20081月 中村祐司の教育日誌

 

 

08/01/08. Tue.

.

英文講読U(学部共通教育)

08年の授業初めは英文講読からスタート。“Asean's tasks”, “Iran and nukes”, “Riots in Paris ”, “Starting from Annapolis”を読む。久しぶりのせいか最初はペースがなかなか掴めず。それでも後半やや訳のスピードを早め時間ぎりぎりで終える。どこを訳せば分からない受講生がいる状況は歓迎できない。残りあと2回、受講生には厳しく映るかもかもしれないが、いい加減にやるわけにはいかない。

 

比較政策研究(大学院)

 

受講生の一人が風邪のせいか顔色悪く、早退を進めた。まずは体調を維持することが最優先だ。今回で修論作成に向けた報告は終わり。次回最終回は全員から目次の提出。大学院の授業も何とかゴールが見えてきた。

 

 

 

08/01/15. Tues.

 

英文講読U(学部共通教育)

“Mideast peace talk”, “Iran on watch”, “North's nuke issue”, Chavez still in power”を読む。今回を含めてあと2回と大詰め感が強まってきたせいか、説明において声を最初から最後まで張り上げてしまった。教員一人が浮いてしまったようだ。受講生はまいったかもしれない。来週の最終回こそ敢えて厳しさを打ち出していくつもりだ。

 

 

08/01/21. Mon.

 

現代政治の理論と実際

レポート提出日。何人かはファイル名を学籍番号としたり、リッチテキストではなしにワード文書で保存してきたが、多くはレポート作成要領に沿った形で提出してきたので、割と効率よく受け取り作業ができた。時間が切迫している知恵が湧くもので、受け取り作業とWeb掲載のレポートトップページ作成作業を同時に進め、ほぼ完成することができた。この1週間で20本ちょっと読み込まなければ。

 

地方自治論

同じくレポート提出日。予想とは逆に何と半分近くがファイル名や保存形式などを守れず。学年が上がると慣れもあって教員の話を聞かなくなるのかも。それでも余裕を持って受け取り作業を終えることができほっとした。やはりこの1週間で20本程度読んで、コメントを作成することになる。現政と合計で40強はかなりきつい。現政とともにWeb掲載作業を急がなければ。

 

卒論発表会

2コマ続きで小さい教室を借りて、研究室のメンバー全員(3年生5名、4年生6名)が集まる。地域連携共同研究やまちづくり提案でお世話になっている市スタッフ2名も参加してくださり、研究室OB1名も参加。大変ありがたがった。意見交換を聞きながら、内容的にはいろいろと課題もあろうが、何とかここまで仕上げてくれたと教員冥利の感慨にふけった。

 

  

 

08/01/22. Tue..

.

英文講読U(学部共通教育)

 今年度最終回は、昨年1222日付のThe Japan Times Weeklyで、タイトルは“Social welfare”, “Russia's new leader”, “Steroid report”, “Led Zeppelin reunion”の4つ。最初と最後の社説は教員主導で訳す。この授業を振りかってみると、「不言実行」の色合いが濃かった。13枚を読み通すことができた達成感はある。

 

比較政策研究(大学院)

大学院授業も今年度最終回。1名欠席したが、受講生から現段階での目次の提供があり、それをもとに意見交換。当たり前といえばそれまでだが、論文は書かなければどうしようもない世界。ぜひ残り1年を切った中で、勇気を持って修士論文に向き合ってほしい。

 

 

08/01/28. Mon.

 

現代政治の理論と実際

レポートをめぐる意見交換。20本以上を1回で行うのは時間的にきつかったものの、受講生からはとくに後半、複数の積極的な意見提示があった。教育活動として、学部横断的な共通教員を担当し続けることの意味はあると再確認できた時間帯でもあった。

 

地方自治論

同じくレポートレポートをめぐる意見交換。現政とは雰囲気が異なり、受講生からはレポート作成者に対する直接的な質問が相次いだし、一人当たりの発言時間も長い傾向にあった。国際学部の学生は討論形式の授業に適合しやすいのかもしれない。時間をオーバーしたが、各テーマをめぐる相互のやり取りが活発だったことに免じてほしい。授業としては今年度これでラスト。成績をつけるのはこれからだが、何とか終えることができほっとしたと同時にそれなりの達成感も味わうことができた。

 

進路情報交換会

2コマ続きで先週と同じ国際学部E棟の小さい教室を借りて、研究室のメンバーほぼ全員(3年生5名、4年生5名 OB1名)が集まる。就職活動をめぐる4年生から3年生への報告とアドバイス、それを受けた3年生からの質問といった具合で、4年生5名の実際の貴重な経験談に門外漢の教員も引き付けられた。要は「今を生きる」ということかもしれない。今年度の研究室活動はキャンパス内ではこれで終了。現3年生の卒論指導は4月中旬から。現4年生は25日の地域連携事業共同研究発表でラストとなる。その成果物(ブックレット)の作成については、コアメンバー3名で2月中旬には原稿完成を目指したい。

 

  

研究室トップへ