研究室へのたより

宇都宮大学国際学部行政学(中村祐司)研究室では、このホームページを御覧になった学内・学外の方々からのたよりを募集しています。ホームページの内容や研究室活動に対する感想やアドバイス、意見などを率直に聞かせていただけたら幸いです。今後のホームページ作りに役立てていきたいと思います。たよりの内容は基本的にそのまま掲載させていただきます。(メールの最初に「研究室へのたより」掲載希望と書いてください。匿名希望の場合にはその旨お願いします。なお、肩書きは投稿時点でのものとなります。)

メールアドレス:yujin@cc.utsunomiya-u.ac.jp  (中村祐司宛)

                                             

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吉葉 恭行さんから

(国際社会学科第1期生東北大学大学院国際文化研究科博士後期課程) 2001年7月5日

第一期卒業生の吉葉です。私は現在、東北大学大学院国際文化研究科博士課程後期に在籍し

ております。つい先日の6月28日に研究題目発表会を終えました。題目は「開発途上国の工業

化にみる技術移転の実態とその問題点−技術構造論的視点からの再検討−」です。宇都宮大学

において藤田先生に指導いただいた研究分野の延長線上にありますが、先行研究とは異なった

視点から、より深く突っ込んで議論できるテーマであると自負しています。また大風呂敷を広げた

ことも確かで多少(どころか大いに)不安もあるところでもあります。

まあ、わたしの近況はこのへんにして。

さて、最近更新された行政学研究室のHPを拝見いたしました。HP充実ぶりに感嘆しております。

また、他大学とのジョイント合宿をはじめとした活動の活発さに感銘いたしました。いまさらながら

先生の演習をとっていればよかったと後悔しております。旧HPにおいて指摘させていただいた点

(卒論テーマや修論の紹介など)は改善著しくもはや何もいうことはない、というよりはむしろ感嘆の

声をあげるのみです。

ここで視野を広げて国際学部全体を見渡してみますと、国際学部が設立されて6年が経ったという

のに、地域・時間帯を問わず安価にタイムリーに情報を発信する手段(大学インフラ)を持っている

にもかかわらず、未だ4研究室しかHPを開設していないという事実につきあたります。

しかも国際社会学科のみで、国際文化学科のほうはゼロですね。語学系などは専門の言語でHPを

開設していても良さそうなものですが.....

まだ宇都宮大学国際学部も外向きに情報を発信しようとする意識が高まっていないと外部の人間に

受け止められても仕方がないかもしれませんね。

コンピュータの知識がない先生方もいらっしゃるかと存じますが、学生などの力をうまく利用するなど

して積極的にHPを整備されることを希望します。

以上余計なあら探しもしてしまいましたが、総括すると、倪、間遠先生のところを除けば先生の研究

室ほど情報を発信しているところはありませんから、社会科学系では先生にIT部門を引っ張っても

らうしかないということでしょうか。がんばってください。

最期にテクニカルな面で指摘や質問をさせてもらえれば、

1)   先生のHPはフレーム割りが多少いたずらしています。ページリンクをし、それぞれのページの

"back" ボタンをクリックすると、フレーム内にまた同じフレーム割りが現れます。これは要改善

ですね。

2)   卒論や修論の情報が満載であるのは情報開示が進んでいて喜ばしいことなのですが、論文の

無断転載などに対する対策はなにかされているのでしょうか?(電子透かしなど)

3)  様々な研究活動の写真が満載ですが、ネットで公開する利益とリスクはどの程度考えていらっ

しゃるのでしょうか?

2)と3)はさほど気にすることもないとは思いますが、個人的に興味のある話題なので。

最期になりましたが、先生の研究室の益々のご発展をお祈りいたしております。

PS:同窓会活動の応援のほどよろしくお願い申し上げます。

                                     

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山本 直美さんから

(行政学研究室第1期生)naomi-y@rd.mmtr.or.jp

一年しか社会人をしていないので、大きなことは書けませんが、とりあえず私が経験したこと
をまとめてみようと思います。まず、この職業(ローカル紙の記者)を選んだのは、自分の好
きなように取材をしたり、書いたりできると思ったからっていうのが一つあります。
あと、同期との競争とかドロドロとしたこともなさそうだったことも。一番の理由は楽しそう
に思えたことかもしれません。
 
今、私の置かれている状況は、
1、とても小さい会社にいるということ
2、女性記者だということ
3、時間的な拘束が少ないということなどです。
 
1については、今の会社は従業員が二十人ほどと小さく、平均年齢も二十代後半と若く、上司が
いない?という少し奇妙な会社です。結構人の入れ替わりが激しくて、とにかく放任です。出世
とかもないので、人間関係に悩んだりすることはほとんどありません。さらに、向上心さえあれ
ばいろいろなことがやらせてもらえるという利点もあります。だけど、今までに何度も「もうす
ぐつぶれるらしいよ」という噂を聞くなど、安定感はありません。今、自分の好きな仕事ができ
ればいいとか、ステップアップにしたいという人にとっては中小企業はお勧めです。
 
2については、男性からも女性からもかわいがられるおいしい職業かもしれません。だけど、男
女で仕事の量が違うわけでもなく、男女平等の世界なので仕事的につらいかも知れません。
 
3ですが、これが実はとても辛いことなんです。自由な職業であればあるほど、反対に心理的な
拘束時間が増えるような気がします。休みの日でも次の原稿のことを考えなければならなかった
り、締め切り前は夜遅くまで会社にいたりもします。さらに週に一度は午前様です。決まった時
間で終わらない職業を続けるには、自分が本当に好きなことじゃないと無理だろうなと実感しま
す。
 
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上ノ段 憲治さんから

(行政学研究室第2期生。国際学研究科所属)dankichi@gem.hi-ho.ne.jp ホームページへ

大学4年間を終え、今年度から大学院生として、また新しい環境での学生生活が始まった。学部生
上がりということで全く環境が変わったわけではないがうちの研究室(大学院の)は社会人の方ば
かりなのでいろいろと勉強になる。
 
指導教官の中村祐司先生は学部生のときから接点があり、卒論指導でも大変お世話になった。まわ
りの大部分の友達はすでに就職してしまったが、自分としては大学院で2年間勉強してから就職と
いうプランが4年生のはじめからあり、現在に至っている。この2年間を無駄にしないよう、しっ
かりと研究にはげんでいきたいと思う。
 
中村先生の講義に関する紹介(履修してみての感想)
 
―行政学概論―
はっきり言って、かたくるしいと言うか、難しかった。でも、基本的なことなので行政学をやって
いく上で必要不可欠。公務員の勉強にもなる。この講義を受講して行政学をやりたくない、嫌いと
判断するのはおかしい。
 
―地方行政論―
行政学概論とは全く異なり、気楽に受講できる。 
 
―余暇行政―
受講した時期がちょうどワールドカップ フランス大会だったのでワールドカップに関することが中
心だった。イメージラボ教室を使い、その辺の講義の仕方と違い、学生各自が調べてきたのを発表し
ていくので、さまざまな情報を得ることができよかった。
 
―行政学演習―
年々、雰囲気が違うため説明するのが難しいが、ジョイント合宿はいろんな面でGOOD! 他大学との
交流という点もあるが、私立と国立、東京(都心)と地方の大学が集まるため、ひとつのテーマにお
いて全く考えが異なり、おもしろい。
 
              
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