080416yoka 講義メモ                                       中村祐司


<資料1>

東京ディズニーランドが15日、開演25周年を迎える。隣の東京ディズニーシーとあわせ入場者は年間2500万人超。・・・・・「夢と魔法の王国」も、次の一手の工夫に水面下でもがいている」


「「あいさつ、スマイル、言葉遣い、アイコンタクト。礼儀正しさの要素は、この四つ・・・」・・・企業や学校向けの研修「ディズニーアカデミー」」

83年に千葉県・舞浜地区で、32のアトラクションでスタートさせた。初年度の入園者数は993万人。01年に「シー」が開業し、いまは合わせて67のアトラクションがひしめく。開発費だけで約5000億円。・・・・・07年度の来園者は2542万人と当初の2.5倍に膨らんだ。」


「しかし、舞浜地区の開発余地もほぼ限界。・・・▽昨年春には、ディズニーキャラクターを使った新しい屋内型エンターテインメント施設を、地方につくる構想を打ち出した。・・・・福岡市で複合商業施設「キャナルシティ博多」を開発した福岡地所の桑野隆裕常務は、キャナル近くにつくる予定の新商業施設への進出を求め、手を挙げている。・・・・▽00年には、「非ディズニー」のキャラクタービジネスにも手をつけ、独自のキャラクター「ネポス・ナポス」を開発したが、ほとんど世間には認知されていない。福島社長は「新しいものをゼロからつくるのは難しい」と話す。


1時間半をかけて園内の花や草木を見て回る「フラワー&ツリーツアー」。人気のアトラクションは素通りだ。「シー」内の24万本の樹木と100万本の草花を生かし、年齢層の高い客の来園を狙う。」


「キャスト」と呼ばれる約18000人の準社員らが、お客にぶつからないように立ったままゴミを拾い、雨の日にもベンチをふいて異常の有無を確かめる。・・・福島社長は「ライバルはお客様。目の肥えた来園客に、いかに期待通りのサービスを提供するかだ」と話す。


83年は日本の「テーマパーク元年」と言われ、地方活性化の起爆剤にと各地にパークができた。87年にできたリゾート法(総合保養地域整備法)が自治体主導の開発を加速。安易な構想も多く、バブル崩壊後に破綻が相次いだ。・・・・・▽レジャー産業に詳しい柳田尚也・社会経済生産性本部主任研究員は「若者はネットや携帯電話に時間とお金を掛け、車離れを起こしている。休日は家で過ごす層が増えているのではないか」と指摘する。」

080415朝日「東京ディズニーランドきょう25周年 「夢の王国」多角化手探り 来園2.5倍舞浜手狭に)



<資料2>

「北京市は14日、五輪開幕前の720日から北京パラリンピック閉幕までの920にかけて、粉じんの発生源とされる市内の建設土木工事を原則全面停止する「空気質量保障措置」を発表した。▽このほか汚染物質排出が多いと認定された市内19工場の操業も停止させる。市環境保護局の杜少中副局長は「汚染状況が深刻になった場合は、さらに厳しい措置を取ることもある」と話した。」(080415読売「五輪の夏 工事しません)


<資料3>

「PHS大手のウィルコムとシャープは14日、大きさが新書程度なのに、ノート型パソコン(PC)と同等の性能を持つ携帯電話端末「ウィルコムD4」を開発し、6月中旬に発売すると発表した。・・・・・

▽D4は米インテルの携帯端末向け最新CPU(中央演算処理装置)「アトム」と米マイクロソフト(MS)の基本ソフト「ウィンドウズ・ビスタ」を搭載し、MSのビジネスソフト「オフィス」を標準装備。ハードディスクの記憶容量は約40ギガバイトで、ノートPC並みの性能だ。・・・・」

080415毎日「PC並み携帯端末」)

<資料4>

「通話だけしかできなかった一昔前と違い、携帯は今やインターネットへの接続をはじめ、パソコン以上の機能を持つ機種もある。一方で、親の目の届かないところで使えるため、携帯のメールやネットの利用で犯罪に巻き込まれるケースも少なくない。・・・・」

「最近では子どもが被害者になるだけでなく、加害者、犯罪者になるケースも出てきている。・・・・▽携帯各社は今年2月から、新規契約の未成年者の携帯に原則的にフィルタリングをかけ、保護者からの特別な申し出がない限り、こうしたサイトを見られない措置を取っている。とはいっても、ネット上の危険を完全に排除することは難しい。・・・・・▽「ネット機能がある以上、いくらフィルタリングをかけても抜け穴はいくらでもある。むしろ、『フィルタリングがあるから安心』と子供の携帯利用に無関心になることの方が怖い」と指摘する。」

「内閣府の推計では携帯を使っている小中高生は約750万人。子供の携帯利用は、「着メロ」や「ケータイ小説」など新しい文化を生んだと肯定的な意見もある。・・・・▽「ネットでいろいろな人と簡単につながってしまう携帯が成人向けメディアというのは世界の常識で、これほど多くの子供が利用している国は日本だけ。安全のために子供に持たせるなら、位置情報のためのGPSと通話機能のみの携帯で十分。本当に必要なのか親子で話し合い、持たせるときは親の管理の下で使わせるべきだ」」(080415産経「どうする?子供のケータイ」)


<資料5>

「「小児科病棟に6歳の少女が入院しています。よしみちゃんといいます。アグネス・チャンのことが大好きで、いつも歌っていますが、白血病で余命幾ばくもないのです。生命の火が消える前に、ぜひアグネスに会わせてやりたい・・・・・」」

「よしみちゃんは小さな個室で待っていた。アグネスをまねた、長い髪。高熱のために流れる汗を、看護師がふいてやっていた。」

「「アグネスが入ってくると、よしみちゃんは1分くらいじっと見つめた。そして急に、声を上げて泣きだしたんです。いたいけな少女が、喜びに言葉が詰まって号泣する姿を私は初めて見ました」▽目頭を押さえる看護師たち。小川ももらい泣きした。誰も言葉を交わさない。静かな時間が流れた。▽のちに看護師が教えてくれたが、よしみちゃんは、アグネスに伝えたい言葉を何度もリハーサルしていたのだろう。ただ「喜びが言葉に出なかったんですね」。▽泣きやんだ少女は、小さくか細い声で歌い出した。・・・・・」

「ただ、カメラマンを同行して、病室で撮影した。放送用ではなく、よしみちゃんに贈るための記念写真を。・・・・」

「数日後。看護師から電話があった。」

「夕べ、よしみちゃんはアグネスさんと撮った写真を胸に抱いて、静かに息を引き取りました」

「小さな命が消えた悲しみと、間に合ってよかったという安堵と。」・・・・・

「写真は、棺の中へ一緒に入れられたという。」

080414産経「人、瞬間 白血病の少女とアグネス」)