2025年10月 中村祐司の教育日誌
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25/10/06. Mon.
外国語文献講読
後期の担当授業が始まったが最高気温は29度とのこと。現段階では確定ではないが、例年になく受講生が多め。教室を使うのも今年1月下旬以来。初回なので短めの”Over 90% of low-income families struggling to feed children”を丁寧に読む。とにかく皆がスクリーン画面に集中し、訳の共有をしながら積み重ねていきたい。
スポーツ・余暇政策
初回に行うガイダンスとしては最も力が入った。今後、随時、当日資料を盛り込む機会があるものの、基本的には対象の資料ファイルをすべて提示した。受講生に対して大きなボールを投げ掛けた形となった。授業に軸は受講生がとれだけ教科書課題、ファイル課題、授業課題に事前に取り組んで来るかに掛かっている。
就職事情で1名欠席となったが、メンバーがこうして揃うといよいよ後期がスタートしたと実感する。まちづくり提案、卒業研究、投稿論文と各々がやるべきことは明確だ。別曜日での実施も複数ある月曜はペースを乱されがちかもしれないが、逆手に取ってメリハリを付けた研究室活動としたい。
政策形成と協働(大学院修士授業)
事前に8回の授業スケジュール案を設定して臨む。初回は主に教員からの話題提供。ファイルをPDFで提示すべきところパワポになってしまったり、原稿ファイルに間違いがあったりしてやや慌てたスタートとなった。しかし、受講生には教員の話しぶりから、大学院授業ならではの迫力として受け止めてもらえたのでは。
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25/10/15. Thurs.
外国語文献講読
水曜だが月曜日授業。“Normalcy returns to South Korea, but hard work remains”を読む。最初ネットにつながらず焦るが結局つながる。予習は大前提だが、全員がスクリーン画面を見ながら、白紙の状態で読み進めるスタイルを取る。教員による訳も間に入れながら進める。こんな感じで次回以降も行ければ。
スポーツ・余暇政策
今回から実質スタート。授業課題、教科書課題、原稿ファイル課題の順で進める。まずはいずれも数人だが、受講生からの課題報告、その後グループ対話(今回の席は任意)。これを3セット続けるイメージ。オモテには出にくい総合型クラブ運営の大変さを吐露。授業内容としてはメリハリが効いて結果的によかったのでは。
ゼミ・修論・博論指導
卒論もまちづくり提案も投稿論文もすべて実質大詰めの段階に入った。ここから年末まではあっという間だからだ。全員が揃い、そのことの共通認識を持てたことが大きい。卒論中間発表の段取りなども確認。
政策形成と協働(大学院修士授業)
とくに留学生受講生には曜日の変更を事前に念押ししておけばよかった。複数の欠席者が出たが、授業は最小人数で成立。やることを淡々と進める。研究がどんなテーマであろうと、本人の問題意識をどこまで押し広げられるかが大切。
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25/10/20. Mon.
外国語文献講読
“A belligerent China hones its tools of intimidation”を読む。受講生とキャッチボールしながら読み進められたのが収穫。スクリーン投影を共有しつつ、いったんサラにして全員で確認し合いながら意味を把握していこう。
スポーツ・余暇政策
授業課題→教科書課題→ファイル課題の順で進む。これを定番としたい。スポーツ推進委員の存在が受講生の間で知られていないことがわかり少しショック。コラム(11回目)紹介。伝統と新時代の絵画と音楽について話題を広げることができた。
ゼミ論・卒論・修論・博論指導
まちづくり提案についての準備が本格化。足を動かし思考をめぐらせることをあきらめなければ必ず新たな発想とアイデアが出て来るはずだ。その意味では順調に進んでいる。公開の卒論中間発表が来週となる。紀要論文提出や論文全体の見直しも迫る。まずは教員が抱える締切に決着を付けなければ。
政策形成と協働(大学院修士授業)
前回は留学生の曜日間違いがあったが、今回は全員揃う。3人から研究内容報告。教員の関心としては政策的な切り口の有無。次回は教員作成資料の提供。その次以降の2回が受講生にとって山場となる。
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25/10/27. Mon.
外国語文献講読
“Chasing peace with Iran as the Middle East smolder”を読む。最後まで行かなかったが、受講生も解釈に知恵を絞ったので致し方ないだろう。”not so ・・・that・・・”の構文が把握できず立ち止まってしまった。終了して階段を上がっている時に「そうだったのか」と思いついたが後の祭り。次回の最初に少し時間を取って説明したい。
スポーツ・余暇政策
教科書課題のキーワードは好循環、連携、協働。ファイル課題についても内容の共通性はあった(行政、住民、企業の相互連携)。新聞切抜きについても提示(レジャー事故をめぐる司法判断)。さすがに今回の席配置で落ち着くのでは。
ゼミ論・卒論・博論指導
公開での卒論中間報告会。司会役の教員としてはフォーマルな雰囲気で進めることを心掛けた。後半はまちづくり提案関係。日程が前倒しになったのでそれに応じてスケジュールを変更。両者ともに完成に向けて大切な時期に突入した。
政策形成と協働(大学院修士授業)
今回は次回に向けて教員から話題提供。基礎自治体の首長機能をめぐる課題提示と2008年北京五輪の冊子を配布して、とくにガバナンスのあり方に焦点を当てた。季節はいきなり冬の入り口がやってきたようで、授業終了時にはかなり冷え込んだ。
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25/10/28. Tue.
SDGs入門(学部横断型の基盤教育科目)
峰キャンパスで200数十人を相手にオムニバス形式の授業。教室に入ったのも20数年ぶり。大人数でさすがに緊張したが、1年生の順応ぶりは凄くて、グループ討議でも討議報告でも積極的。さらに課題提出にあたっても集団的集中の空気が醸し出され、多くの受講生が授業時間内に提出した。さすがだ。
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