地域通貨 〜お店とボクと、時々、ワセダ〜

                           早稲田大学 社会科学部

中村(辻)ゼミ 共通班

 3年 飯和哉 伊藤大輔 鈴木良太

2年 井上惇 有働潤一 柴崎直之

 

今回私たちの班では「地域コミュニティのゆくえ」という趣旨のもとで、「地域活性化における地域通貨の可能性」というテーマを設定して発表していこうと思う。本発表では都内近郊で行われている地域通貨の事例をいくつか挙げ、そこから見えてきた課題・考察をもとに、私たち大学生の視点だからこそ浮かび上がる、商店街・大学生双方にメリットがある地域通貨システムを提案していきたいと思う。

 

1.はじめに

 

地域コミュニティ。それは一般的に私たちが生活する場所であり、本来最も身近なはずのものである。

その最も身近であるはずのコミュニティが崩壊していると言われている。地域組織が崩壊してしまった原因は過疎化、他人への無関心、大規模小売店の進出による地元商店街の衰退など多岐に渡る。

ではどうすれば今後の崩壊を防ぎ、地域コミュニティを再生することが出来るのだろうか。そのためには、住民の間でのコミュニケーションの促進が重要な要素の一つであろう。地域を活性化させるためには住民同士の日ごろからのコミュニケーションが不可欠である。隣人の顔も名前も知らないといった話をよく聞くが、そのような中では地域に対する帰属意識を持てるはずがない。自分の住む地域における人々とのつながりを意識できて、帰属意識を持つ住民こそが、その地域を良くしようと行動するだろう。

 

2.地域通貨というテーマについて

 

今回私たちの班では、あるべき地域コミュニティを「何かを媒体としてその地域の人々がつながっているコミュニティ」と定義した。その媒体は市長でも、プロスポーツチームでも、ユニークなキャラクターでも、雄大な自然でも構わない。だが、そのような個性を持つコミュニティは全国探してもそうあるわけでは無い。もっと簡単に、そして既存の商店街など活かしながら人々をつなぐことは出来ないのであろうか。そこで私たちはその役割を地域通貨が担えるのではないかと思い、地域通貨の可能性を探っていくことにした。

なぜ地域通貨なのか。地域通貨にはそれを流通させる過程で、半ば無理やりにだとしても、コミュニケーションを作り出す効果があるからである。地域通貨は人と人をつなぎ、相互交流を深めるリングとしての役割を持つとともに、価値観やある特定の関心事項を共有し、それを伝えていくメディアとしての側面を持つ。また、地域通貨はどんな地域でも「円」を名乗らなければ流通させることが出来るので、始めるのにはそこまで煩雑な手続きなどは要さない。そうして地域通貨によって作り出された交流が新たな交流を喚起し、地域の衰退を食い止めるだけでなく、より活力のある地域へと変化するのである。

 

3.地域通貨とは 〜その経緯と目的〜

 

地域通貨とは法定通貨(日本では円)以外の特定の地域・コミュニティでしか使うことのできない通貨のことである。その始まりは世界恐慌で世界が苦しんでいた1930年代にオーストリアのヴェルグルという町で発行された「労働証明書」に由来する。これは町が職員に発行した証書(給料)に1ヶ月毎にその1%分のスタンプを貼らなければ価値が下がっていくというもので、使わずに持っていても損をするだけなので自然と手にした人がみな利用することとなり、結果経済が循環するようになったというものである。この例から言えることとして一つ目の特徴は地域通貨が利子の概念をなくすことでお金の流れを作り、経済の活性化を促す働きがあるということである。

今では世界各地で地域通貨が取り入れられている。日本でも1999年頃から地域通貨が増え始めた。現在646ヵ所(20082月現在)で行われている。しかし日本では経済的側面はあまり強調されていない。ではなぜ作られるのか。もう一つの特徴から見えてくる。

