宇都宮大学公開講座「コミュニテイ入門」を受講して
清水昇
7月に定年退職し これから何をしようかといろいろ考えたが、社会とのかかわり、住んでいる地域とのかかわりが全然ないことにいまさらの事ながら驚かされた。もっと地域のことや行政とのかかわり、また自分に何ができるか、ボランテイアをして少しは社会の役に立ちたいと思い、そのためには体系的に勉強する必要があると感じた。
宇都宮大学公開講座の案内をたまたま見て、中村教授の「コミュニテイ入門」があり、そのサブタイトルが「身近な地域社会を知ろう」とあった。今 知りたいのはこれだと思った。(「コミュニテイ入門」だけなら注目しなかったかもしれない。)
受講してみると受講者は二人だけであった。
国立大学教授の講義を週一回2時間独占してしまうことに対して大変申し訳ないが、一方で精神的な満足感があった。
内容は自治会 市町村合併問題や県知事選や市長選にも及び大変興味深かった。
中でも教授のホームページや地元学の進めの紹介の件では 私の進む方向付けを示唆してもらった気がする。
大学は違うが大学の構内に入るのは38年ぶりであり、大変新鮮な感じがした。勿論これで終えてしまうつもりはない。関連する講義があれば今後も受けようと思っている。
宇都宮大学発の情報発信を今後も期待します。