卒業論文

テーマ「益子町のまちづくりについて」

国際学部国際社会学科 030128A 斉藤久恵

<研究内容>

出身地である栃木県益子町のまちづくりに触れ、益子町のまちづくりの体制を明らかにする。その際、よりよいまちづくりをするためにはどのようなことが不可欠で、またはどのようなことが支障となっているか、益子町の財政面や、市町村合併問題を考慮した上でも分析したいと考えている。

 

<研究対象>

 ・益子町環境基本計画に含まれるリーディングプロジェクト

環境において重点的に取り組むべき施策として町が定めたもの。

 

ましこ町民大学

  益子教育委員会事務局生涯学習課の主催によって広く一般町民を対象として開催されたまちづくりの核となる人材を育成するための講座。

 

・町内のまちづくりボランティア

  環境ボランティア学校、百目鬼川清掃活動、エコクリーン研究室など。

 

<調査方法>

実際に環境ボランティア学校の活動に参加した体験をもとに調査を進めたいと考えている。またその際、環境ボランティア学校の代表の方々、ボランティアをともに体験した町民の方、ましこ町民大学を卒業した上でまちづくりボランティアを立ち上げた方々、ましこ町民大学において講師として関わってくださった、本校の廣瀬先生、藤本先生、北島先生たちからもお話を伺い、情報を得たいと考えている。もちろん、まちづくりにおいて行政との関わりは不可欠であるから、町役場の方からもお話を伺うつもりでいる。

益子町は自分の出身地であることからも、直接現場に出向くことも容易であるため、積極的に活動し、実際に自分で見て感じたことを一番のよい材料にしたい。

           

<研究目標>

まちづくりにおける課題を抽出し、その課題を解消するための提言をする。そのことによって、今後の益子町のまちづくりがよりよいものになること、また同時に、多くの人が益子町を知り、訪れてくれたらということを期待し、目標としたい。