200212月 中村祐司の教育日誌

 

---

 

02/12/02.Mon.

 

現代政治の理論と実際

昨年と同じく、ジョイントゼミの疲労でくたくたであったが講義は休むわけにはいかない。意外と発表スケジュールの表作成は面倒であったものの、先週の木曜に作成しておいて助かった。前回欠席者の扱いなど多少混乱したものの、軌道修正し何とか発表スケジュールが固まる。報告には力を入れたノート作成もあり、受講生の意欲を感じとることができた。大量のインターネット情報からポイントとなる視点を採用し、いかに自分の問題意識を打ち出すかが大切である。

 

地方自治論

先週の試験が終了し、本日からレポート作成に向けたノート報告に入る。報告予定であった受講生が数名欠席し出鼻をくじかれたものの、報告者はいずれもテーマをかなり絞りこんでおり、こちらの意図を理解してくれたことがうれしかった。テーマ設定に迷う時間も必要で、この段階でレポート作成は実質的に始まっている。時間切れでテキストに触れることができず次回に3章の3,4節を行うこととする。市町村合併について用意したレジメの説明もできず、時間配分をめぐる反省点が残った。

 

卒論指導

演習はジョイントの疲れをとってもらうため休みとしたが、さすがに卒論指導は今の時期やらないわけにはいかない。ジョイントに参加してくれた4年生はきつかっただろう。それでも疲れを見せない発表をしてくれた。今日が発表日ではないにもかかわらず、昨夜ジョイントから帰ってきたばかりで、卒論指導に参加してくれた4年生には本当に頭が下がる。註形式の確認とそれをHPへ掲載する作業についても引き受けてくれた。こういうところでその人となりが分かるのではないだろうか。いずれにしても今日の発表者は今月19日の提出に向けて突き進んでいくしかない。極端に言えば肩の力を抜くなどといったことは考えずに完成を目指してほしい。

 

---

 

02/12/03.Tue.

 

公開講座(コミュニティ入門)

 いよいよ最終回。「レポート公開に寄せて」でも書いたが正直なところ、この講座の開設自体に当初は迷いがあった。しかし、こうして何とか終わらせることができ、何よりも積極的な姿勢を貫き通してくれた受講生に感謝したい。テキスト第10章の農業の新しい動きをめぐって、活発な意見交換が展開し、体験にもとづく興味深い話を聞くこともできた。やはり頭のなかだけではなく「身体で覚えた知識」というものが一番強いものなのかもしれない。この経験を来年度に生かしていきたい。

 

---

 

02/12/05.Thur.

 

 公開講座(市民の政策提言と自治体のまちづくり)

 担当は2回分なので今日で一区切りとなる。コピーに手間取り少し遅れる。自治会に関するレジメを中心に話したがやや間延びしてしまったかもしれない。総合型地域スポーツクラブについてはあまり時間をとることができなかった。グループ討議の時間も少なくなってしまったが、6名が積極的に取り組んでくれたので救われる思いがした。僅か2回ではあったが受講生の方がリラックスして構えずに応答してくれるケースが多く、なかなか良い雰囲気の公開講座であった。地域の市民から学ぶことは多いという思いを再確認できたのが最大の収穫である。

 

---

 

02/12/09.Mon.

 

現代政治の理論と実際

昨日はISFJ政策フォーラムに参加、といったようにハードな日々が続き、つくづく体力勝負だと思う。12月としては大正8年以来の大雪の影響で最初はほとんど集まらず。自身もふだんの3倍ぐらいの時間をかけて自転車でやってきただけに、何とか授業を成立させようとする意欲のようなものが出てきた。前回説明できなかったレジメと今回の分について紹介する。そうこうするうちに受講生がやってきて、結局、今日のノート報告者は全員が発表したことになった。次回からノート報告2巡目となる。自分もそろそろKEDOの英文資料に取り組まなければ。

 

地方自治論

ここでもノート報告1巡目の後半。時間配分に注意しないと最後の方の発表者に割り当てた持ち時間が短くなってしまう。気をつけていたつもりでも、興味深いテーマなどどうしても聞きたいことが出てきて、超過してしまった。前回触れられなかったテキストをやらないわけにはいかず、強引に僅かな時間を取らざるを得なかった。一口に地方自治関連のテーマといっても多岐に及ぶが、作成者が夢中になれるテーマであれば異存はない。自分も何かテーマを設定してみるか。市町村合併についてはレジメを掲載したものの、この日も触れられず。

 

行政学演習B

昨日(ISFJ)の今日ではあったが、先週休んでいることもあって休講とはせず。脱力感にとらわれているのも事実であるが、今後のゼミの活動について提案する。卒論の読み込みと研究室HPの更新作業が柱となる。残りのゼミの回数からいってもかなりのことができるはずだ。ジョイントとISFJの反省とHP作成作業に取り掛かる。このような作業は勢いがあるうちにやっておかないとなかなか進まない。感想文の提出などHP作成責任者以外の協力も不可欠だ。

 

卒論指導

さすがに知力も体力も「ガス欠」の状態で指導に向かわざるを得なかった。何と早いことか、締切まであと僅か10日間である。1月に作成に向けたスケジュールを立て、4月以降、口うるさいほど早目早目の取り組みを促してきたつもりだ。その点から言えばこれからインタビュ調査を行うというのはまさに非常事態といった感じだ。とにかく、最後まであきらめずに提出を目指してほしい。自分も19日以後のことは考えずに、今は来週を最終目標として念頭に置いておきたい。

 

---

02/12/11.Wed.

