比較政策研究 10月16日
国際社会M1 呉鳶
研究テーマ:地域ブランド製品開発を通した地域産業振興に関する研究
1問題意識
研究計画を立てた時点の問題意識:地域経済、社会構造の空洞化に伴う地域再生産構造の機能不全という問題を生起していたという状況に対処していくために、地域活性化を目指す国レベルの施策及び地方の産業立地政策が展開されている。こうした背景の中で、地域の実体性の発揮や創意工夫が不可欠になっている地域ブランド製品開発を通した地域産業振興が注目されるようになってきた。すなわち、地域ブランド製品開発という政策は空洞化しつつある地域社会を救うために講じられた施策である。
(地域ブランドの役割:地域社会の空洞化を改善する救う主)
現状:
地域ブランド開発はいつのまにか日本全土でブームになってしまった。
北海道から沖縄まで全国47都道府県に地域ブランド開発を行っていないところはない。地域ブランドの役割は地域の活性化を促すことになりつつある。
2研究対象の選定:栃木県
3資料収集
@ 政策:
国レベルの政策 総務省 頑張る地方応援プログラム
中小企業庁 JAPANブランド育成事業
地域レベルの政策 栃木産業プラン・栃木元気プランetc.
A 先行研究
4現地調査
@
行政 栃木県庁産業政策課
A
ブランド製品開発現場
JAPANブランド育成事業の概要:
地域の特性を活かした製品の魅力・価値を更に高め、全国さらには海外のマーケットにおいても通用する高い評価(ブランド力)を確立すべく、商工会・商工会議所等が地域の企業等をコーディネートしつつ行う、マーケットリサーチ、専門家の招聘、コンセプトメイキング、新商品開発・評価、デザイン開発・評価、展示会参加(海外展示会についてはジェトロと提携)等の取り組みを行うプロジェクトについて、総合的に支援を行う。
モデル設計(全体像):