2015年12月 中村祐司の教育日誌
15/12/07. Mon.
地方自治論
昨日ジョイントが終わり、その達成感と疲労感を抱えたまま授業に臨む。中身をじっくり読むことはできなかったものの、受講生各自の作成途上の原稿をチェック。やはりどうしてもかなりの時間を使わざるを得ず、残り10分ぐらいでグループメンバーをチェンジして、できるだけ全体で進み具合や各自の問題意識を共有することに努めた。次回(第2次草稿の提出)は最初にpeer to peer授業(まちづくり提案)を30分間確保し、その後、テーマと男女比を勘案して新グループ(これで最後まで固定する)を提示した上で、教員が各グループを回る形で時間は短めとはなるものの、原稿チェックを行い、その後、全体が共有する時間も作る予定だ。
現代政治の理論と実際
慌ただしかった地方自治論の時間とやや異なり、ゆったり気味に受講生各自の原稿をチェック。その後、作成において先行している2名の受講生をチェンジし、行った先のグループメンバーに内容を説明。その後、論点が明確になりつつある別の受講生2名にも同様なことを行う。全員ではないものの、内容が重複しない形で認識共有ができた。次回(第2次草稿の提出)は最初に新グループを提示して、教員がテーブルを回る形で原稿チェックを行う。
卒業研究準備演習(行政学ゼミ)
本来であれば1日2日は休みたいところだが、気持ちを切り換えて週1回の月曜ゼミの巡り合わせに合わせて、次のまちづくり提案に向き合うこととした。当日までの準備スケジュール(中心はプレゼンとポスター作成)を調整した。無理し過ぎるのは禁物だが、1回の貴重な機会でもある。なお、今日までジョイントの準備でそのことを確認する余裕が教員側にもなかったのだが、20日の日光活学舎授業に参加してもらえるのは嬉しい事だ。
卒論指導
先週のジョイント出発前日の木曜日に1日かけて読み込んでおいたので、今日は博士院生と一人ひとりに助言を提供した。研究室内最終締切を2週間後の21日とすることで合意した。来年1月の具体的スケジュールはこれからだが、7日に修学支援課の提出した後で、この卒論指導の時間に臨むこと、できればその日のうちに研究室HP掲載作業を終えること、18日は卒論発表会、最終の25日は進路情報交換会、といった点を決めた。まずは来週までの完成を目指してほしい。
15/12/14. Mon.
地方自治論
Peer to peer 授業の2回目。その後編集会議グループを提示した上で、第二次原稿の提出を各グループを回る形で確認する。日程が詰まってきた。各編集グループでの編集長の選出、章に相当するタイトルの設定、章のはじめにとおわりに(各々1ページは書いてほしい)の作成など、やることは相当ある。次回(今年最後の授業)が最終原稿の提出だが、USB等経由でのファイルの受取について伝えるのをうっかりした。後でMoodleにその旨掲載しておかなければ。
現代政治の理論と実際
地方自治論と同様のスタイルで授業に臨むが、peer to peerがない分だけ、時間は十分取れた。編集会議グループを提示した後、さっそく最初の編集会議のスタート。編集長も決まる。次回が紙と電子媒体での最終原稿の提出日。締切の日程はぶれない方がいい。最終原稿の共有についてはMoodleを活用すればよいことに気づく。研究室HP掲載については1月の授業で慎重に対応していけばいい。
卒業研究準備演習(行政学ゼミ)
まちづくり提案がもう目の前だ。ポスター作成のための消耗品注文などに追われる。一部4年生が参加してくれて、プレゼンをめぐる貴重な助言を連発してくれた。ジョイントについてもいえるが、1学年で完結しないこうした機会はとても重要だと思う。少人数ならではの3年生のチームワークを発揮し、10分間のプレゼン時間にすべての思いをぶつけてほしい。
卒論指導
ここにきて体調不良者が続出。入試シーズンを前にして自分も気をつけなければいけないと思った。来週が最終原稿の完成時期となる。ありがたいことに1月の予定についても4年生が自ら取り決めてくれた。スケジュールの都合が付かない者が多く、忘年会はなしにして、その代わり、初めて来年1月に新年会を開催することにした。研究室活動も終盤に差し掛かっていることを実感した。
比較政策研究(大学院)
3人から報告。テーマが別領域だからこその面白さもある。物事を追求する真摯なスタンスでは共通しているからだ。この時間帯、確かに朝からの疲れが一気に出るようできついものの、国際学研究科ならではの貴重な大学院授業として捉えている。気がつけば、修士1年生は論文提出まであと1年である。
15/12/21. Mon.
地方自治論
レポートの最終提出日。昨日の日光活学舎も参加学生には好評だったようだ。編集会議グループに分かれた上で、来年初回の授業でやるべきことを話し合う。一人ひとりから紙と電子媒体で受け取るが、ノートパソコンのWindows10に慣れずに四苦八苦してしまった。どうにか時間内で終わる。来月の見通しとしては、次回までに章名、各章のはじめにとおわりに、そして1月18日の最初の時間に前回の確定番を提出、最終回の1月25日は司会者を受講生から出して意見交換、遅くとも来月中には研究室HPに掲載するというものだ。
現代政治の理論と実際
基本的には地方自治論と同じように進めるが、受講生数が少ない分多少の余裕ができるはずだと安心していたが、実際はそうもいかなかった。掲載順も仮ではあるが決まる。やはりきっちりと文章化したものを作成するのは、エネルギーの要する行為であるとつくづく思った。形式面なども含めなかなかすんなりとはいかないものだ。それでも午前中の2コマを無事終了。授業としては今年の区切りを付けることができてよかった。
卒業研究準備演習(行政学ゼミ)
じっくりと構えて、来年1月の研究室活動のスケジュールについて、一つ一つ丁寧に確認しながら進める。結構やることがあるものの、年内少しはのんびりしてもいいのではないか。3年生はジョイントとまちづくりを経験して、ますますやる気が増したようで、若者のパワーはすごいと思った。研究室ゼミ活動についても来年1月の見通しを付けることができてよかった。
卒論指導
卒論についても今日が最終提出日。達成率が半分というのも致し方ないか。延長とはいっても25日がラストのラストだ。この時までのファイルのやり取りを認めざるを得なかった。研究生からも報告。何はともあれ、全員提出の見通しが付きそうなのはありがたい。来年1月の卒論の研究室HP掲載作業、卒論発表会、進路情報交換会、卒論助言会についても確認できた。終了後に研究生の研究計画書のチェックを行う。どうにかこれで一区切りだ。何とか今年の授業・研究室活動をやりきることができたことに感謝したい。