20094月 中村祐司の教育日誌

 

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09/04/09. Thurs.

 

スポーツ社会学(白鴎大学)

 企業スポーツの衰退と新たなスポンサー獲得への模索について、日本における具体例を提示した。後半は栃木県内におけるプロスポーツについて、収入面や支出面から基本的なデータを押さえた。次回からは早速テキストのポイント1から10までを取り扱う。

 

スポーツ行政論(白鴎大学)

2016年五輪の東京招致活動に焦点を当てた。シカゴやマドリード、リオデジャネイロの活動内容にも触れた。五輪と都市行政とが切っても切れない関係にある点を強調した。同じく次回からテキストのポイント1から10までを取り扱う。

 

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09/04/13. Mon.

 

行政学

昨年まで毎年持っていた産業技術大学校の授業が、県財政縮減の影響でなくなってしまった。そのおかげでやや余裕をもって教室に入ることができた。初回だが最初に1章の2つの要点を説明。後半は授業レジメの印刷とテキストの購入、進捗予定について。次回は1章の簡単な補足と2章まで。テキストポイントは1から10まで。説明をめぐる授業内時間配分は早め早めがいい。

 

行政学演習

 初回の3年生ゼミは5名と少なめ。しかし、余裕を持って一人一人と向き合えそうだ。院生3名も出席。いきなりがちがち行かないで、まずは大きなところでの問題意識の共有を図っていきたい。ゼミ活動も継続と蓄積が大切だ。

 

卒論指導

7名の卒論生全員が揃った。今日の課題である文章化したA4で5枚分のペーパーも全員が提出。一通り各自が説明し、その後、今後の発表スケジュールを決めた。卒論中間発表はなしとしたものの、3年生のゼミ成果発表は実施することにした。まずはスムーズに研究室活動がスタートしてほっとした。

 

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09/04/14.Tue.

 

総合演習(教職科目)

国際社会学会の教員免許取得を目指す23年生を対象とした授業。初回受講者数は9名と予想外に少なかった。後期に集中するのだろうか。3人の教員で担当する。初回は教員3人が出席して、自己紹介や今後の進め方を説明した。次回から本格化。

 

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09/04/15. Tues.

 

国際学英書講読

イメージラボTを用いた英字新聞(ジャパンタイムズウイークリー)社説講読授業。受講生は10名弱と少なめ。この授業の位置づけを説明後、丁寧に”Terrorism in Mumbai”を読了。次回は残り3つの社説。休み期間中はなかなか読めず。毎回の授業に合わせた読解が教員にとっても原動力となるようだ。

 

余暇政策論

受講生は30名弱といったところか。余暇と仕事との関係や昨年やった内容を紹介した。連休ぐらいまでは新聞記事をもとに教員側から余暇領域に絡む話題を提供していきたい。素材集めは自転車操業となるが、今の問題を扱うのでそれも止むを得ないだろう。

 

 

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09/04/16. Thurs.

 

スポーツ社会学(白鴎大学)

 2016年オリンピック東京招致活動について、先週に続いて話題提供。IOC評価委員13名の視察が今日から本格化することもあり、コンパクト性など評価項目について説明。その前にテキストのポイントについても主として奇数番号を中心に関連の視点を提供した。次回は11から20まで。 

 

スポーツ行政論(白鴎大学)

 テキストの1から10までの偶数ポイントを中心に解説。プロスポーツとスポンサー企業について北関東の事例(茨城県や群馬県のプロスポーツ)や命名権をめぐる事例(「マツダスタジアム」など)を紹介した。次回は11から20まで。火災報知器の誤作動で開始が遅れた分だけ終了がぎりぎりとなった。

 

 

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09/04/20. Mon.

 

行政学

 授業開始前に購入した受講生が相当いたものの、先週示した通り、テキストポイント1から10まで行う。少数ではあろうが、余暇政策論の履修者もいるだろうから政策的見地からの話を軸にしていきたい。その後レジメ2章を説明。統制の規範と分離の規範について丁寧に説明したつもり。今年度は「上から目線の行政学」と「下から目線の行政学」の授業を目指したい。

 

行政学演習

今年度は5名程度で確定しそうだ。一人一人と向き合ってゼミを進めていける利点を生かしていきたい。ジョイントゼミについての問い合わせが幹事校から早くも来たので時間を取って説明(早速宇都宮大のジョイント幹事が自主的に決まり感激)した。中心市街地の活性化や市内河川緑化の提案を取り上げた新聞記事を紹介した上で、インタビュの仕方などをめぐり質疑応答と調べてみたいテーマを問いかけた。次回、もう一度こちらから話題提供したい。

 

卒論指導

1名が欠席したものの、院生3名が加わり、雇用保険や行政による雇用創出事業をめぐり活発な意見交換がなされた。4年生にとっては就活実践を踏まえた上での意見、仕事を持っている院生からは現場の実情を踏まえた考え、近年退職された院生からは大きな視野での話、など多様性に富んでいた。次回からは先週決めたローテーションに沿って卒論作成文章の一部提示となる。

 

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09/04/21. Tues.

