MIME-Version: 1.0 Content-Location: file:///C:/A358CA59/senokuchia040119.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii"
senokuchia040119
బ=
9;達が生活する上で、&=
#24517;ず出てしまうのが=
300;ごみ」。これは、年=
;齢・地位・職業など=
38306;係なく人間としてī=
83;活している限り、必=
ず出るものである。=
9305;に現代の日本は今Ӛ=
0;、世界一の「使い捨&=
#12390;大国」といっても$=
942;言ではない。なぜな=
;ら、空き缶・空き瓶=
12539;ペットボトル・牛È=
83;パック・簡易カイロ=
・乾電池・ビニール=
0632;、さらにはテレビӚ=
0;洗濯機などの家電や&=
#33258;動車まで、型が古=
367;なったり、新製品が=
;販売されるという理=
30001;で、それまで使用{=
75;ていたものが、「ご=
み」とされてしまう=
2371;とも少なくないかӚ=
5;だ。1994年度に&=
#12399;、一般廃棄物だけ=
391;、全国で一日に13=
;万8465トンのご=
12415;が排出された。こ|=
28;は国民一人当たり1=
106グラムと一人=
5297;キログラム以上のӕ=
2;みを、毎日出してい&=
#12427;のだ。これを年間=
391;考えると、全国で東=
;京ドーム約136杯=
20998;ごみを排出してい|=
27;計算になる。そこで=
今回、私は、これら=
2300;ごみ」に焦点を当ӗ=
0;、それらの現状と、&=
#12381;れらが今後地球や=
169;達にどのような影響=
;を及ぼすか、また、=
31169;達はこの問題にど{=
98;ように対処していく=
べきかを考察する。
ә=
4;ず、現在、日本では&=
#12393;のように一般廃棄=
289;を処理しているのだ=
;ろうか。(一般廃棄=
29289;とは、人の日常生ė=
63;から排出されるごみ=
や屎尿のことをさす=
2364;、今回は、屎尿を༊=
0;く一般廃棄物処理に&=
#12388;いて述べることに=
377;る。)現在の日本で=
;は、家庭で発生した=
19981;用品のうち、古紙{=
94;どの有価物が集団回=
収によって資源回収=
6989;者に引き取られ、ુ=
1;りの廃棄物の一部が&=
#33258;家処理されるもの=
398;、そのほとんどが市=
;町村により収集され=
12289;市町村の廃棄物処ĩ=
02;施設に搬入される。=
こうして集められた=
2372;み全体の12.5ᦀ=
5;はそのまま埋め立て&=
#12425;れ、75.5%は=
840;国1887ヶ所の焼=
;却施設で焼却処分さ=
12428;る。欧米主要国のġ=
88;却率が5~55%程=
度なのに対し、この=
8988;却率は明らかに高ӓ=
6;。その他、粗大ごみ&=
#12420;資源ごみなどは、=
895;大ごみ処理施設やリ=
;サイクルセンターな=
12393;で選別されたり、ij=
72;砕されたりして、そ=
の一部が資源化され=
2390;いる。とはいうもӗ=
8;の、市町村が回収し&=
#12383;ごみに対する資源=
270;率は5.2%、集団=
;回収を含めても9.=
65297;%と、その割合はč=
97;めて低い。また、様=
々な処理を経て、最=
2066;的に埋め立て処分ӕ=
3;れるごみは、28.&=
#65301;%にのぼるが、こ=
398;埋め立てるための土=
;地も永久にあり続け=
12427;わけはない。しか{=
75;、日常生活の中で自=
分が出したごみが、=
2371;のように処理されӗ=
0;いることを知り、問&=
#38988;視している人は、=
393;のくらいいるだろう=
;。私自身は、ごみを=
20986;す段階で出した後{=
98;ごみの行方など考え=
ない。恐らく、私の=
2424;うな人が多いのでӗ=
9;ないかと思う。では&=
#12289;現在のこれらの処=
702;法には、何の問題も=
;ないのか。私達はこ=
12398;ままごみを出し続{=
69;てよいのだろうか。=
ਰ=
5;本では、75.5%&=
#12398;ごみを焼却処分し=
390;いると先に述べたが=
;、この状況は決して=
36605;視してはいけないz=
90;「焼却」という行為=
は、合成と分解を急=
6895;に繰り返す、非常ӗ=
5;早い熱反応であり、&=
#19968;種類の物を燃やし=
390;も1000種類以上=
;の有毒な化合物が簡=
21336;にできてしまう。Ë=
63;えば、ダイオキシン=
、塩化フェノール、=
2633;化ナフタレン、PCB(ポリ塩化ビフェ=
12491;ル)などがあげら|=
28;る。これら以外にも=
数万~数十万の物質=
2364;ごみ焼却場から出ӗ=
0;いると推測されるの&=
#12384;。加えて、有害な%=
325;金属も出てくる。こ=
;のように、有害物質=
12434;簡単に作ってしま{=
58;焼却場は、まさに「=
有害物質の大量生産=
4037;場」なのである。ә=
4;た、焼却には、焼却&=
#12375;た後の問題もある=
290;「灰処理」の問題で=
;ある。最終処分場で=
12399;、ゴムシートなど{=
91;水が下にしみ出さな=
いようにして、最終=
0340;に上から土をかぶӕ=
9;るのだが、果たして&=