 

比較政策研究(大学院)

受講生1名の体調が悪いらしい。大学院の授業の一コマとはいえ、5名で支え合ってやってきた側面もあり、寂しさを感じるが、ここは健康が最も大切である。回復と復帰を願っている。発表は実際の現地調査と視点のユニークさでいずれも興味深かった。そして、相互の発表内容は、お互いに今後の修論作成の視点として役立つものがあったように思われた。今回で年内の大学院授業は終了となる。修論提出まであと1年。来年1月の2回の授業にも積極的にかかわり、早目のスタートを切ってほしいと思う。

 

---

 

02/12/16.Mon.

 

現代政治の理論と実際

 今週は月曜振替の関係で授業が2回ある。残念ながら発表者は僅か2名。自分で用意したレジメについて説明しようとするが、あいにくHPに未掲載であったため、記憶を頼りに説明する。

 

地方自治論

 2回目のノート報告。時間配分を気にして相当早めに回したつもりだが、またまた超過。発表の途中でストップする機会も見失う。なかなか難しいものだ。

 

行政学演習B

ジョイント合宿とISFJ政策フォーラムのHP掲載作業に取り組んでもらう。共同作業を意図していたのだが、HP作成というのはこれにそぐわないことが分かった。どうしても個人作業に没入してしまう傾向ある。もう少し性能のいいパソコンが複数台あれば別であろうが。いずれにしてもゼミ生には19日までに完成してもらうということで了解を得た。

 

卒論指導

 口頭で進捗状況を聞くが、その印象は大きく3つに分けられる。これは大丈夫だというもの、何とか行けそうだというもの、そして、大丈夫なのか、という思いである。卒論作成のやり方は人それぞれであることは当然だとしても、完成というゴールは同じだ。果たして19日は卒論生の間で濃淡の差が出てくるのであろうか。

 

---

 

02/12/19.Thurs.

 

現代政治の理論と実際

月曜日の振替授業。1週間に1回というサイクルが体に染み込んでいるせいか、何となく変な感じだ。ノート報告の最終回。いよいよ各自が本格的なレポート作成に取り組むことになる。自分もKEDOについて調べているので1本書きたいと思う。

 

地方自治論

 同じく振替授業で、ノート報告も最終回。時間配分に気を使い、早め早めに発表を回すよう心掛けた。前回、発表をキャンセルした受講生には本番のレポート内容の充実でカバーしてもらうことにした。不思議なもので、発表を聞いていると、隔週での発表感覚がずれてきて、前回発表しがばかりではないかという錯覚におそわれた。どうやら週1度という授業サイクルは、長年のうちに「体内時計」と化したようである。

 

行政学演習B

 ジョイント合宿とISFJ政策フォーラムのHP掲載作業。やはり共同作業ではなかなかままならない。HP作成というのは案外孤独な作業を必要としているのかもしれない。サーバーパソコンの調子が不安定で入れておいたはずの写真がなくなっていたり、電源がよく落ちるらしい。常にファンが回りっぱなしであるのがよくないのかもしれない。できる範囲でパソコンの「掃除」をした上で、年末年始は電源を切ることも考えなければならないだろう。ゼミの時間は超過したが、どうにかこうにかHP掲載作業が終わり、一区切りがついた。しかし、残念ながら自主的に資料室の大掃除をやる気配はないようである。

 

卒論指導

 とうとう卒論の実質的提出日。中身を読んでみないと何ともいえないが、合わせるとかなりの厚さの卒論が出揃い、ほっとしたと同時にこれを精読する重みを感じた。一人一人と来週の面接日時を設定し、副査についても希望を募った。

 

---

 

02/12/25.Wed.

 

卒論指導

 一人一人の卒論をじっくり読んだ上での面接指導。現時点での出来栄えに相当な濃淡の差があるのに驚いた。読む労力は書く労力には到底及ばないであろうが、書き手の熱い思いに応じて読み手が引き込まれることを肌で感じた。赤を入れる作業は決して楽ではないが、教える側にとって卒論という学生生活の勉学面での集大成に手を貸すことができるのは教師冥利に尽きるということか。

 

02/12/26.Thurs.

 

卒論指導

2日連続の卒論面接指導。この時期になってなぜという声もあるかもしれないが、1月になってからでは遅いのは目に見えている。昨日同様、やりがいのあるアドバイスを提供することができてうれしく思っている。研究室内の資料整理や図書の注文など年末に向けて残しの仕事はまだまだあり、気が重いのは事実であるが、卒論指導については本日で実質的にほぼ一区切りを付けることができた。HP掲載や卒論発表会などはこれからだが、年が明け授業が始まるまでは教育活動についてはしばしリフレッシュ期間に充てたい。

 

---

 

研究室トップへ