科目名:比較政策研究                                                                                                          学籍番号:MK010110
指導教官:中村祐司 作成者:金 仁錫 (In-seog KIM)
 
アフガニスタンの略式概況
(出典:韓国外交通商部−http://www.mofat.go.kr)
 
1.一般概要
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 国名:アフガニスタン回教共和国(Islamic State of
Afghanistan or
国名:アフガニスタン回教共和国(Islamic State of
Afghanistan or
 Republic of Afghanistan)
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位置:西南アジア内陸(パキスタンの北西側及びイランの東側)
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面積:652,000㎢
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首都:カブル(Kabul)
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人口:約2千7百万名(2000年7月現在)
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教育:義務教育6年(文盲率:71%、韓国の国家情報院の資料による文盲率は88%―http://www.nis.go.kr/)
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種族:パシチュン族(Pushitun)38%、タジク族(Tajik)25%、ハザラ族(Hajara)19%及び其の他18%(約120種族で構成された)
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言語:アフガンペルシアン語(Afghan Persian)50%、パシチュン語35%、其の他30ヶ語(韓国の国家情報院の資料によると、パシチュン語50%、ダリ語35%、トルコ語11%)
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宗教:回教(スニ派84%、シア派14%、其の他1%)
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気候:乾燥気候
 
2.政  治
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 国家成立:1919年8月19日イギリスから独立(`85年にソ連軍が撤収した後反軍勢力の一つであったタリバンがカブルを占領して、回教国家の樹立を宣布)
国家成立:1919年8月19日イギリスから独立(`85年にソ連軍が撤収した後反軍勢力の一つであったタリバンがカブルを占領して、回教国家の樹立を宣布)
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政府形態:タリバン平議会が政府機能を随行(憲法と議会はなし)
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司法制度:イスラム宗教法が基本(独立的な司法部なし)
 
3.経  済
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GDP:210億ドル(`99年度)
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一人当たりGDP:800ドル(`99年度)
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貨幣単位:アフガニ(Afghani:2000年一月基準で、1USDは4,700アフガニ)
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会計年度:3月21日〜翌年3月20日
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主要産業:小規模の家内手工業(繊維・家具・靴・肥料・石鹸・カーペット等)、鉱業(天然ガス・石炭・銅等)、農業(阿片・小麦・果物・羊毛・綿等)
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交易(`96年の推定値):輸出−8千万ドル(阿片除き)、輸入−1億5千万ドル
−主要輸出品:果物、カーペット、ワタ、羊毛、宝石及び阿片
−主要輸入品:飲食、石油製品等の消費財
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失業率:8%(`95年推定値)
 
 4.小  史
4.小  史
・     紀元前328年: アレクサンドロス[アレクサンダー]大王(Alexander
the Great:356−323BC)による征服
・     642年:アラブ人による征服及び回教伝播
・     998年:トルコによる征服
・     1219年:モンゴルによる征服
・     1747年:Durrani(パシチュン族)が王朝創建
・     1939−42年及び1878−80年:第1次と第二次アングロ−アフガン戦争でイギリスによる統治
・      1919年8月:イギリスから独立
1919年8月:イギリスから独立
・     1978年4月:共産党クーデターおよびTaraki政権樹立
・     1979年9月:宮殿クーデターでAmin政権樹立とソ連の侵攻始まり
・     1989年2月:ソ連軍の撤収
・     1992年4月:ナジブルラ共産政権の崩壊と内戦続き
・     1996年9月:タリバンのカブル占領及び回教国家宣布
・     現在:タリバンと反タリバンの連合勢力間の内戦持続中
 
5.驚くべきの統計
・     若い女性4人中一人が戦争で夫を失った寡婦だ。
・     女性10人中10人は高等教育を受けなかった。
・     女性10人中1人だけが文字を読むことができる。
・     男性10人中3人は文字を読むことができる。
・      カブルの建物は10戸中7戸が破壊された。
カブルの建物は10戸中7戸が破壊された。
・     カブル児童10人中7人は破壊された建物の中で生活する。彼らは1992年〜`96年の内戦中死ぬところだった経験を持っている。
・     児童10人中10人は教育を受けられない。彼らは経済的な苦痛を経ている。
・     児童10人中5人は5歳前に病気又は栄養失調で死亡している。
・     国民8人中1人は地雷と戦争による障害者だ。
・     国民10人中3人は外国又は指定された永久施設で乱民生活をしている。
・     国民10人中10人は戦争のため家族たちを失ったか家族と離れている。
・     14歳以下10人中4人は平和が全然分らない。
・     インタービュー結果、10人中9人の国民は、カブルの子ども達が戦争によって死にそうだと言った。
・     国民10人中8人は汚染された水を飲んでいる。