051219jichi 講義メモ 行政参加に関する研究会におけるヒアリング項目(06年1-2月実施予定)の原案
行政参加研究会自治体ヒアリング
「関心事項および質問予定内容」(05年12月14日現在)
中村祐司(宇都宮大学国際学部)
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Q1:「行政評価委員会」について、メンバー構成等の基本的なことや、今までの活動実績を知りたい。委員会議事録を見ることはできるのか。また、とくにこの委員会でなされた市民の評価が、具体的にどのように新年度の予算に反映されることとなったのか、予算項目やその内容、予算額などについて知りたい。
Q2:「市民満足度アンケート」の内容。アンケート結果から見出されたこと、さらにはこれをどのように市政に反映しているのか。
Q3:「私の意見・要望」を公開したことによる市民側の反応はどうであるのか。また、この中の意見で施策に反映されたものはあるのか。回答を市側が提供することで、職員の意識変化にはどのようなものが見られたのか。
Q4:「市政運営基本条例」制定のプロセスについて知りたい。どのような市民参加形態でもって制定作業を行なっているのか。
Q5:参加(とくに政策立案の側面)をより達成していく上での行政機構・行政組織上の課題はどのあたりにあると考えられるか。政策の実施面ではなく、立案面での参加といった場合、そのしくみを提供するサービスを列挙するとすればどのようなものがあるのか(共通の質問)
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Q1:「市民満足度アンケート」が、具体的にどのようなサービスの改善につながっているのか。当アンケートに対する住民の関心はどの程度のものなのか。
Q2:HP上に「おおたキッズサイト」とあるが、子どもたちに市政に関心を持ってもらうための工夫について知りたい。行政に対する子どもたちの参加をどのように捉えているのか。
Q3:「市民活動推進課」(ボランティア推進係、NPO推進係)が行なっている施策の中身について知りたい。市内ボランティア団体やNPOは行政サービスとの関わりの面でどのような活動を行っているのか。
Q4:「おおた市民債」はどのようなものなのか。これに対する市民の反応はどうであったのか。また、05年9月に設置された「まちづくり基本条例検討会」について分科会における審議なども含め、基本的なことを知りたい。「市民憲章制定委員会」についても大変興味深い。条例検討会や制定委員会の運営上の課題は何か。
Q5:参加(とくに政策立案の側面)をより達成していく上での行政機構・行政組織上の課題はどのあたりにあると考えられるか。政策の実施面ではなく、立案面での参加といった場合、そのしくみを提供するサービスを列挙するとすればどのようなものがあるのか(共通の質問)。
―青森県―
Q1:「政策マーケティングシステム」について詳しく知りたい。とくに行政サービスに対する市民満足度との関連で、「マーケティング」という発想がどこから出てきたのか。その基本的な考え方を知りたい。「政策マーケティング委員会」における県民の役割についても。点検・評価の結果は具体的な施策にどのように生かされているのか。
Q2:「青森県のあり方を考える県民フォーラム」の今までの実績について知りたい。ここで出された県民の意見等の特徴は何か。県民意見が起点となって政策変更につながったような事例はあるのか。
Q3:「分権時代における県のあり方検討会議」の検討テーマとして、「県民への情報提供、県民意識の醸成」とあるが、現段階ではこれがどのような中身になると考えられるか。また、これを達成していく上での行政側、県民側の課題は何か。
Q4:「未来デザイン県民会議」について、県民の受け止め方はどうであるのか。ここで出された県民意見の具体的施策への反応はあるのか。当会議への若者の参加はあるのか。
Q5:参加(とくに政策立案の側面)をより達成していく上での行政機構・行政組織上の課題はどのあたりにあると考えられるか。政策の実施面ではなく、立案面での参加といった場合、そのしくみを提供するサービスを列挙するとすればどのようなものがあるのか(共通の質問)。
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Q1:「政策の創造と協働のための横浜会議」の運営上の工夫はどのようになされているのか。300数十万人の人口を抱える
Q2:「民間度チェック」において強調されている「市民の視点」について、具体的にどのような規準が設定されているのか。この視点を掲げたことによる効果として何が挙げられるか。民間度チェックを行なう行政職員側の評判はどのようなものなのか。また、このシステムに対する市民の反応はどうか。
Q3:「新時代行政プラン・アクションプラン」の策定において、市民の声の反映はどの程度なされたのか。とくにこの中での「重点改革項目1」は「市民ニーズと協働を基準とする行政運営」となっているが、ここに記述されていることの実際の実施状況について知りたい。また、その実施プロセスで挙げられる課題は何か。また、「長期ビジョンの策定」における「横浜発!市民が提案する新未来構想プロジェクト」の詳しい中身を把握したい。
Q4:
Q5:参加(とくに政策立案の側面)をより達成していく上での行政機構・行政組織上の課題はどのあたりにあると考えられるか。政策の実施面ではなく、立案面での参加といった場合、そのしくみを提供するサービスを列挙するとすればどのようなものがあるのか(共通の質問)。
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Q1:「市民と市長の対話集会」はどのように運営されているのか。ここで市から市民に対して提供される情報(資料)にはどのようなものがあるのか。当集会に対する市民の受け止め方はどうであるのか。ここで出された市民意見の特徴は何か。
Q2:「自治基本条例」の策定プロセスについて知りたい。とくにこの中の市民委員会の活動について。例えば、当委員会の運営をめぐりコンサルタントは関わっているのか。行政職員はどのような形で協力しているのか。予算措置はどのようになされているのか。委員間での討議内容とそこでの決定に至るしくみや手続きは具体的にどのようになっているのか、といったことである。
Q3:「子ども広報なでしこ」について関心がある。当広報の活用事例を教えてほしい。当広報をめぐる子どもたち(家庭、学校)の評判はどうか。子どもたちの市政参加の事例はあるのか。
Q4:「ひらつか未来市民会議」について、運営上の工夫や行政と市民との役割分担について知りたい。今までの運営実績の中で明らかになった課題についても教えてほしい。
Q5:参加(とくに政策立案の側面)をより達成していく上での行政機構・行政組織上の課題はどのあたりにあると考えられるか。政策の実施面ではなく、立案面での参加といった場合、そのしくみを提供するサービスを列挙するとすればどのようなものがあるのか(共通の質問)。
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Q1:「行政改革推進委員会」の今までの審議過程とそこから明らかになった運営上の課題について知りたい。当委員会における公募委員の発言内容はどのようなものなのか。また、その発言が委員会の審議決定にどの程度まで反映されているのか。
Q2:以前なされた
Q3:行政サービスの執行において、住民ないしボランティア団体などの手を借りたり、協力して従来行政が提供していたサービスに従事したり、あるいは、従来の行政サービスを住民に担ってもらったりする事例があれば、教えてほしい。そのような検討も含めて。
Q4:分権や合併、三位一体改革の流れの中で、町の将来について住民参加で知恵を絞るための制度的しくみを検討していれば、教えてほしい。あるいは日常の町政運営やまちづくりにおいて、町の側からの住民に対する要望にはどのようなものがあると考えられるのか。
Q5:参加(とくに政策立案の側面)をより達成していく上での行政機構・行政組織上の課題はどのあたりにあると考えられるか。政策の実施面ではなく、立案面での参加といった場合、そのしくみを提供するサービスを列挙するとすればどのようなものがあるのか(共通の質問)。