ジョイント2014に参加して感想

 

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国際学部国際社会学科3年 上原 尚之

 

グル―プでは分科会において、「若者と年長者の情報収集事情―大学生の事例を中心として―」として、発表を行った。

 

初期(10月頃)の準備段階では中々方向性が見出せず、締め切りに間に合うのかといった不安が強かった。アンケート調査や市役所・学生への聞き取り調査等のデータ収集など実際に動き出してみると次第に先が定まってきた。レジュメ・パワーポイント作成においては、グループのメンバー皆でアイディアを出しあい、また、不足箇所を相互補完していくことで完成に辿り着くことができたのではないかと思う。

 

当日の発表においては、前日まで想定していたようには必ずしもいかない面もあった。また、自分たちが意図していたものとは違うように聞き手に受け取られてしまったり、しっかりと伝えたかった箇所がうまく伝わらなかったりするなど、大勢の前で「伝える」ということの難しさ、また、より工夫するということの重要性を改めて実感させられた。発表後の学生からの質問、およびそれに続く先生方からの講評においては、自らが調査し、まとめてきた際に見落としていた点や新たな別の視点での見方、不十分であった点など、多くの質疑・指摘を頂いた。日常においてはこのような機会は中々なく今後につなげていく上で、大変重要なものとなるであろう。

 

他大学、他グループの発表に関しては、題材、内容ともに多種多様であり、大変興味深く感じた。非常に深く的確な調査、わかりやすく、興味を引き寄せる発表には圧巻された。

 

分析・提案や資料のまとめ方など非常に優れているグループも多々あり、そのような点は大いに今後の参考にしていきたいと思う。

 

今回の合宿は宇都宮大が幹事校ということで、発表に加えて各種業務が加わるという状況となった。100名規模の合宿を中心となって運営することの難しさを実感させられた。自分のできたことは大変微力であったとは思うが、今後に大いに役立てていきたいと感じる。来年度のジョイント合宿も是非参加させていただきたいと思う。

 

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国際学部国際社会学科3年 増田 渚

 

合宿に参加する直前の約2週間、私の見る限りゼミ生はみんな寝不足との戦いだった。授業のない時間には資料室に集まり、各々バイトのない時間には夜中まで資料室にこもる日々だった。それだけの熱量をかけていたのは、みんなでいいプレゼンをつくりたいという思いと、幹事校としてこの合宿の運営を成功させたいという思いからだったのではないだろうか。

 

合宿中の感想に移る。合宿を終えた今、思うことは、様々な考えに触れ、様々な意見を持つ人と出会い、非常に有意義な3日間であったということだ。

 

分科会では、自分たちの発表が1番最初であったということもあり、緊張もあったが発表を終えた時はとてつもない解放感を感じた。早稲田の辻先生や、中央学院の李先生からの指摘は非常に貴重な意見であったし、他大の学生からの質疑応答も自分たちの発表で足りない部分を把握するのにとてもよかった。質疑応答で自分たちのグループのメンバーがそれぞれ素早い返答ができ、しかも一人ではなくそれぞれが各質問に対応できていたので良かったと思う。そのあとはタイムキーパーをやりながらではあったが、他大の発表を聞くことに集中できた。

 

ただ、分科会の時間に各自の部屋にいた学生もいたのが残念だった。幹事校である宇都宮大学はそれぞれ仕事を割り振られていたため、そのようなことはなかったのだが、そのあとに発表を控えているものや、共通テーマの発表を控えているものなどが部屋で発表の準備をしていたようだ。これではまるでフェアではない。放送をいれ、部屋を訪ねるなどしたが、それでも全学生が分科会の発表の場に揃ってはいなかったのは明らかである。次回合宿からはこの点で何らかの対策をしなければ、順位に納得がいかないとか、発表順によって不公平ではないかという意見があがってもおかしくない。

 