#12371;の処理法で大丈夫=
394;のだろうか。ゴムシ=
;ートの耐用年数は、=
12513;ーカー保証が約3ʌ=
96;年になっている。上=
をコンクリートで覆=
2387;ているから、雨がࠣ=
7;る心配はない。しか&=
#12375;、30年もすれば=
289;ゴムシートが劣化し=
;て横に穴が開いたり=
12289;地震が起こって破|=
28;たりする。そうなっ=
たとき雨が降ると、=
0772;れ目から雨がしみ=
6;んできて、ダイオキ&=
#12471;ンなどの有害物質=
434;含む灰を溶かし込ん=
;で、その灰が環境中=
12395;出て行くことにな|=
27;のである。そして、=
このように、焼却を=
2076;て、空気中や土中ӗ=
5;出て行った有害物質&=
#12399;、環境を汚染した=
426;、植物の葉などに濃=
;縮されるだけでなく=
12289;私達人間の体にま{=
91;悪影響を及ぼす可能=
性を含んでいるのだ=
2290;その他、ごみ焼却ӗ=
5;よって発生する二酸&=
#21270;炭素は、地球温暖=
270;の大きな原因となっ=
;ている。日本では、=
30330;生する二酸化炭素{=
98;12%がごみ焼却に=
よるものである。
ӗ=
1;は、先に述べたごみ&=
#12395;関する問題を解決=
377;るために、私達はど=
;のようなことを行う=
12409;きなのだろうか。|=
18;ちろんごみが出なけ=
れば一番いいのであ=
2429;うが、全くごみを࠲=
6;さずに生活するとい&=
#12358;のは、今の私達に=
399;不可能であろう。し=
;かし、現在のライフ=
12473;タイルを見直し、{=
72;みの分別を徹底する=
ことにより、焼却ご=
2415;を減らしたり、再࠷=
3;用・再資源化がもっ&=
#12392;効果的にできるの=
391;はないだろうか。ド=
;イツでは、ごみの減=
37327;、リサイクルの促ű=
14;、有害廃棄物の適正=
処理を目的として、=
5297;972年に「連邦ӕ=
2;み法」が制定され、&=
#65297;989~90年で=
180;間400グラムであ=
;ったダイオキシン量=
12434;、1997年にはʍ=
00;グラムに激減した。=
また、1991年に=
2399;「包装廃棄物回避ӗ=
8;ための政令」を制定&=
#12375;、製造・生産・流$=
890;・販売する業者に、=
;包装廃棄物の回収と=
20877;資源化を義務付け{=
83;。すると、リターナ=
ブル瓶の製品が一気=
2395;増え、現在では容ࢤ=
0;の90%をしめてい&=
#12427;という。また、デ=
531;マークのごみ処理は=
;、徹底した分別処理=
12392;再資源化、飲料容Ý=
20;のデポジット制及び=
課税による生産段階=
2391;の廃棄物排出抑止ळ=
0;策により、ごみ排出&=
#37327;の削減とリサイク=
523;率向上に効果を上げ=
;ている。例えば、デ=
12531;マーク第二の都市{=
91;あるオーフス市にお=
いて、1997年の=
2372;みの総排出量は6ᦁ=
6;万トンであるが、こ&=
#12398;うち5%が埋め立=
390;、28%が焼却とそ=
;の割合は少なく、6=
65304;%もの廃棄物がリ|=
69;イクルされているの=
である。これに対し=
2390;日本は、1991ॲ=
0;にリサイクル法が制&=
#23450;されたものの、1A=
305;94年おける産業廃=
;棄物のリサイクル率=
12399;39%、一般ごみ{=
95;関しては、わずか8=
%にすぎず、今日に=
3267;ってもごみ排出量ӗ=
9;減少せず、リサイク&=
#12523;は十分に進んでい=
394;いというのが現状で=
;ある。この状況を打=
30772;するためには、ド|=
52;ツやデンマークのよ=
うに法律として、分=
1029;や再資源化などをࢲ=
9;民や業者に義務付け&=
#12427;ことも重要である=
392;思うが、国民一人一=
;人がこの問題を重要=
35222;し、取り組んでい{=
67;ことが最も重要であ=
ると思う。例えば、=
6023;い物のとき買い物ට=
5;を持参したり、缶製&=
#21697;・トレイ・パック=
398;購入中止、割り箸の=
;使用中止、ティッシ=
12517;ペーパーの使用量{=
98;半減、雑誌の半分は=
共同購入・使用、紙=
9006;をリサイクルした࣒=
0;合、ごみ排出量は6&=
#65299;.5%、二酸化炭 =
032;の負荷量は46.6=
;%の削減が可能にな=
12427;という。現在の大ŵ=
27;消費・大量廃棄とい=
うライフスタイルを=
2289;身近なことからエӞ=
7;ライフスタイルに変&=
#26356;しようと取り組む=
154;が増えれば、その分=
;ごみは減るのである=
12290;また、そうするた|=
17;に政府や産業界は、=
エコライフが維持で=
2365;る社会を目指したඡ=
2;政や生産システムを&=
#26089;急に構築する必要=
615;に迫られているのだ=
;。それだけ、この「=
12372;み処理」という問ƅ=
88;は、避けては通れな=
い段階にまで深刻化=
2375;てきているのであӚ=
7;。
<ࡠ=
2;考文献>
『ӕ=
2;み問題をどうするか&=
#12303; 森下研 岩波書=
215;
『Ӡ=
0;イオキシンの現実』&=
#12288;宮田秀明・保田行&=
596; 岩波書店