2025年11月 中村祐司の教育日誌
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25/11/06. Tues.
外国語文献講読
木曜日だが月曜授業。”Airstrikes alone won’t end Iran’s nuclear ambitions”を読む。嬉しかったのは、受講生のうち2名ほどが、教員の考えるこの授業の目的に応えてくれたことだ。予習を前提に、しかし授業ではそれをいったんサラにしてスクリーンに向き合う。訳の進み具合もむらがなく、今後、このやり方でいいのだと確信できた。時間的にも少し余裕を持って読み切れたのも収穫だ。
スポーツ・余暇政策
前回の授業で確認を忘れてしまい、受講生には北京五輪をファイル課題に含めることの共通理解が浸透しなかったかもしれない。それでも、コラムとの関係で配布した冊子を使う趣旨は浸透できた思う。次回が10日(月)でこの週末のスケジュールの関係から事前に準備した10日の教科書課題の背景(部活動を含む連携・協力分類の目的)について、先走りして説明してしまった。本日を対象とした授業課題を作成する時間を少し取ったのはよかったと思う。
研究室活動は早くも大詰めだ(投稿論文、まちづくり提案、卒業研究など)。月曜授業が不規則だからこそ、別曜日に向き合う集中力を強め、間隔の長さや短さを逆利用するつもりで臨んでいきたい。また、ゼミ論、提言論文、卒論、投稿論文の重層性を「書く」という行為で貫いていこう。
政策形成と協働(大学院修士授業)
政策、制度、管理に絡めた2件の報告。確かに報告者に対して質問は出しにくいとは思う。しかし、文理融合がこの大学院の売りだ。何とか言葉を捻り出してほしいという思いで向き合い、実際にそれは達成できた思う。
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25/11/10. Mon.
外国語文献講読
昨日1昨日と遠出出張(青森市)で疲れを引きずったまま授業に臨むが、いい加減にやるわけにはいかない。“As trade deadline approaches, Japan must draw lines”を読む。今年7月上旬の社説だからこその読みやすさを感じた。その後の展開が何となく頭に入っているからだ。中盤以降からはパラグラフ毎に掴みに掛かる時間も取り入れたい。
スポーツ・余暇政策
定番どおり授業課題から入る。その後の教科書課題については前回、教員による説明が先走ってしまったので、受講生による報告から始める。原稿ファイルは通常どおり。2018年段階では震災復興にまだまだ期待していたことを思い出した。当日提示資料は先日のSDGs入門授業で感心した受講生レポートをいくつか紹介。
ゼミ・修論・博論指導
インフルエンザの流行がゼミ内にも?まずは体調第一で乗り切ってほしい。研究室内締切に向けて卒論は大詰め。まちづくり提案書もあと10日ちょっとだ。ゼミ論も実質あと2カ月。院生も含めて誰もがやるしかない状況に置かれている。
政策形成と協働(大学院修士授業)
インフルの影響はこの授業にも及んだ。急遽、後半は教員から国スポについて話題提供。来週は受講生全員から政策・制度面に絡めた2回目の報告。融合的思考の獲得に向けて、ここをぜひ乗り越えてほしい。
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25/11/17. Mon.
外国語文献講読
“Trump declares war on the global economic order”を読む。この授業も中間地点に差し掛かってきた。論理性は社説の強みだし、内容には前石破政権の発言など新たに知ることもあった。段落をカバがガバっと飲み込むように理解していく(カバガバ方式)を浸透させていきたい。
スポーツ・余暇政策
三つの課題の循環が軌道に乗ってきた。授業課題では当日提供資料についての記載もありだ。コラムは今回で最後。反応を気にすることもなくなった。読み終わった後の「し〜ん」とした雰囲気は内容が受講生に「浸透」したと受け止めた(い)。
ゼミ論・卒論・修論・博論指導
残りの就業年限との関係もあり、今年度、来年度と小規模ゼミなので結果的にメンバー1人1人の重みが増す状況だ。まちづくり提案論文の提出が迫り、教員としても必死に道筋を付けたつもりだ。あとは作成者のさらなる奮起だ。やってくれると思う。
政策形成と協働(大学院修士授業)
3コマが2件の来室で埋まったので、朝からの流れを途切らせることなく教室に入る。受講生全員から報告。留学生との意思疎通が難しいのは事実だが、確認を重ねるなど工夫する責任はこちらにある。残すところあと1回まできた。この授業だけでなく、月曜授業の不規則性を嘆くのではなく、メリハリの付いた内容にできる機会と捉えたい。
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