090501yoka
<やっちゃ場から“聖地”へ 不安の時代>(090417産経)
「インターネットでは「リグレト」というサイトが人気を集めている。ウェブ上に「ヘコンダこと」を打ち明けると、ほかのユーザーから「大丈夫だよ」「頑張って」などとコメントが返ってくる。励ましの言葉に癒され、「成仏」を選択すると書き込みが消えて、励ましを寄せた人に「ありがとう」のメールが届く。▽昨年10月の開設以来、月平均約350万ヒット。不特定多数のユーザーが書き込むだけのサイトとしては異例の数字だ。寄せられる悩みは「全面株安」「最終面接の返事がない」「兄が暴走族」などさまざま。悩み1件に対し平均5件、中には100件以上の励ましが集まることもある。▽リグレトにはユーザー名を書き込む欄がない。文字も丸みのあるフォントを使用。厳しい内容でも柔らかく伝えるための工夫だ」
<検索 急上昇 セツブロ>(090417毎日)
「日々節約に励む人たちが運営し、インターネットの日記ブログにレシピや節約法などを公開している。「1ケ月2万円の節約生活」は、夫と娘2人の4人家族で東京都在住の「マイティ」さんのページだ。住宅ローン返済のために、1カ月の食費を2万円に抑えている」「1ケ月2万円生活」は、闘病のため収入が激減した「共白髪21」さんが運営している。妻と息子と暮らし、食費のほか光熱費、日用品を含んで「1人1カ月2万円生活」を目指す」
<吉本新喜劇 君は笑える?>(090418朝日)
「「大阪は子供から年寄りまで来てますが、東京は10〜30代中心。客層が違う」。ルミネの昨年度の入場者数は約49万人で新喜劇はその一部。一方、新喜劇が漫才や落語と並ぶメーンの演目として、毎日上演されている大阪のなんばグランド花月の入場者数は年70万〜80万人だ」「新喜劇の構成要素には「ストーリーと演技、キャラクター、ギャク」の四つがあるが、地域に合わせてそのバランスも違う。実は東京ではギャクを期待される傾向にあり、「演技の面が比較的薄い」。むしろ大阪の方が「おもろいことを言わない」芝居重視のベテラン役者も出ているという」
<お金より銀行封筒が好き>(090422日経)
「家の中は集めた約二万種に及ぶ金融機関の封筒であふれかえっている」「地元の名所の絵をカラフルに刷る凝った封筒があれば、行名を入れただけの茶封筒もある。数カ月でデザインを変える銀行があれば、長年同じ型を守る信用金庫もある。▽金融機関の個性を反映した封筒に魅せられ、6年前、43歳で活動を開始。同じ趣味の仲間十人とともに「封筒友の会」を私が発起人となって作り、日々収集に邁進している」「05年4月1日、ペイオフが全面解禁。その前後、金融機関の統廃合が相次いだ。私はなぜか無性に寂しくなり、消えゆく名前を残したいと強く思った。▽「封筒を送ってください」。対象の金融機関に手紙を書いた。返信用の切手と封筒を添えて。当然だが、大抵は無視される。だが中には群馬のかんら信用金庫(現しののめ信用金庫)のように「どんな形でも名前が残るのはうれしい。協力させてください」と親切に対応していただいたところもあった。心が震えた」「今、最も力を入れる“仕事”がある。金融機関の統廃合の歩みを一覧の図で表示し、各銀行の名前の下にコレクションの封筒を張ったパネルを作ることだ」
<「直葬」 都市部で広がり>(090421読売)
「死後に通夜や告別式を行わず、遺体を火葬するだけの「直葬」が広がっている。以前は身よりのない人などを対象にした福祉的なサービスだったが、今や一般化してきた」「都内在住の主婦(58)は話す。大金がかかった義母の葬儀。あいさつ回りが大変だった母の葬儀。義父の葬儀では、800人もの会葬者が集まったが、大半は夫や夫の兄弟の会社関係者だった」「夫はもちろん、兄弟、親類にも自分の考えを伝えたうえで、死後、直葬にして遺灰を桜の木の下に埋めてもらうというシンプルな内容の生前契約を、都内のNPO法人と結ぶことにした」「直葬とは、・・・・自宅や病院などからそのまま遺体を火葬場に送り、火葬にすること。ひつぎ代や搬送費、業者の人件費程度ですませられるから、費用は安い」「「今では、都市部では2〜3割が直葬」「決して心がこもっていないわけではない。人々の価値観が多様化していることの表れ」「儀式を無価値と切り捨てるのは疑問。儀礼を通じて安心感を得たり、けじめをつけたりできるということも忘れないでほしい」」
<学んだ知識、起業に生かす>(090421産経)
「私が作ったバッグブランド「オリヒメ」です」「「その日の気分や服に合わせて使えるPCケース」をコンセプトに昨春、自ら企画し、売り出したところ、学生の口コミやインターネット販売を中心に1年間で500個以上を売り上げた」「デジタルカメラや各種モバイルに対応するケースなど取り扱いアイテムは23種類にも上り、特に若い女性の間で話題を集めている」「起業して半年間は、見積書や請求書の書き方も分からず、右往左往する毎日。最近は学生の起業も珍しくないが、「厳しい現実に直面すると『筋違いでは』と落ち込むことの連続だが、いちいち精神的に振り回されない」と決めている」
