041101gensei 講義メモ

 

<アメリカ大統領選直前情報>

最新の世論調査でブッシュ、ケリー両氏の支持率の差が5ポイント以内の州:

 ミシガン州、ウェストバージニア州、アーカンソー州、ハワイ州など

「メディアによって激戦州の定義が異なり、両候補の支持率も目まぐるしく変わるため、現時点の激戦州の数は、新聞やテレビによって数州から十数州とばらつきがある。ただ、10月に実施された各種世論調査の平均値を出してみたところ、両候補の支持率の差が5ポイント以内になったのは、16に上ることが分かった。前回00年の大統領選で、ブッシュ氏とゴア氏の得票率の差が5ポイント以下だったのは12州だったので、それを上回る接戦となっている」「両候補の獲得する選挙人数が同数となり勝負がつかないというシナリオも、メディアで現実味をもって語られ始めた。選挙人総数は538人なので269人で並ぶということは理論上ありうる」「どの候補者も選挙人の過半数を獲得できない場合は、上位3人の中から連邦下院議会が投票で当選者を選ぶことになっている。この規定が過去に発動されたのは、候補者が乱立した1800年と1824年の2回だけ」(041029日付朝日新聞朝刊)

 

「ブッシュ大統領、ケリー上院議員の両陣営はそれぞれ一万人の弁護士を確保し、票の再集計などを求める法廷闘争の準備に着手。唯一の超大国の指導者選びはまたも混迷するのか」(041023日付下野新聞)

 

ブッシュ、ケリー両候補の州別情勢

激戦州:ネバダ(5)、ニューメキシコ(5)、ニューハンプシャー(4)、ペンシルベニア(21)、オハイオ(20)、ウィスコンシン(10)、ミネソタ(10)、アイオワ(7)、フロリダ(27人)(041024日付下野新聞)

 

112日に米上下両院議会、11の州知事選も併せて投票が行われ、/////2002年中間選挙で上院の主導権を失った民主党が過半数を奪還できるかが焦点だったが、優位に選挙戦を進めている共和党が上下院とも過半数を維持しそうな勢いだ。▽上院は定数100(共和党51、民主党48、無所属1)。このうち34議席(共和15、民主19)が改選される。/////下院は定数435(共和227、民主205、無所属1、欠員2)の全議席が改選される。/////州知事は全米50州のうち共和党系が28人、民主党系22人。今回選挙が行われる11州では5州が現職の引退などに伴う新人同士の対決となり、6人の現職が再選を狙う」(041027日付下野新聞)