2009年1月 中村祐司の教育日誌
09/01/08. Thurs.
ゼミ担当(「国民生活と行政過程」早稲田大学)
新年最初のゼミだが、今年度最終回となった。4年生1名から発表。その後来年度新ゼミ生も交えて高田馬場でコンパ。三枚続きのすごい色紙をもらう(宝物!)。ほっとしたような、寂しいような不思議な気持ちに包まれた。一回も休まなかったことなど自信となった。
09/01/13. Tue.
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英文講読U(学部共通教育)
残すところ今回と次回のみとなった。昨年11月29日付の”Russia’s
crisis”, “Guantanamo Bay”, “Cocaine trafficking”, “Web ad dealmaking” を読む。内容に引き込まれ、解説がしつこくなってしまった。最後まであきらめずに読み続けていきたい。
比較政策研究(大学院)
2名から報告。一回一回を大切にしたつもり。次回は目次提出。現修士1年生にとって論文作成に残された時間はあと1年。ぜひ目次作成をそれに向けてのステップアップにしてほしい。
09/01/19. Wends.
現代政治の理論と実際
レポート提出日。教員自身も「締切」の威力を昨日実感。中身を読むのはこれからだがほぼ出揃った。イメージラボのパソコンにはワード等のソフトはないため、前期最後にオープンオフィスをインストールしたものの、ワード2007でそのまま保存されると拡張子の関係で読み込めず。おかげで相当数、作成者の名前とタイトルを打ち込むはめになった。次回の司会と割当てを決める。テキストは触れられず。次回ポイント(81から90まで)を忘れないようにしなければ。
地方自治論
同じくレポート提出日。少人数なので受け取り作業は比較的スムーズに行った。30-40分程度時間ができたので、急いで研究室に戻ってまずは現政レポートの研究室HP作業に取り組む。できる時にできることをやっておかないと、後になって何が何だか分からなくなる。テキストはできず。次回(ポイント81-90)時間を取らなければ。
卒業研究準備演習(行政学ゼミ)・卒論指導
所要のため止むを得ず自主ゼミ形式を取る。研究室HP掲載作業と来週の卒論発表会の準備に当てる。研究室活動も今年度は残るところあと2回となった。もう休めないという感じ。
09/01/20. Tue.
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英文講読U(学部共通教育)
来週が入試業務のため本日で最終回。受講生全員とはいかなかたものの、後半目に見えて真剣な取り組みが増えた。何とか新聞社説の英文講読を継続してほしい。教員自身の英語読解力を維持するためにもこの授業時間は無駄ではなかったと思う。人数もちょうど良く、来年度前期の国際学英書講読もこのスタイルを堅持したい。
比較政策研究(大学院)
こちらも最終回。1年後提出の修士論文をにらんで各自が目次案を提出。口頭で簡単な内容説明を加えてもらう。実際に書き出せば目次構成は変わってくるものだが、それでも今の時期に論文の全体像を把握しようとする試み自体に意味があると思う。今日の授業が院生一人一人の本格的修論作成に向けての決意表明となればいい。
09/01/26. Mon.
現代政治の理論と実際
提出レポートをめぐる自由討議。司会の落ち着きが全体の雰囲気を落ち着かせた。興味深い論点がいろいろと提示されたが、単発気味だったのが残念。テキストポイント何とか行う。次回はラスト91から100まで。今日の意見交換の状況を踏まえて次回はより一層活発な議論にしてほしい。それには他者のレポートをじっくり読んでくることが前提だ。
地方自治論
同じく提出レポートをめぐる自由討議。少人数ならではのじっくり感のある意見交換がなされた。司会の情熱も議論を活発なものにした。取り扱う素材(テーマ)は異なってもその裾野には共通の重要課題が存在している。次回ポイントは91から100まで。
卒業論文発表会
卒業研究準備演習と卒論指導の2コマを使っての卒論発表会。風邪で4年生2名が欠席したのが痛かったが、4年生は論文作成の努力を卒業後のステップに、3年生は残り1年間を切った卒論提出に向けスタートを切る決意の日にしてほしい。院生からのコメントが的確でありがたかった。
09/02/02. Mon.
現代政治の理論と実際
最終回。だいぶ議論が白熱した。こうでなければいけない。現代政治の動きについて自分なりのアンテナを常に持って、そして可能な範囲であきらめずに調べて書き上げる。それをもとに口頭で考えを述べる、というこの授業の目的はある程度達成されたのではないだろうか。
地方自治論
同じく最終回。少人数なので雰囲気は毎回ゼミのようだった。地方自治をめぐる素材は身近なところから地球規模まで、至るところに溢れていると感じた。一区切り付けることができてほっとした。
路情報説明会(演習と卒論指導の時間を使って)
やはり研究室活動も今年度最終回。就活から得た4年生の貴重な経験話はいずれも興味深かった。仕事という点では大学教員のそれとも共通する点があると感じた。研究室HPの件と来年度までに新4年生がやっておくべきことを確認して終了。基本的なペースは学部生がA4で1カ月5枚、院生が1カ月10枚分を文章で作成してくるというものだ。満足感と名残惜しさ、達成感と寂しさ。