分科会での反省点はここまでにして、良かった点もある。それは、発表の後、ある学生から、司会に対して、質疑応答での質問は一人一つではないのか、先ほどの学生は長すぎるという意見があった。そこですぐにその意見には対応し、さらにほかの教室にもそのことを共有することで、その次の発表からは質疑応答での質問数を制限し、スムーズな進行をしたことである。対応が早かったこと、すべての教室で共通認識として共有できた点は良かったと思う。

 

つづいて共通テーマの発表では、はじめは教室の広さと、6大学すべての学生と先生方が集まる緊張感に驚いた。とはいっても、ここでも発表を控えた学生が自分たちの部屋で準備を続けていたということがあとでわかったので、とても残念だった。ジョイント合宿の重きは、個人的には自分の発表の完成度を挙げ成功させることだけでなく、他大の発表を聞くことで新たな視点から問題意識をもつことや、発表後の質疑応答のやり取りで、批判的な意見の持ち方や指摘の仕方を学べる点だと思っている。

 

しかし、他の発表を聞かず自分の発表にだけ集中しているのでは、ただのコンテスト形式になってしまい、ジョイント合宿として各地から大学生が集まっている意味がなくなってしまう。非常に残念だし、もったいないと感じた。実際に、私は共通・分科会含めて他大の発表を聞いたことで、もっと詳しく知りたい、もっと勉強したいという気持ちになった。

 

打ち上げやスポーツ大会では、進行をまかされていたので少し不安もあったが、発表の時のピリピリした感じがまったくなく、他大の学生と仲良くなれて、様々な話ができた。きっとジョイント合宿に参加していなければ出会うことのなかった人たちなのだなあ、と思うと、人との出会いの大切さを身に染みて感じた。来年もぜひ参加したいです!

 

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国際学部国際社会学科3年 山内 翔太郎

 

 ジョイント合宿、私の11月はこれがあったおかげで光のごとく時間が過ぎた。今年は幹事校ということで例年の倍以上に忙しいということは先輩から聞いていたが、実感としてはその言葉以上のものであった。

 

後期が始まるとともにまちづくり提案とジョイント合宿の準備を並行して調査が本格化し、皆で提案や論文の構想をひねり合い、分担してレジュメを書き上げ、パワーポイントを作成した。6人という例年よりも多めの人数のグループであるようだが、個人個人で皆忙しく、予定の合う時間をなんとか見つけては話し合った。私は、結果としてこの時間のない中での話し合いが、集中力が高く、効率も良かったと思う。しかし、計画不足という点は否めず最後まで反省すべきところであった。

 

それでも、4年生の協力もあり、幹事としての仕事、そして私個人としては分科会の発表を終えることができた。ジョイント合宿当日、去年これを経験した4年生の菅谷さんに前泊のときから車を出してもらい、館山に前乗りをした。翌日のお酒やお菓子の買い出しを行い、そのあとに部屋に戻り翌日の分科会の最終調整。ギリギリまで直す要素があり焦りがあったのだが、寝る直前(4時くらいであっただろうか)になると覚悟も決まり、仮眠することができた。

 

当日はスケジュール通りに事を運ぶよう運営に気を回すことに必死で、自分の発表のことは直前まで頭が回らなかった。結局リハーサルをする時間もなく本番を迎えることになったのだが、時間の調整をしながら、アドリブを入れながら(PowerPointを動かす人を困らせたが)、質疑応答にもしどろもどろではあるが前を向いて、自信を持って自分の言葉で答えることができた。

 

また、運営自体に関して言えば、私は「幹事補佐」という名の雑用だったので、自分の仕事が割り振られた以外の時間帯については動き回り、呼ばれた声にいち早く反応することを意識して走り回った。当日までPowerPointだけでのプレゼンだと思っていたのだが、macのプレゼンソフトやWindowsの別のプレゼンソフトを使用しての発表のグループもあり、自分の幹事としての確認の甘さを痛感した。私は、よく自分のことで手一杯で頭が回らなくなっていたのだが、そこを常に的確な判断で指示を皆に出してくれていた総幹事の大柿さんには感謝をしている。

 