 

総合演習(教職科目)

一定額の資金獲得が決まった2つのグループを設定し、国際社会支援プロジェクト提案に向けた話し合いをさせた。二つのグループともほぼ提案書の柱は固めたようで、幸先の良いスタートを切った。次回はより中身を深めて次々回の実質的完成を目指してほしい。

 

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09/04/22. Weds.

国際学英書講読

プリントNO1.の2つ目以降を全部読む。タイトルは”Bush’s regret”, “Thailand’s political woe”, “Travels with Hillary”. 受講生の反応を見つつ、とにかくあきらめないで毎週確実に進んでいきたい。受講者数が倍近くとなり戸惑ってしまったが、英文講読としてまだぎりぎり対応可能な人数だと思う。

  

余暇政策論

この授業も人数がだいぶ増えて最初の方、混乱してしまった。テキストが足りなくなる様相となり、最初にばたばたしてしまいゼミ加入の呼びかけを忘れてしまった。致し方ない。用意した講義メモに沿った話と受講生の受け止め方を把握しようとした。テキストは詫びて先送りで次回1から10まで。

 

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09/04/28. Tues.

 

総合演習(教職科目)

2グループに分かれた話し合い。両グループとも議論を引っ張っていくメンバーが見受けられ頼もしく感じた。連休をはさむので次回は2週間後。次回までに提案プロジェクトの中身を固め、部分的であれ文章作成の成果を提示してほしい。

 

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09/04/23. Thurs.

 

スポーツ・体育社会学(白鴎大学)

 64年の東京オリンピック開催時の政治的社会的背景や大会の概要を説明。2016年招致についてもIOC評価委員会によるコメントなどを紹介した。招致活動についてはこれで一区切りとしたい。テキスト次回はポイント21(主として奇数ポイント)から。

 

スポーツ行政論(白鴎大学)

 教職を目指す白鴎大生が市内の学校に支援者としてサポートする事業を事例に、教育面でも従来の枠組みを超えた形での試みがなされていることを紹介した。野球の独立リーグに注目して、選手が置かれた仕事の環境や待遇面などについて数字を挙げて説明した。テキスト次回はポイント21(主として偶数ポイント)。

 

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09/04/27. Mon.

 

行政学

レジメ3章と4章。要点は5つ(POSDCoRB、古典的組織論、政治・行政の融合論、隣接諸学、制度学・管理学・政策学)。テキストポイントは11から20まで。次回は授業の曜日振替で57日(木)。ちょうど連休明けだ。レジメ2章分のペースでは要点を要領よく押さえることが大切。

 

行政学演習

 今後のゼミ活動のスケジュールを提示。また、「調べて書いて発表する」にあたって参考とすべき点について、書籍をもとに示した。ゼミ生7名は人数的には適度でやりやすいものの、現時点で分かっている後期残留者が少ないため、どうしてもジョイント等の活動との絡みで心配してしまう。ゼミ受講生から見れば非常に分かりにくいはずで、この点も悩ましい。とにかく研究室活動を積み重ねていく中で少しでも良い方向を目指していきたい。

 

卒論指導

今回からいよいよ卒論生による報告。文章化は実際にやってみるとなかなか難しい。註の付け方など作成にあたって浮かびあがってきた点を、一つ一つ皆で解決しつつ共通理解を形成していった。このやり方でいいと思う。とにかく実践を積み重ねていこう。

 

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09/04/30. Thurs.

 

スポーツ社会学(白鴎大学)

 企業スポーツの停滞、クラブチームの模索、独立リーグの出現をめぐり、事例を挙げて説明した。女子野球や高校野球特待生問題以後の新たな動きについても触れた。テキストポイントは次回31(奇数中心)から。

 

スポーツ行政論(白鴎大学)

自治体が公共スポーツ施設に地元のプロスポーツのチーム名を入れる事業や、曲がり角にきた競輪事業、大学のスポーツ学科の増設とその背景などについて説明した。講義の材料は日頃の新聞情報のこまめなチェックが鍵となる。同じくテキストポイントは次回31(偶数中心)から。

 

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