<迷惑メール 62兆件>(090421毎日)
「昨年、世界で発信された迷惑メールは62兆件で、330億キロワット時の電力が使われた。日本の一般家庭の年間消費電力(電気事業連合会、07年度)に換算すると、約920万世帯分に相当する。▽費やされた電力は迷惑メールの削除に52%、個人に届く前に識別して排除するフィルタリングの際、必要なメールを迷惑メールと誤認していないかどうか検証する作業に27%という」「利用者が迷惑メールに気づいて削除するのに平均3秒かかると仮定すると、昨年1年間に延べ1040億時間が費やされた計算だ」
<開幕まで1年 上海万博に金融危機の影>(090422産経)
「万博を中国の大衆に向けた「ショーケース」と位置づける日本のパビリオン建設は順調だ」「官民挙げて130億円を投じ出展する「日本館」・・・・。愛称は公募で中国語が「紫蚕島」、日本語は「かいこじま」と決まった。トヨタ自動車などスポンサーからの資金は60億円を超える。▽日本はさらに、企業が主体の「日本産業館」と、大阪府と大阪市による地方自治体としての出展もあり、最多となる3館の正式契約が済んだ。万博事務局側は350万人とはじく海外からの入場者のうち、100万人以上が日本から訪れると期待する」「万博には230以上の国、地域、国際機関が出展を表明している」「独自にパビリオンを建設する約40カ国のうち、着工済みは12カ国にすぎない」「米企業には、中国市場にはあくまで独自にアプローチしたいという戦略が本来あり、各企業が“同居”し独自のPR色が薄まりかねない「米国館」にはメリットを感じにくい」
<あなたの携帯、大丈夫? 国策・・・・3年後に終了>(090422産経)
「NTTドコモが、第2世代携帯電話「mova(ムーバ)」のサービスを平成24年3月に終了する」「周波数を割り当てている総務省は、ムーバなど第2世代の携帯電話が使用する周波数帯を再編することを決定。この周波数帯は細切れに使用されて有効活用されていない。第2世代の台数減少もあり、撤退させることで周波数帯をまとめ、効率的に利用しようというわけだ。ムーバの契約数は昨年末現在で約666万件。ピーク時(平成15年8月)の約4440万件の2割近くに減ったものの、まだかなりの人が利用している」「契約事務手数料を無料にして、今年6月末では購入代金を最大1万5750円割り引くキャンペーンも実施している(機種は限定)」
<地産地消「食の楽園」追求>(090425産経)
「ろまんちっく村:宇都宮市が平成8年9月、農林業の振興や地域活性化を目的に設置した公園。農産物の収穫体験や直売、温泉施設の利用などができる。当初、市など8団体が出資した第3セクター「株式会社ろまんちっく村」が運営したが、類似施設の競合や長引く不況などで施設利用者や売り上げが減少。17年度に民間活力の導入を図ろうと指定管理者制度を導入したものの、候補となった業者が粉飾決済の発覚で辞退したこともあった。昨年4月から、県外企業3社が出資する「フォーマーズ・フォレスト」(宇都宮市新里町)が指定管理者として施設を運営している」「顔の見える素材で安心安全な食を追求するために、共通意識を持つプロのシェフを起用し、地産地消にこだわる食の展開を図りました。フェースツーフェースを大切にするため自動販売機やゲームを減らし、農林公園ならではの世界観にこだわりました。また、物販に関しても、お土産品を中心とした観光要素と農産物や花などの「道の駅」的な日常要素を園内にちりばめ、回遊性を高めました」
<祝日ってくるくる変わるの?>(090425日経)
「祝日が日曜に重なるときは、その日の後で最も近い平日を休日にする」「今年は憲法記念日の三日が日曜だ。ということは、翌四日(みどりの日)も五日(こどもの日)も祝日だから、三日に最も近い平日の六日が振り替え休日となる」「祝日と祝日に挟まれた平日は休日になる」「海の日は03年から七月第三月曜になった」「戦後、祝日法を制定したときの祝日数は9日。何度か改正があり、今では15日に増えた」「戦後、祝日の候補日は30以上あり、なかには七夕やメーデーも。9日に絞ったのは、多すぎると経済復興の力がそがれるとの理由のほか、祝日を祝う気持ちが分散するという判断もあったんだって。15日に増えた今、改めて一つ一つの祝日の意味を考えないと」
<5年生大学具体化を>(090427日経)
「さらに学士の質保証を困難にしているのは、就職活動である。▽現在、三年生になると就職について様々な催しが始まる。そして三年生後半は、いよいよ本格的な就職活動となる。私の大学でも、「私、就活生」という就職情報企業の広告が学内各所にあるのに驚いてしまった。なんということであろう。学生は学生である前に、就職活動生だというのだ▽かつては大学と企業の協定で、四年生の十月が就職活動の解禁日だった。しかしバブル崩壊後は崩れに崩れ、今は四年生五月の連休明けに、すでに六−七割の就職が決まっている」