私はジョイント合宿に関して、人よりも参加できていないと感じており、ゼミの皆には申し訳ないと思っているのだが、それでも私のことを見捨てず一緒にやってくれて感謝している。幾度も感謝という言葉を使っているが、この合宿は、様々な人の協力なくしては絶対に成し遂げることはできなかったなと感じた。ジョイントの経験を今後の自分の活動に生かすとともに、後輩たちに良さを伝えたい。

 

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国際学部国際社会学科3年 渡部 萌子

                                

 今回ジョイント合宿2014に参加し、改めて学びの楽しさを感じた。自分たちの発表に関しては6人という大人数の中で自分の役割をこなすことしかできず、仲間には助けられた部分がかなり大きく、しかしそれぞれの得意分野を生かすことができたと思う。

 

私としてのジョイント合宿への意気込みは、初めて参加するということもあって、想像がつかず、発表と幹事校としての担当業務を遂行することしか考えていなかった。

 

まずサークル活動以外で他大学の人と接することがあまりないので、かなり新鮮な空気感だった。それぞれの大学によって、ゼミをはじめる時期も、人数も学年構成も違い、その違いが興味深かった。自分のゼミしかしらないと視野が狭くなるので、フィールドワークの時間や休憩時間にそういった話ができたのが有意義であった。

 

分科会、共通を通して一番興味深かったのがやはり質疑応答の時間であった。私は今回残念ながら質問をすることができなかったが、みんなが見逃していた部分をついてくる質問や発表の根底をひっくり返してしまうような質問などがあり、質問ができるということはその人に知識があり、発表の穴を見抜くような観点があり、私はそれを羨ましく思った。

 

また教授からの質問は途中から講義のようになり、学ぶことが多かった。この際各大学の教授が集まっているのだから、他の大学の教授の講義を聞いてみたかった。3年の後期となると、12年のときより授業数も減り、学ぶことに対しての楽しさを忘れかけていたが、ジョイント合宿を通して、改めてもっと学びたいと思うことが多々あった。また他大学の発表を聞いて、奥が深く厚い発表や言葉の選び方やパワーポイントの使い方等が上手な発表もあり、これからの自分たちの発表の参考になるなと思った。

 

来年から参加大学数が減るということで、今年参加できたことが自分にとって恵まれた環境にあったと思う。最終日にはもう来年のことを考えわくわくする気持ちがあった。年に1回では少ないと感じるが、年に1回だからこそ11回を大切にすることができるのだと思うが、欲をいえば2年生のころから参加できたらよかったのにとも思う。何事も経験があるとないでは大きな違いだと思う。

 

来年は今年の経験を生かして、また知識を増やしてからジョイント合宿に参加します。

 

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国際学部国際社会学科3年 五十嵐 茜

 

 ジョイント合宿2014に参加して、自分が感じたこととして大きく次の3つのことが挙げられます。1つ目は、発表の難しさです。私自身、4月に宇都宮大学に編入してきて、中村ゼミに所属するまで、自分で作った原稿、自分で作ったパワーポイントを用いての発表をする機会がほとんどと言っていいほどありませんでした。そのため準備の段階から苦労することが多かったです。実際に自分の発表が終わって、他大学の発表を見ると、まだまだ自分には相手に伝える力がないと感じました。

 

しかしジョイント合宿を通して、もっとこうしたら良かった、こういう見せ方があるのか、など他大学の発表を見てすぐ改善点を見つけることができました。6大学共通でやることで、自分の反省点をどう改善するかを他大学の発表を見てすぐ発見できるのも、ジョイント合宿の大きな利点だと思います。

 

 2つ目は、ジョイント合宿における質疑応答の重要性です。ジョイント合宿では各発表の後に質疑応答の時間が設けられていますが、私にとって質疑応答の時間も実に有意義なものでした。まず自分の発表の後の質疑応答では、自分たちの発表を客観視できなくなっていたので、他大学の方から指摘されること、質問されることのどれもが勉強になるものばかりでした。質疑応答を通してより自分たちの発表内容を深く考えたいと感じ、それと同時に調べの甘さを痛感しました。