 地域通貨は必ず目的をもって作られる。(それぞれの地域通貨の目的に関しては次の事例研究で説明。)そしてその目的をどのようにしたら達成できるかを考慮して、あらかじめ通貨の流通の道筋を設計して用途が限定されている。どんなサービスでも使える法定通貨とはこの点でも大きく異なる。さらに運営主体はどこでもいいので必要に応じて目的に合った地域通貨を作ることができる。日本では地域通貨に対して、使い道が限られることで地域交流が生まれ、人と人とのつながりができる面に主に注目している。もう一つの特徴とは人と人とのつながりづくりである。

 次に地域通貨の形式であるが、貨幣と通帳に分けることができる。紙幣型は法定通貨と同じように紙幣を使ってモノ・サービスの交換をするものである。紙幣方式は流通させるには相当数の発行枚数が必要になってくる。よって最初に発行主体を定める必要があるし、印刷などのコストもかかってくるので財政的な整備が必要になってくる。しかしある程度軌道に乗れば円と似たようなものなので、すんなりと進んでいく可能性が高い。

 一方、通帳方式とは銀行通帳のように取引をした人及び取引内容を通帳に書き込んでおく。この場合だと発行主体は印刷などのコストの心配がない。しかし通常の通貨とは性質が異なるので、十分な説明が必要になってくる。そして最も大きな違いはマイナス概念があることである。紙幣だとマイナス=借金になり、人と人とのつながりを重視する地域通貨では信頼関係を壊すことにつながりかねないので認められない。しかし通帳方式なら書き込んでおくことで取引する側・される側双方に記録され、また他の人との取引でマイナスを補完できるため、最初にマイナスで始まってもよい。発行主体も紙幣を発行しないため重要ではない。

 

4.都内近郊における地域通貨の事例調査

 

 今回、私たちは各々の地元周辺に焦点をあて、以下の7つの地域通貨を概要、理念、経緯、現地の人の声を中心に調査した。なお、詳細は別紙配布資料を参照のこと。

 

名称

流通範囲

運営主体

方式

T.ガウ

東京都練馬区

ニュー北町商店街

NPO北町大家族

紙幣方式とポイントカードの併用

U.ピーナッツ

千葉県千葉市

西千葉駅周辺

ピーナッツクラブ(鰍ンんなのまち内)

通帳方式

V.C‐リング

神奈川県茅ヶ崎市

C‐リングクラブ

通帳方式と紙幣方式の併用

W.アトム通貨

東京都新宿区

早稲田・高田馬場

アトム通貨実行委員会

アトム通貨事務局(学生主体)

紙幣方式

X.アースデイマネー

東京都渋谷区

アースデイマネー・アソシエーション

通帳方式と口座方式の併用

Y.てこな

千葉県市川市

市川市

住基ネット

Z.LOVES

神奈川県大和市

大和市

ICカード

 

 

5.事例調査からみえてきた私たちの考察

 

4.では私たちが調べてきた7つの地域通貨についての実態などを述べたが、ここではそれらから見えてきた共通点、相違点、課題を見ていきたいと思う。

 

まずおおまかに成功したかどうかで見てみると、一番分かりやすいのは現在も継続しているかどうかということである。しかし残念ながら現時点で終了してしまった通貨が2つある。(Y)のてこなと(Z)のLOVESである。では終了してしまった原因はどこにあるのか。この2つの通貨に共通して言えることは、ともに行政が主導で行い、悪く言えば住民を強引に巻き込んだ形で発足したことである。このことから言えるのは地域通貨が市民主導でないと発展しにくいということである。特に(Y)てこなでは、理念では地域活性化を掲げていたにもかかわらず、根本には国や市の住基カードの普及という目的があり、地域通貨がそのために利用されていたという側面がある。このように、地域通貨が住民側の危機感ややる気を反映できていないと、発足しても住民に根付くというところまで至らないのである。

 

次にそれぞれに共通する課題を見ていこう。

(1)循環の行き詰まり

まず、(T)から(Z)の全てに言えることで、地域通貨が「住民−商店街」という2者によるバイの関係であるということである。バイの関係では「使う−使われる」という一方通行の関係に陥りやすく、通貨の循環という観点から見て望ましい形ではなくなってしまう。店側が住民に地域通貨を渡すプロジェクトもいくつも存在するが、これは地域通貨を広める上では有効だが地域のつながりを作るという点ではあまり役割を果たしているとは言えない。さらに流通量で考えると、住民が店に対して使用する量とは絶対的に数が違う。循環の結果、店側が使うことができずに、ただ貯まってしまった通貨をどこかで有効に使うシステムがあれば、そこからまた新たな循環が生まれるのではないか。

