宇都宮市の高齢者の地域活動
平成13年7月16日
国際文化4年 辻 裕介
NALC(ニッポン・アクティブライフ・クラブ)について
所在地 本部・大阪
各拠点・72拠点(北海道、青森、岩手、宮城、福島、茨城、群馬、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、新潟、富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、岡山、広島、香川、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島)
沿革 1994年4月20日 WACアクティブクラブとして設立
1998年5月31日 ニッポン・アクティブライフ・クラブ
1999年6月 7日
NPO法人認証(経済企画庁より)
会員数 10,915名(1999年10月1日現在)
組織 NALCは全国の会員の意見を反映した民主的な組織の運営から成り立っている。総会は年1回開催され事業計画、決算、予算、理事を選出している。事業計画は総会前の全国代表者会議で審議、理事会で具体的方針を決め、実行してゆく組織である。
運営費 NALCの運営費は、特定の団体に偏らず、会員の年会費とNALCの活動に賛同した民間諸団体からの寄付金、助成金で成り立っている。
・会費 年間4,000円
・賛助会費 団体 年間1口 10,000円(何口でもOK) 個人 年間1口 5,000円
・拠点収入 交付金、賛助会費、チャリティーバザー収入、運営寄付金、助成金など
・ 交付金 25,000円+1,500円×会員数 (25,000円は原則として設立後3年間支給)
設立目的及び事業
「自立・奉仕・助け合い」をモットーに、中高年の生きがいと社会参加、高齢社会にふさわしい地域社会の新たなコミュニティを作るため、@高齢者の介護・介助、家事援助と子育て支援を中心にあらゆるボランティア活動を行う。A会員の相互扶助ボランティアを時間預託制度をもとに展開する。B学習、健康づくり、趣味の会、親睦・交流の諸活動を活発に行って、会員同士の人間関係を密にするなどの事業を実施している。
*時間預託制度・・・自分が活動した分がポイントとして加算され、その加算されたポイント分だけNALCのサービスを受けることができる制度(自分以外の身内もこの制度を利用できる)
NALCの活動について
身のまわりの世話
親が寝たきりになった時や妻の急病、旅行時のペットの世話など核家族社会では“困った”事を各地域のNALCが手伝いをする。預託時間が無くても1時間につき、500円寄付として出せば(事務所経費として)サービスが受けられる。
ボランティア活動
ボランティア活動をする人のためには、ホームヘルパーやコーディネーターの養成講座。その他、「介護教室」「高齢者疑似体験教室」など老人介護に必要な勉強会が開かれており、充実したサービスを利用者に提供することができる。
NALCの催し物
肉体的にも精神的にも若さを保つように、様々な催しが開かれている。(ハイキング、麻雀教室、料理教室、講演会、ドライビングチェック、趣味の会etc.)その種類は多岐にわたり、利用者は自分に合った催し物に参加することができる。
今後について
8,9月にNALCが主催する活動に参加する予定