 

また他大学の発表の後の質疑応答も、自ら質問をすることはできなかったのですが、知識を持って質問している学生が多く、自分の勉強不足を思い知らされました。日頃から問題意識を持ち、知識を蓄えることの大切さに改めて気づかされました。

 

 3つ目は、他大学の学生の交流ができる貴重な経験ができたという点です。今回のジョイント合宿に参加した6大学は、このジョイント合宿という機会がなければ交流がないと言っても過言ではないと思います。そんな6大学が集まり、各々が考えた発表をし合い、意見交換をできる場に参加できたことを本当にうれしく思います。

 

 最後に今年は宇都宮大学が幹事校としてジョイント合宿の運営に関われたこと、そして無事終えることができたこと、心から感謝したいと思います。

 

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国際学部国際社会学科3年 大柿 彩華

 

ジョイント合宿では幹事として、共通テーマの発表者として、後期がはじまってから様々な準備に追われた。時間に追われることがいやになった期間もあったが、ジョイント合宿に参加してあのときの頑張ってよかったと、わたしは本当に先輩や友人に恵まれているとつくづく思った。

 

 共通テーマの発表者としては、もっともっと内容の濃い発表にしたかった。個人的には悔しさが残り、発表が終わって得られると思っていた達成感は残念ながらないが、グループとしては達成感で満たされている。わたしは、大都市の1つとして福岡市を取り上げたが、交通政策も曖昧な発表であったし、質問されたことに関してしっかりと答えることができなかった。調査して得たことは、知ったかぶりだった。得たことを自分の知識として蓄えなければ、発表すべきではないと感じた。

 

わたしが実際に福岡市を訪れたときの体験を発表に取り入れたら、もう少しは内容濃い発表であったのかなと後悔している。しかし、グループとして3都市を調査し、特徴と比較をたった10枚のレジュメにまとめることに苦悩したあの時間は、わたしにとって有意義な時間だったことは間違いない。25分という短い時間のなかでどう伝えるのかを悩んだあの時間も充実した時間であった。様々な場面で2人に甘えてしまったことは反省するとともに感謝したい。

 

他の分科会や共通テーマの発表を聞いて、現地調査の重要性を感じた。実際に目で見て、耳で聞いたことを発表に取り入れると、内容の濃さが全く違うと思った。ジョイント合宿に参加する前までは、資料上でわかることを現地調査する必要性があるのかと冷めた感情で発表を聞き、発表に取り入れる必要性さえ疑ってしまったと思う。現地調査を取り入れた発表については聞き入ることはできたし、提案に関して現実味が感じられるように思った。今後は現地調査にもっと力を入れたい。

 

また、わたしの狭い視野のなかでは普段は着目することがない問題点や疑問点が、様々な大学の発表を聞いていく中で生まれた。わたしのなかでは当たり前のように思うことも、視点を変えれば問題点であり、疑問点であるということを改めて思った。問題意識の在り方というものがジョイント合宿に参加してわたしのなかで変化した。

 

ジョイント合宿に参加して、わたしのなかで大学生活のなかでもっと学びたい、学ばなければいけないことが増えた。現状に満足してはいけない。知識を蓄えることで、人と楽しく語ることができ、大切な出会いにつながると心から思う。

 

最後に1つ、岩崎先生と小林先生がイケメンすぎて四日市大学の学生に嫉妬!

