051031gensei 講義メモ

 

<自衛隊について>

http://www.jda.go.jp/ 以下、「防衛庁・自衛隊」の当ホームページから→

防衛庁は内閣の外局。

自衛隊に対する最高指揮監督権者は首相。

内閣の下に「安全保障会議」:国務大臣(内閣総理大臣、外務大臣、財務大臣、内閣官房長官、国家公安委員会委員長、防衛庁長官、経済財政政策担当大臣)で構成。

防衛庁長官の下に10の機関:@内部部局、A統合幕僚会議、B陸上自衛隊、B海上自衛隊、C航空自衛隊、D防衛大学校、E防衛医科大学校、F防衛研究所、G技術研究本部、H契約本部)と、1つの外局(I防衛施設庁)及び4つの審議会等(防衛施設中央審議会、自衛隊員倫理審査会、防衛人事審議会、防衛調達審議会)を置いています。

 

「防衛庁と自衛隊は基本的には同じ組織を指し・・・・」

 

自衛隊の現員:053月現在で、概数で陸自15万人弱、海自45,000人弱、航自45,000人強、統合幕僚会議1,800人弱。合計24万人弱。

 

「要人往来」で多くの表敬訪問あり。

 

防衛庁長官記者会見(10.28.)「アメリカ側と大筋について合意した中身は、いわば日米同盟の軍事的な側面における変革の問題で、共同で対処していこう、日米の役割をきちっとしていこうということですから、これは大きな時代の幕開けになると思います。「それに応じて基地や米軍の再編成の問題があります。これは地元の皆様にご理解を頂戴しながらやっていかなければいけない・・・」

 

1027日のお知らせ)

「パキスタン・イスラム共和国における国際緊急援助隊の活動状況について」

1028日のお知らせ)

「平成17年度自衛隊音楽まつりへの中国人民解放軍軍楽団の不参加について」など。

 

 

『平成17年度版 防衛白書』が部分的?に読める→

 「今日の安全保障環境は、国際テロ大量破壊兵器などの拡散など、予測困難でグローバルな脅威にさらされている。一国のみで対処できないこうした脅威に対して、各国は協力して対応してきている。また、地域の秩序を脅かす独裁政権や国際テロ組織に蝕まれた国家が崩壊した場合などには、そうした国家への支援も積極的に行われている。・・・・・・」

 

(「アジア太平洋地域における不安定な要素と協力への動き」と題して)

 「アジア太平洋地域は、民族、宗教など多様性に富み、各国の安全保障観も様々であり、依然として、領土問題や統一問題といった従来からの問題が残されている。さらに、最近では東南アジア地域におけるテロや海賊行為などの問題が地域の安全保障に深刻な影響を及ぼすようになっている。

 こうした中、米軍のプレゼンスが地域の安定に寄与しているほか、域内の二国間交流や多国間対話が定着しつつある。地域の安定のために各国の協調を図っていくことが今後の課題である。」

 

 法律として防衛庁設置法自衛隊法

 防衛庁設置法:「防衛庁は、わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つことを目的とし、これがため、陸上自衛隊、海上自衛隊及び航空自衛隊・・・・・」「防衛庁は、前項に規定する任務のほか、条約に基づく外国軍隊の駐留及び日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定(以下「相互防衛援助協定」という。)の規定に基づくアメリカ合衆国政府の責務の本邦における遂行に伴う事務で他の行政機関の所掌に属しないものを適切に行うことを任務とする。」

 

政策評価がなされている(そのほんの一部)→「火力戦闘指揮統制システム」=「本事業は、現有の野戦特科情報処理システム及び野戦特科射撃指揮装置の後継として、野戦特科部隊等に装備し、火力戦闘における目標情報の収集・処理・伝達及び火力戦闘の指揮統制を迅速・的確に実施するための火力戦闘指揮統制システムを開発するものである。

 本事業は、多様な事態対処における火力戦闘に対応が可能となることから、今後の陸上

自衛隊の火力戦闘における指揮統制装備の中核となるものとして、現状の火力の運用と一

元的な指揮統制の困難性等を解消するために有用であると評価できる。」

 

防衛庁のHP検討はまだ途中だが、リンク先の「防衛大学校」について以下のサイトから→http://www.nda.ac.jp/index-j.html

「学生募集要項」によれば、推薦採用試験と一般採用試験があり、前者の募集人員について、「人文・社会科学専攻 約20名(うち女子約5名)、理工学専攻 約80名(うち女子約5名)、合計約100名」とある。18歳以上21歳未満。日本国籍を有する者に限っている。後者では、「人文・社会科学専攻 約65名(うち女子約5名)、理工学専攻 約295名(うち女子約20名)、合計約360名」とある。これも日本国籍者に限定。

 

「開校記念祭」あり

「学生舎生活」:「学生は、全員が入校と同時に「学生隊」に属し、4年間、校内の学生舎で規律正しい生活を送ることになります。学生舎には、自習室、寝室、語学練習室(L・L)、集会室、応接室、面談室、シャワー室、洗濯室等が完備しています。各学年混成で4名が2室(自習室、寝室)を使用」。起床630分、消灯2230分。

「学生の身分及び給与」

「全員学生舎に居住し、被服、寝具、食事などが貸与又は支給されるほか、毎月学生手当(平成15年4月現在:106,700円)が支給されます。また、6月、12月には期末手当(年約380,000円)が支給されます。」

 

<HP紹介>(本日のメモで用いた防衛庁・自衛隊のHPと防衛大学校のHP)

http://www.jda.go.jp/

http://www.nda.ac.jp/index-j.html