021118iitomiy 現代政治の理論と実際 飯富 裕
チュチェ思想について
初めてのチュチェhttp://jongil.3nopage.com/juche/juche1.html
チュチェ思想とはすべてのものを人間中心に考え、人間に奉仕させる人間中心の世界観である。
人民が建設を遂行しなければならない義務
革命と建設の主人、また革命と建設をおしすすめる力の所有者は人民大衆である。
勤労大衆は自然と社会の改造者であり、歴史の創造者でもある。
勤労大衆の創造的労働と闘争により、社会のすべての物質的富が創造され、社会的発展が遂げられる。したがって勤労大衆は当然社会の主人となるべきであり、すべての物質的富の享有者となるべきである。
自己の運命にかかわる問題を決定する権限
自己の運命の主人、また自己の運命を切り開く力の所有者は自分自身である。
人間はすべての行動は思想意識によって規定される。人間の自主的な思想意識は外部世界に盲目的に従うことなく、世界を自分の意思と要求に即して目的意識的に改造していくべきである。
認識の主体は人間自身である。人間は自己の積極的な思考活動を通してだけ事物現象の本質を認識することができる。
チュチェの闘争
この革命を行う目的は、すべての人に立派な生活ができるようにすることである。それは人間があらゆる従属から抜け出し、自然と社会の主人として自主的で創造的な生活を享受することである。
チュチェ思想の革命闘争の対象
1.他を無批判に崇拝すること。
2.排他的に守りに入ること。
3.過去を否定し、ゆがめること。
チュチェの確立
思想意識の確立は労働生産率を高めるために行われた。確立するということは、革命と建設の主人としての態度をとることである。つまり自分の問題はあくまで自分自身が責任もって解決する「自主的立場」、革命と建設で提起されるすべての問題を自国の実情に即して解決する「創造的立場」を持つことである。