20121月 中村祐司の教育日誌

 

 


 

 

12/01/16. Mon.

 

現代政治の理論と実際

月曜日の授業スケジュールはやや変則的で、この日が今年最初の授業。初めての試みである仮レポート提出日。結論としてはこうした緩衝的な導入は正解だったと思う。ほぼ完成していると思わせる受講生もいた一方で、形式面でもまだまだの受講生も散見された。後者に対する指導は短くなり、後者についてはどうしても長くなる。全員見終わると残り時間はほとんどなし。最後に全員に対して、Webレイアウト表示対応(段落毎に1行空ける)と、とくに情報源としてウィキペディアを用いる際の注意点を指摘するが精一杯だった。

 

 

地方自治論

受講生の人数の関係で、同じ仮レポートの提出であっても余裕をもって対応できた。ただ、欠席者が複数おり、来週の本提出に向けて懸念材料が残ったことも事実だ。インターネット情報をめぐる註の付け方はなかなか厄介だ。かといって紙媒体の情報源のみに頼るわけにもいかないし。受講生には、成果をHPに掲載することを、良い意味での緊張感の持続、考察や論理展開の面でのプラスに解釈してほしい。来週がいよいよ本提出。

 

 

卒業研究準備演習(行政学ゼミ)

就活関連で少人数の出席。6月末のまちづくりイベントは研究室として前向きの方向で対応することを確認。今年度の研究室活動スケジュールについても確認(メインは他者の論文を2週間で読み込むこと)。来月2日の進路情報交換会については3年生の主催となる。

 

 

卒論指導

卒論提出後、初の顔合わせ。大きな山は越えたが、卒論生についても他者の論文(卒論・修論)の読み込みを、今年度残りの研究室活動のメインとなる旨を強調。自ら積極的にミニポスター作りに取り掛かったので、教員も修学支援課に行って、今月30日と来月2日の教室を押さえる。院生の研究計画書作成の指導を終了後に研究室で行う。

 

 


 

 

12/01/17 Tue.

 

比較政策研究(大学院)

院生2名から報告と全員から目次提出。1年を切った修論提出のこの時期だからこそ、敢えて目次案を提出してもらった。今後、論文構成の変更は多々あろうが、決して無駄な試みではないと思う。中国語文献・資料の日本語訳のまとめ、そして、問題を提起する文章の作成。この二つのスタンスをもって何とか自力で、今日から修論完成に向けて実質的なスタートを切ってほしい。

 

 


 

 

12/01/23. Mon.

 

現代政治の理論と実際

レポート提出日。配布資料はなかったので印刷の手間はなかったが、プロジェクターがかれこれ4カ月以上になるだろうか。故障でまったく使えず、行政学資料室から持ってきたプロジェクターで間に合わせた。デスクトップパソコン本体とプロジェクターとの距離の問題など、配置してみて結構難しいことが実際にやってみてわかった。授業には間に合い、一人一人の受講生から確実に受け取った(つもりが後ほど1名分足りないことが発覚)。次回と次次回で、事前に他者のレポートを読んだ上での意見交換。

 

 

地方自治論

同じくレポート提出日。受け取りには余裕があった。提出遅れはあったものの全員が提出。教員自ら作成したものの内容について力説。レジメやグラフィカルな図式化と異なり、活字は確かに地味だが、自分の考えを論理立てなければ、書きようがないし、出来上がったものを後々まで価値継続するには優れた媒体だとあらためて実感した。

 

 

卒業研究準備演習(行政学ゼミ)

やや雰囲気が糸の切れた凧のような感じだったが、表面上は凪でも、3年生にはぜひ必死で4年生の卒論を読み込んで、来週の卒論発表会に臨んでほしい。最終回の進路情報交換会は3年生の主催だ。研究室HP作成にも意欲的に取り組んでほしいと話した。1名が操作マニュアルを作成中と知り、嬉しかった。このように教員から指示を出した内容以外のことをどんどん積極的にやってほしい。

 

 

卒論指導

4年生のなかには研究室HP掲載をする人がいないので、卒論発表会の伝達を社会人院生にできないことに気がつく。慌ててスキャナーをかけて、4年生1名の元卒論と一緒に添付で送信した。いまからでは遅す過ぎるとは敢えていわないで、4年生の自力で研究室HPに発表会について掲載するように指示する。もう少しこうした強面の指示を早くから出せばよかったかも。

 

 


 

 

12/01/30. Mon.

