shoki010606 講義メモ(中村祐司作成)
前回に続き、
日本体育協会のホームページをもう少し見てみる。
この中で、今後の国体開催県の対応について調べる。→
まず、国体とは1946年に京都を中心とした京阪神地域で第1回大会が開催。以来、都道府県対抗、各都道府県持ち回り方式で毎年開催され、1961年からは、国のスポーツ振興法に定める重要行事の一つとして、日本体育協会・文部省・開催地都道府県の三者共催で行われているとのこと。冬季、夏季、秋季の大会がある。
2001年夏・秋大会宮城県
2002年夏・秋大会高知県
2003年夏・秋大会静岡県
2004年夏・秋大会埼玉県
2005年夏・秋大会岡山県
2006年夏・秋大会兵庫県
2007年夏・秋大会秋田県
宮城県→国体・障害者スポーツ大会局総務課広報県民運動班。宮城スタジアムが秋季大会の会場。
「2001年に宮城県で開催される国体は、21世紀に第一歩をしるす記念すべき大会です。宮城県では、県民のみなさん一人ひとりの参加と協力をいただきながら、創造・演出・展開をキーワードにし、宮城らしい個性的で魅力あふれる新しい国体を創造し、参加者の喜びを共有できる楽しく感動に満ちた国体の演出に努めながら、スポーツ振興の一層の充実と豊かなスポーツライフの実現をめざします。」←完全な決まり文句 「県内71の全ての市町村を会場として競技を実施し、感動と交流のステージを繰り広げます。」 という表現も同様。http://www.pref.miyagi.jp/kokutai/gaiyo.htm
国体県民運動として、「花いっぱい運動」「クリーンアップ運動」「交通安全運動」「民泊(ホームステイ)への協力」「生涯スポーツの推進」「ふるさとPR運動」「あいさつ・親切・応援等」があり。
http://www.pref.miyagi.jp/kokutai/gaidoline.htm
「国体ガイドライン」はやや興味深い→「県行政のありかたを抜本的、総合的に見直すべく「新しい県政創造運動」として行政改革に着手しており、国体運営についても、先例や慣例にとらわれることなく、←本当か? 1」「過剰や効率的でない個別事業の見直し」2)「企業協賛等民活の積極的活用」3)「創意工夫により効果が得られる方策の取り入れ」
←特に前二者に注目
(1) 「過剰や効率的でない個別事業の見直し」 (県版20項目、市町村版22項目)→・懇談会の廃止・記念品や土産品の廃止・大会役員の服飾整備の廃止(平服対応)(2) 「企業協賛等民活の積極的活用」(県版2項目、市町村版2項目)→・企業広告の積極的取り入れ・企業協賛によるマスコット像の設置・携帯用吸殻入れなど関係物品
の企業協賛による対応
(3) 「創意工夫により効果が得られる方策の取り入れ」(県版5項目、市町村版3項目)→・競技記録システムの富山、宮城、高知の三県共同開発によるコストダウン・弁当容器など大会に関連する廃棄物のリサイクル化
←予算知りたいが
<みやぎ国体に向けた競技力向上対策事業>
http://www.pref.miyagi.jp/suposin/kokutaiseiseki.htm
8年がかりか。そこまでやる必要があるのか。
http://www.pref.miyagi.jp/kokutai/taikainitteiaki.htm
上記「競技会場地・日程」をみるといかに負担の重い大会かが感じとれる。
http://www.pref.miyagi.jp/kokutai/reheasal.htm
上記「競技別リハーサル大会」についても同様
http://www.pref.miyagi.jp/kokutai/bokin.htm
「国体募金」なるものはどれだけ集まっているのだろうか。
http://www.pref.miyagi.jp/kokutai/song.htm
「イメージソング」を大会ごとに作っているのか。
検討していてある種むなしさを感じるのは県民や国民から最も離れたところで展開されているからか。
「ケヤッキークラブ」大会活動ボランティアに動員はないのか。
「後援等申請書」は何を意味するのか。
http://www.pref.miyagi.jp/kokutai/hyousyoujou.htm=新世紀・みやぎ国体「表彰状」の紙漉き始まる(H12.12.27)
こうしたところに産業との結びつきがあるのか。
●民泊準備もいよいよ本格化『ケヤッキーエプロン』が完成(H13.1.30)
民泊準備の実質は?
大会直前!両大会実行委員会『総会』を開催します |
第56回国民体育大会(新世紀・みやぎ国体)と第1回全国障害者スポーツ大会(翔く・新世紀みやぎ大会)は、「県民総参加」での大会運営を目指すため、「実行委員会」を組織して大会の準備に当たっています。「実行委員会」は、国体については約500名、障害者スポーツ大会については約250名の委員からなる『総会』を頂点に、『総会』の委任を受け、かつ総会に対する報告義務を負う『常任委員会』、さらにその下には、常任委員会からの委託・付託を受ける『専門委員会』(国体は9、障害者スポーツ大会は6の専門委員会があります)があり、さらにその下に、より専門的・技術的見地から審議を行う各種『部会』(国体は12、障害者スポーツ大会は6の部会)があり、延べにすると国体は約930人、障害者スポーツ大会は約500人が、実行委員会に関わる形になっています。 |
大会直前!両大会実行委員会『総会』を開催します(H13.5.9) *上記下線部は中村
http://www.pref.miyagi.jp/kokutai/nr-soukai.htm
これだけのことを行う原動力はいったいどこにあるのだろうか。
次は、後催大会県のホームページも見てみる。