(2)流通量の少なさ

(T)ガウ(W)アトム通貨(X)アースデイマネーに共通する課題として、流通量の少なさが使いにくさにつながっている点が挙げられる。これら言えることは紙幣方式で運営しているということである。紙幣方式は、発足時に紙幣を印刷・製造するコストや手間がかかるために、ある程度、規模のある運営主体やそのコストに耐え得る財政基盤が必要になる。また、紙幣を用いることで円と同じように使えることから流通のしやすさは確保できる。しかしそれに伴い、流通範囲に比例した紙幣の量や運営側の手間が伴うことになる。

(3)加盟店の少なさ

またそれに関連して、加盟店が少ないという現状が流通の妨げになっている例もある。(T)ガウと(V)C−リングがそれにあたる。人々が不満として、そもそも使える店が少ないということを挙げているのである。これに関してはそれぞれの商店街の事情も異なっているが、その商店街で多数を占める店の分野に共通して使える仕組みを作ることで少しは改善できるのではないだろうか。飲食店や食料品店などはどこの商店街にも多数あり、そこで同様に使えれば、知名度とともに流通量も増加すると考えられる。しかし店によっては取り扱っている商品が高額なため地域通貨を使用しにくいという声もあるのでサービス内容の充実も解決策として考える必要がある。

それに加えて、新規顧客として住民・商店をまきこんでいく努力も欠かすことは出来ない。これはほとんどのケースに当てはまるが、価値観や意識を共有して共に運営していくような人が思うように増えないという悩みを抱えている。広く住民などを巻き込もうとする際に、そのために働いてくれる意志のあるスタッフが必要になってくること言うまでもない。まず徹底した地域通貨のPRにより利用者、運営スタッフを増やすことでより地域を巻き込んだ仕組みを作ることができるだろう。

(4)地域通貨の商品券化

最後に、地域通貨を流通させることが第一義となってしまっている例がある。これには(V)C−リング(W)アトム通貨(X)アースデイマネーの3つが該当する。これは通貨を流通させることに必死になっているということであり、そのために地域通貨を円と同質の「商品券」として捉えてしまうと、最初のインセンティブであるボランティアやコミュニケーションといった側面が弱まってしまう。これは紙幣型に起こりやすいことである。地域通貨は法定通貨とは異なり、地域でのつながりを生み出すことができる。このことを無視して流通させることだけに重点を置くと、地域通貨はただの「一定の地域でしか使えないお金」になってしまい、その結果ますます流通は滞るだろう。また、住民側がボランティアなどの特別な活動を経ずに、ただで地域通貨を手にしてしまっている現状もある。たしかに多くの人に流通するに越したことは無いが、地域通貨の主眼はあくまで地域住民のコミュニケーションを活性化させるための手段であるという点を忘れてはならない。

 

6.新しい地域通貨構想案

 

今まで見てきたように各地域通貨にはそれぞれ課題があると言える。しかし現在まで続いている地域通貨に関してはそれぞれの地域において根付きつつあるのではないだろうか。上であげたような課題は私たちの班が調査した結果、見えてきた解釈であり一般論ではない。そこで今度はこれらの解釈をアトム通貨に当てはめ、私たちなりに構想してみることにした。

 

 (1)アトム通貨を取り上げた理由及び浸透していない原因

アトム通貨を取り上げた理由としては、早稲田大学周辺で使用されており身近に存在すること。大学生と商店街が運営しており、自分たちも同じ大学生であることから考慮しやすいこと。事例で見たとおりアトム通貨が大学生・商店街において浸透してないことをあげたい。ところでアトム通貨を見ていく前に強調しておきたいこととして私たちの班は地域通貨を人と人とのつながりをつくるツールの一つとして捉えており、経済的メリットはそのつながりができてから徐々に効果が表れてくると考えている。