 

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宇都宮大学国際文化学科3年 黒井 千春

 

 今回のジョイント合宿を通して3つのことをこれからの行政学やまちづくりの研究で活かしていきたいと感じた。1つ目は「他大との意見交換の重要性」である。今回の合宿において宇都宮大学だけでなく東京から4つの大学、そして三重県から四日市大学の大学生が一堂に集まり共通のテーマや分科会での様々なテーマについてそれぞれが準備してきた研究成果を発表し、お互いに議論しあった。

 

まず、分科会では自分の興味のある分野以外の研究内容に触れることができた。普段同じゼミの中で研究をしていくとなるとメンバーが固定されることから、どうしても一定のテーマの研究しか触れることができない。しかし、今回の合宿では約80名もの大学生が集まり多くのグループが発表を披露することで、日頃ゼミでは見られないテーマのものが多く、自分の持っていた行政や地方に対する問題の幅が広げることができた。

 

次に共通テーマの発表では分科会とは異なる問題意識の高さを感じることができた。「大都市について考える」という共通テーマのなか、都市の一極集中の問題や大阪の二重行政問題など問題の規模をさらに広げてどのグループも発表を行っていたのが印象的であった。また、交流会では初対面の大学生同士が普段のゼミの活動や行政に関することについて和気あいあいと情報の交換をすることで、自分たちのゼミの良い点や悪い点を考えることができた。同じような分野に興味があり、そして意識の高い、知識の豊富な大学生と交流することで、「今の自分には不足していて彼らにはあるもの」とは何なのかについて深く考えさせられた。

 

2つ目は「本から得る知識・フィールドワークから得る経験の重要性」である。他大の先生方が講評において何度も「本を読みなさい」「現地に行って調査しなさい」とおっしゃっていた。今の時代インターネットで検索するだけで何でも簡単に情報を得ることができる。そんな時代だからこそ、紙媒体から情報を得ること、現地調査を行うことはインターネットでは得ることができない情報があるのではないかと感じられた。

 

実際、インターネットで調べる前に直接現地へ赴くことでインターネットでは得られないその地域の問題を発見したり、魅力を感じたりすることができるかもしれない。おそらく先生方がおっしゃっていたのは、そのような情報を自らの足で稼ぐことだろう。何が問題なのかを考えることも重要だが、その前に直接現地に足を運び、自分の目で現地を調査することをこれからの研究で実行していきたいと感じた。

 

3つ目は「人に伝える重要性」である。今回の合宿を通して、自分たちが調査してきた研究をどのように他大の学生や先生方に伝えるかを深く考えさせられた。初めて見る研究に対して、自分たちの意見や見解を一回のプレーゼンテーションを通して相手に理解してもらえるかどうかは、話し手の話し方や発表の見せ方によって大きく異なるということを感じることができた。講評において先生方が口をそろえて、共通の発表での中央学院の発表は大変良かったとおっしゃっていたのを聞いて、やはり相手に伝えるということを意識し、そのための工夫をした発表はその分聞き手に理解されやすいのだと思った。また、話し手の一回の発表を聞いて、即座に理解する能力を身に付けることも質疑応答をする上で不可欠なことである。以後相手に伝える能力と同様に理解力の向上を意識して研究に臨みたい。

 

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国際学部国際社会学科4年 秋山 勇貴

 

 ジョイント合宿を通して感じたことはこのイベントが想像以上に大きなものだったのだなということです。今回は宇都宮が幹事校だったのもありますが、それを抜きにしても、教員と学生で100名弱の人が参加しているわけですから、この時までに費やされたお金と時間は相当なものだと思います。そういうイベントに自分が関われたことは誇りに思います。

 

上述の通り人数がとても多いので、実にいろいろな人がいます。所属や見た目ではわからないことがたくさんありました。共通発表を担当し、ほかの大学はどんな発表をするのだろうとおびえてばかりでしたが、大学の名前で無駄に不安がったりせず、発表内容の云々にかかわらず、自信を持って発表することが自分たちの発表のアピールにつながったのかなと今思います。

 

共通発表は3人で行い、後にあるまちづくり提案の内容と全く異なるものをテーマにしました。自分たちの経験を活かせるようにと発表の準備を進めていきましたが、特に自分の担当部分がいまいち納得できないものとなってしまい、発表でも何が言いたいのかが明確でなかったと思います。これを伝えたいというものをはっきりとさせ、話す道筋をきちんと建てられなかったことがその原因だと思いました。あとで他大学の学生から聞いた話では三人の話や書き方に統一性がなかったのでよくわからなかったという指摘があったようなので、今後もしグループで一つのものを書き上げる時の注意事項としようと思います。

