その他はとっても馬鹿馬鹿しいです、実際。