宇都宮大学国際学部行政学(中村祐司)研究室では、このホームページを御覧になった学内・学外の方々からのたよりを募集しています。ホームページの内容や研究室活動に対する感想やアドバイス、意見などを率直に聞かせていただけたら幸いです。今後のホームページ作りに役立てていきたいと思います。たよりの内容は基本的にそのまま掲載させていただきます。(メールの最初に「研究室へのたより」掲載希望と書いてください。匿名希望の場合にはその旨お願いします。なお、肩書きは投稿時点でのものとなります。)
メールアドレス:yujin@cc.utsunomiya-u.ac.jp (中村祐司宛)
一年しか社会人をしていないので、大きなことは書けませんが、とりあえず私が経験したこと
をまとめてみようと思います。まず、この職業(ローカル紙の記者)を選んだのは、自分の好
きなように取材をしたり、書いたりできると思ったからっていうのが一つあります。
あと、同期との競争とかドロドロとしたこともなさそうだったことも。一番の理由は楽しそう
に思えたことかもしれません。
今、私の置かれている状況は、
1、とても小さい会社にいるということ
2、女性記者だということ
3、時間的な拘束が少ないということなどです。
1については、今の会社は従業員が二十人ほどと小さく、平均年齢も二十代後半と若く、上司が
いない?という少し奇妙な会社です。結構人の入れ替わりが激しくて、とにかく放任です。出世
とかもないので、人間関係に悩んだりすることはほとんどありません。さらに、向上心さえあれ
ばいろいろなことがやらせてもらえるという利点もあります。だけど、今までに何度も「もうす
ぐつぶれるらしいよ」という噂を聞くなど、安定感はありません。今、自分の好きな仕事ができ
ればいいとか、ステップアップにしたいという人にとっては中小企業はお勧めです。
2については、男性からも女性からもかわいがられるおいしい職業かもしれません。だけど、男
女で仕事の量が違うわけでもなく、男女平等の世界なので仕事的につらいかも知れません。
3ですが、これが実はとても辛いことなんです。自由な職業であればあるほど、反対に心理的な
拘束時間が増えるような気がします。休みの日でも次の原稿のことを考えなければならなかった
り、締め切り前は夜遅くまで会社にいたりもします。さらに週に一度は午前様です。決まった時
間で終わらない職業を続けるには、自分が本当に好きなことじゃないと無理だろうなと実感しま
す。
大学4年間を終え、今年度から大学院生として、また新しい環境での学生生活が始まった。学部生
上がりということで全く環境が変わったわけではないがうちの研究室(大学院の)は社会人の方ば
かりなのでいろいろと勉強になる。
指導教官の中村祐司先生は学部生のときから接点があり、卒論指導でも大変お世話になった。まわ
りの大部分の友達はすでに就職してしまったが、自分としては大学院で2年間勉強してから就職と
いうプランが4年生のはじめからあり、現在に至っている。この2年間を無駄にしないよう、しっ
かりと研究にはげんでいきたいと思う。
中村先生の講義に関する紹介(履修してみての感想)
―行政学概論―
はっきり言って、かたくるしいと言うか、難しかった。でも、基本的なことなので行政学をやって
いく上で必要不可欠。公務員の勉強にもなる。この講義を受講して行政学をやりたくない、嫌いと
判断するのはおかしい。
―地方行政論―
行政学概論とは全く異なり、気楽に受講できる。
―余暇行政―
受講した時期がちょうどワールドカップ フランス大会だったのでワールドカップに関することが中
心だった。イメージラボ教室を使い、その辺の講義の仕方と違い、学生各自が調べてきたのを発表し
ていくので、さまざまな情報を得ることができよかった。
―行政学演習―
年々、雰囲気が違うため説明するのが難しいが、ジョイント合宿はいろんな面でGOOD! 他大学との
交流という点もあるが、私立と国立、東京(都心)と地方の大学が集まるため、ひとつのテーマにお
いて全く考えが異なり、おもしろい。