 

現代政治の理論と実際

研究室HP前半のレポートをめぐる意見交換。個々のレポート内容間のつながりを意識した司会進行に感心した。内容をめぐる温度差は致し方ないとしてもこれまで、教員が考えている水準以下のレポートに教員も引きずられてしまっていたことに気付く。やはり好レポートあるいはこれに近いレポートが複数出てきていることに感謝し、これを力に得て、受講生の間でたとえ半数程度だとしても知恵を結集する大切さがわかった。次回は明明後日の木曜となるが、コメント文の修正をしつつ、さらに授業の拡充を目指したい。

 

 

地方自治論

同じく研究室HP前半のレポートをめぐる意見交換。緩やか穏やかな雰囲気ではあったものの、5本のレポート内容それぞれについて、今後の解決・進展の方向性を見出そう等する司会者の姿勢が一貫していた。1コマ目の授業も同様だが、事前に読み込んで来れば、必ず聞きたいことは出てくる。それをレポート作成者に投げかけるところから、始まらなければならない。ぜひ留学生からも発言を。

 

 

卒業研究準備演習(行政学ゼミ)・卒論指導

E棟の演習室を2コマ続きで借りて、卒論発表会を実施。社会人院生1名を除き、16名が揃った。これまで対3年生、対4年生、対院生といったように、頭の中では区分け分割して対応しているイメージが強かったので、一同に介したのを目にした時には、少し戸惑いを感じた。このように机をコの字にして向き合ってやるのもいい。さすがに全員というわけにはいかなかったが、しっかり読み込んで質問する研究室生もいて、やり取りを聞きながら、これまでの指導風景が頭に浮かんできたりした。次回木曜の進路情報交換会で今年度の研究室活動も終了となる。

 

 


 

 

12/02/02. Thurs.

 

現代政治の理論と実際

レポートをめぐる意見交換会の後半。司会者が14本を3つのカテゴリーに分け、質問も積極的にしたので、とくに中盤以降から盛り上がった。原発をどうするのか、これに変わる代替エネルギーをどうするかで、受講生もいろいろと考えている。発言を聞きながら、教員作成のコメント文も校正したので、早めに研究室HPに掲載したい。来週月曜の試験でラスト。

 

 

地方自治論

ゆったりとして雰囲気の下、司会者がうまく受講生から意見や質問を引き出してくれた。やはり大震災は受講生の心にも大きな衝撃を残している。震災がなければ突き付けられなかったであろう、数々の重い諸課題にいったいどう向き合っていけばよいのか。これからもこの授業では各自が各々の理解を通じて咀嚼しながら、考え続け、迷いながらも進んでいくしかないと思った。

 

 

卒業研究準備演習(行政学ゼミ)・卒論指導

先週と同じE棟の演習室を借りて、4コマに集約する形での進路情報交換会の実施。4年生3名、3年生3名、院生3名の参加のもと、本音も交え有用な質問・応答、意見交換ができたのではないか。昨夜慌てて作成し緑色用紙に印刷した半切れを配布。来年度の演習・卒論指導の時間割変更、次回4月の初回卒論指導までにやっておくべきこと(文章化したもの4枚以内。院生は8枚以内)、資料室パソコンの状況把握と今後の変更の3つに絞って説明し、今年度の研究室活動が終了。寂しいというかほっとしたというか、達成感もない交ぜになった不思議な気持ちになった。本来であれば、ゆっくり「ご苦労さん」会でもやりたりところだが、まだやり残している雑務等に追われており、感慨は胸にしまって、研究室に向かった。

 

 


 

 

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