それでは次に現在のアトム通貨が浸透していない原因を考えていきたいと思う。第一に学生と商店街が使用対象になっている現在のシステム面に関する問題点をあげたい。現在のシステムでは学生が「参加したい」と思うようなボランティアが商店街の中でないために学生と商店街相互の交流も限られ、その結果、アトム通貨を手に入れる機会が不足しているのではないか。その上、商店側が地域通貨を「使う」のでなく、単に「使える」店としか捉えておらず商店側の使用機会の不足も循環に大きな影響を与えていると感じる。

第二にアトム通貨が紙幣方式で運営されている点をあげたい。紙幣方式のデメリットとして定義で述べたようにマイナスという概念がないことがある。マイナスがないということはスタートに際し紙幣を交付しなければいけなく、明確な運営主体が必要になる。しかし現在のようにアトム通貨が財政基盤のある大きな組織ではなく、学生と商店主による財政的にも限られた組織が行なっているような状態ではコスト面・規模の面においても不十分ではないか。また紙幣ということで商店はアトム通貨を自分たちが使う以外に貯めて換金ができることも流通面で大きな障害となっているのではないか。

第三にアトム通貨を使用できる加盟店に偏りが出来てしまっていることをあげたい。現在使用できる店舗が飲食店に比べ古本屋・クリーニング店など学生というよりは一般の方の利用が中心の店舗で利用できる傾向になっている。早稲田・高田馬場はラーメン激戦区と言われるように飲食店が非常に多く存在している。そこでもっと学生に使ってもらえるようにするために数多く存在する飲食店にもアトム通貨の加盟店になってもらう。

 

(2)問題点を踏まえたうえで私たちが構想する新アトム通貨案

以上のことを踏まえ考案したいのが、学生・商店街・大学の三者による新アトム通貨である。まず学生から商店に使う流れは現在どおり店を利用することや商店街から傘や放置自転車を借りる際に使い、商店から大学へ使う流れとしては、例えば大学生向けの健康診断において、地域の商店主たちも新アトム通貨を使って普通に診断するよりも安く受診出来るようにする、早慶戦などスポーツイベントの入場券や生涯学習を行なっているエクステンションセンターの授業の聴講料代わりに新アトム通貨を利用する。大学から学生へは受験生や一般の方向けに行なわれているキャンパスツアーガイドや聴覚障害者のためのノートテイク、留学生のための日本語の講義での助手、キャンパスの清掃などのボランティア活動をした学生に与える。ところで聴講料は普通、円で支払うものでそれを新アトム通貨という架空の通貨と混ぜるのは、違和感が出るかもしれない。しかしかえって地域住民が大学を理解するのにつながり、また地域への感謝の気持ちをこめて大学が行なっても良いのではないかと私たちは考えた。

しかしこのままだと商店主以外の住民が新アトム通貨を入手しにくく使用しにくい状態になってしまうと考えられるが、大学や学生によるイベントの参加や商店におけるマイバック持参、商店街の清掃活動により入手できるし、また使うことも上で述べたような学生や商店の使用機会を住民に当てはめることで解決できると考える。

また新アトム通貨は流通しない第一の原因にあげた貨幣方式ではなく、通帳方式にする。通帳方式にすることで運営主体の強力な財政基盤が必要なくなり、より低コストで運営できるようになる。また通帳方式にしたことでマイナス概念も可能になり、循環のスタートを指定することなく、サービスを受けてなくても始められるようになる。通帳は書き込む作業があるが、それが互いの交流や会話の端緒となり人と人とのつながりがうまれる。さらに通帳型ということで店側が換金できなくなり使わざるを得ない状況を作り出すことで循環しやすい形態になる。いくらでもマイナスができてしまうのではないかという懸念も一対一で取引をするのでなくさまざまな場所で使えるようなシステムによって、通貨の循環も滞らなくなる。

