卒業研究にむけて 10月15日
国際社会学科 福田拓郎
(1)自治体ホームページの果たす役割
@情報提供機能
(暮らしの便利帳、観光案内、統計情報など)
Aサービス提供機能
(公共施設予約サービス、図書検索サービスなど)
Bコミュニケーション機能
(意見募集、電子掲示板など双方向性を生かしたもの)
現時点では、これら全ての機能を持つ自治体ホームページは非常に少ないが、今後、AやBに該当する機能、さらには各種の行政手続きをホームページ上で行う機能が実現していくことによって、自治体ホームページは市民に対する総合窓口としての役割を果たすようになると予想される。
(2)情報化の推進を阻む要因
@ハード面
(財政難、情報基盤整備の遅れ)
Aソフト面
(職員、各部門の意識に温度差、競争のない環境)
(3)卒論の切り口
@自治体ホームページを活用した市民参加型のまちづくりの実現方法
具体的には(1)のBコミュニケーション機能を中心に取り上げ、宇都宮市が電子会議室を導入するプランを描く。
A情報化の推進を阻むものは何か
(2)を元に、自治体の抱える問題を探る。