2006年5月22日
国際社会学科4年 斉藤久恵
テーマ設定について
宇都宮のまちづくり、茂木の合併問題へと取り組んできたこともあり、卒論では改めて自分が住む町、
・陶器市の開催
例年、春のゴールデンウイークと秋の11月3日前後に開催。
販売店約50店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、美術品まで販売される。テントでは新進作家や窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことも可。焼物だけでなく地元農産物や特産品の販売も行われ春秋あわせて約50万人の人出がある。
*春風益子陶器市 2006年4月29日(土)から5月7日(日)
秋色益子陶器市 2006年11月2日(木)から11月5日(日)
全期日とも午前9時頃から午後5時頃まで
町の一大イベントともありこの時ばかりは道も大変混雑し普段とは全く異なる町になる。
陶器市からの疑問・・
・益子焼きに関心を持つ人は外からの人が多いのではないか。
・観光客層は高年齢層?
・益子住民の若い人は焼き物には興味を持たないのでは?(少なくとも私はあまり・・)
<益子焼作家育英資金応募要項>
趣旨 益子焼作家を発掘し育英すること。
応募資格 @益子焼作家を目指して有能かつ意欲的であること。
A年齢は原則として22歳以上。
B陶芸に見識のある者の推薦書があること。
給付用件 @給付を受けたときから10年以内に窯を持ち、10年以上
A毎年、事業経過報告書及び納税証明書を町長に提出しなければならない。
B益子焼作家育英会が指定する陶芸教室の指導員として、無給で勤務する。
選定 益子焼作家育英会選定委員会で選定する。
育英資金額 三ヵ年にわたり総額600万円以内。
応募資格は原則として栃木県外からの応募者に限る。
など、支援をするということにおいて町の目は町内には外向きのような気がする。
<その他町のあげるプロジェクト>
リーディングプロジェクトの推進
目指すべき環境像の現実に向けた基本的施策の中で、先導的役割を果たし、重点的に取り組んでいくべき施策で、町民、事業者、町が有機的な連携を図り、緊急的な行動に移せる事項をリーディングプロジェクトとして定め、積極的な推進を図る。
@手を携えて助け合い、いつくしみあう優しい環境のまちづくり
・ふるさとの川の復活を!(ふるさとの川委員会)
・ごみの減量化、私たちにも何かができる!(ごみダイエット作戦)
A命をはぐくむ、豊かな自然のまちづくり
・生命を支え、文化の根源たる里山のモデル地区づくり
B芸術、文化、教育の薫り高いふるさとを愛し、ふるさとに学ぶ環境づくり
・現地で見て体験する環境学習のネットワークづくり
C創意工夫を重ね、ムダを省く、新しい世紀の新しい地域環境づくり
・地球に優しい
<今後の展開>
今回は町の様々な分野での情報を取り込むことで精一杯になってしまった。また、町としては幅広い場面から課題を多く掲げているので、まちづくりにおいてどの部分を取り上げ、研究していくべきなのかまだ全く絞り込めていない。まずは課題の絞込みが早急に必要。
また前回紹介したごみ削減プロジェクトもまだ立ち上がったばかりのためか、ネットにも情報があがってこないため、調べられなかった。直接出向いて情報を得るしかなさそうである。
<参考HP>
とちぎVネット http://www.geocities.jp/tvnet1995/
月間地域づくり http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/book/monthly/0605/index.htm