《都市計画》                   

010121k  齋藤 慎一

 

○大田区を中心とした新規国家プロジェクト

 ・国鉄蒲田駅東西口の再開発

 ・周辺の高砂香料の土地及び羽田空港の沖合展開と三倍増拡大

 ・蒲田駅から羽田新空港に向かう地下鉄線の予定

 ・環状8号線の整備

 ・羽田臨空副都心計画

 ・国際空港新設  etc

 

〈オールジャパン連合軍〉

 大田区、富士銀行、日本興業銀行、日本長期信用銀行、三井信託銀行、日本開発銀行、その他都銀、日本生命、第一生命、損保各社、大手ゼネコン、東京電力、東京ガス、NTT   etc

各民間企業に対して、土地の競争入札への参加を控えるように圧力をかける。

  

     日本人とは昔から土地、不動産に対して異常な執着を示す人種であった。

 

 大田区中心の新規国家プロジェクトにおいて、蒲田という土地は重要な役割を担うところであり、蒲田駅も交通の要衝であった。つまり、ここの土地の利権を取れるかどうかが、自分たちの利益の有無に大きく跳ね返ってくる。

 

参考:『蒲田戦記』 佐佐木吉之助  日経BP