第二・第三の原因としてあげた店の偏りと商店街の人が使う機会も、ボランティアや新アトム通貨の実行委員会主催のイベント以外でももらえるようになることから、今までよりも学生が新アトム通貨を得る機会が増えることが予想され、商店にとっても使ってもらえる可能性が高まることで加盟店舗数が増える。そして大学を介することで使う機会の問題も解消できると考えた。

 

 この新アトム通貨構想案を通して言いたいことは地域通貨が万能薬ではなく人々の気持ちをつなげる手段の一つだということである。他のボランティア活動がなければ地域通貨は成り立たないし、逆にボランティアだけでも住民がつながることにはならない。結局、双方が補完しあっているのである。そして地域通貨の経済的効果は住民がボランティアなどでつながりができることで現れるということだ。

 

7.まとめ

 

 導入部分でも述べたが、現在私たちの地域コミュニティにおいて足りないものは、住民の間でのコミュニケーションである。しかし、人と人とのつながりの大切さを気づくためには、コミュニケーション不足であるということを住民自らが認識する必要がある。また、そのことを行政が無理に気づかせようとしても意味がない。

そのきっかけを与えるのが、地域通貨の役割である。そのため、地域通貨は経済的役割を担う本来の通貨とは異なり、人と人とのつながりに重点を置いている。

 だが、地域通貨はきっかけでしかないということを忘れてはならない。なぜなら、地域通貨に依存しすぎれば、地域コミュニティで生じた問題はまずコミュニティ組織が解決するという本来の地域コミュニティの機能を軽視してしまう恐れがあるからである。

 最後に、私たちが調べた地域通貨は、日本全国に存在している地域通貨のほんの一握りの事例でしかない。みなさんの住んでいる周り、また大学の周りにもきっと様々な地域通貨があるはずだ。だからこそ、ぜひ自分の周りに存在する地域通貨を探してみていただきたい。それを手にとって、自分の住む地域に少しでも意識を向けてみようと思っていただけたら、私たちの発表はひとまず意味のあるものになったと思う。地域コミュニティ本来の姿を見失ってしまった現在、地域コミュティにおいて地域通貨のような人々をつなげるツールが必要になっているのではないだろうか。

 

 

〈参考文献〉

「地域通貨」(嵯峨生馬著、NHK出版)

「エンデの遺言 根源からお金を問うこと」(河邑厚徳+グループ現代、NHK出版)

地域通貨全リスト(http://www.cc-pr.net/list/

 

〈各事例調査における参考文献・取材協力

T.ガウ 

NPO北町大家族ホームページ(http://www.nerima.jp/daikazoku/)     

NPO北町大家族事務局長 村上孝子氏(2008919日)

取材に応じて下さった各商店の方々(20081022日)

U.ピーナッツ

 地域通貨ピーナッツのみんなのまち(http://www1.seaple.ne.jp/murayama/

みんなのまち代表取締役 村山和彦氏(2008916日)

 ピーナッツクラブ会長 木村保蔵氏(20081026日)

 ピーナッツクラブ世話役 海保眞氏(20081026日)

V.C−リング

ちがさき地域通貨C−リングクラブ (www.emeroad-chigasaki.com/c-ring

取材に協力いただいた商店街の皆さん(200811月2)

W.アトム通貨

 アトム通貨ホームページ(http://www.atom-community.jp/08/

 大学生協の店員さん(20081027)

早稲田商店街のみなさん(20081028)

アトム通貨事務局の学生さん(20081028)

X.アースデイマネー

 地域通貨 嵯峨生馬著 NHK出版

アースデイマネーホームページ(http://www.earthdaymoney.org/)

アースデイマネーアソシエイション 嵯峨生馬氏(2008119)

商店街の方、青山学院大学の学生の方(1027)

Y.てこな

市川市における地域通貨利用モデル事業報告書

http://www.soumu.go.jp/c-gyousei/pdf/t_model_sys_2_s01.pdf

鬼高自治会 稲垣カツ氏

Z.LOVES

ITpro  (http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NGT/govtech/20050725/165215/?P=1)

HITACHI自治体向けソリューション

http://www.hitachi.co.jp/Div/jkk/jichitai/interview/staff/staff004/003.html