010618gairon 講義メモ(中村祐司作成)

 

『公共を支える民』第8章「福祉のまちづくりと障害者の参加」第4節、第5節

 

4 公共交通におけるバリアフリー対策

1992年:運輸省による「駅におけるエレベーター設置のガイドライン」

2000年:「高齢者、身体障害者等の移動の円滑化を促進させる法律」(交通バリアフリー法

都営地下鉄12号線(大江戸線)では完全エレベーター化が実現

神戸市のホームドアシステム→転落事故の防止には効果

 

5 障害者の参加システム

福祉のまちづくりが統一性・体系性を欠いてきた理由:

1)行政手続きの独立性

2)行政担当者と特定分野の専門家と一部事業者による「環境整備における専門性」

3)行政の閉鎖性

「市民の参加を抑制する自治体や行政部局は、最適な政策の検討を尽くしていない。」

障害者参加の仕組み:

1)ともかく参加、複数の参加

2)恒常的な参加システム「ニーズの把握段階、基本計画立案段階、基準策定段階、

実施計画決定段階、事業実施段階、事後評価段階、日常的評価・再発見段階」

   「感性の交換」:「障害者と健常者とでは、磨きをかけてきた感性の内容が異

なり、相補的な検討がよりよい結果を生む。」 

3)多元的な参加システム「調査の被験者としてのみならず、調査の企画・立案者と

して、研究者として、障害者の参加が必要」

実態をいかに調査し、評価し、計画と事業に結びつけるシステムができているか

 

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次回はテキスト『行政学』第13章、第14章

サブテキスト『公共を支える民』第2章第1節第2節