 

また他大学の発表では参考になるものと、ここは自分たちも気を付けたいなと思うものがあり、それから質疑応答で鋭い質問をしていた人を見ると、自分がなかなか質問を見つけられない分うらやましく思うのでした。

 

最後に人数があまり多くない中で幹事校として宇都宮大学中村ゼミはよくできたと思います。もちろん完ぺきではないと思いますが、中村先生をはじめ、4年生や院生も含めたゼミ生みなのおかげで事故も起こらず、ほぼタイムスケジュール通りやりきることができました。お疲れ様でした。忘れてはいけないのが運転手の存在ですね。本当にありがとうございました。

 

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国際学部国際社会学科4年 周管 夏美

 

他大学、特に北関東以外の東京や西日本の大学と交流できる機会はあまりないので、よい経験になりました。他大学の研究発表を聞いたり、自らがグループとして数か月かけた研究を発表したり、また教授や学生から質疑応答を受けることで、より視野が広がり、卒論を含めたこれからの研究の刺激になりました。

 

特に今年から設けられた研究発表後の5〜6人のグループでの意見交換が楽しかったです。その中で自分の大学での主な移動手段は何かという話になり、車、電車、自転車と同じ大学生というくくりでも各大学により様々で、大学周辺の様子も異なることが印象的でした。また、私の地元では電車を2時間待つことは普通だという話をすると東京圏に住む人から驚かれたり、大都市という共通テーマの研究発表からも、地方出身者と都市出身者の価値観は私が思っていた以上に異なるということも新たな発見でした。

 

来年は参加校が減るかもしれないですが、他大学との交流は貴重な体験ですので、ぜひ来年も参加したいと考えています。

 

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国際学部国際社会学科4年 菅谷 祥太

 

 去年のジョイント合宿が終わって、今年の前期から様々な場所でジョイント合宿の勧誘を行った。ジョイント合宿自体は個人的に非常に楽しい経験だったので、その経験を説明すること自体はよかったが、しかし、説明用のプレゼン資料をつくり発表原稿をつくっている間、ともすれば本番の発表の間にすらも、「ジョイントの面白さをきちんと伝えることができているのだろうか」という疑念が常につきまとっていた。

 

いざ入ってきてくれた人たちは、やはりというか当然というか、ジョイント合宿というものを掴みきれずにいたようで、どうレジュメを作るか、論点はどうするのかという資料作成や、加えて幹事校としての雑務もあって、色々と苦労している様子が見て取れた。

 

そもそも私自身があまり三年生と顔を合わせる機会がなかったのもあったが、会った時にも脳天気な私からは、本当の面白さはやってみないとわからないといういい加減な説明しかされないという、三年生にとってはモチベーションを維持するのが大変な時期が続いただろう。

 

「ジョイントの面白さをきちんと伝えられたのか」、という疑念が払拭されたのは、合宿が始まって二日目の飲み会中だった。飲み会が開催されている会場から離れて、一階のラウンジで休憩していたところに、通りかかった三年生が「考えていることを言い合えるのがすごく楽しい」「宇都宮大が制度としてこういう機会をもっと早くくれなかったのがすごくもったいない」と言ってくれたのだ。それも一人ではなく、通りかかる三年生が何人も「次はこういうことがしたい」とか「卒論はこういうことを書きたい」とか、ジョイントから考えさせられたことを非常に前向きに、嬉しそうに私に話してくれたのだ。

 

この熱が一番感じられたのは帰りの道中だった。運転しながら片耳に聞いていただけだったが、「来てよかった」「来年に繋ぎたい」という意見を言い合い、早くも来年はどう宣伝するかという話すらでていた。出てない人に面白さを伝えるのは大変だよ、という私の茶化しにも、うまくやってみせますと笑っていたのが印象的だった。

 

 今回はOBという立場で少しだけ仲間に入れてもらっていたが、その間になによりも感じられたのは宇都宮の三年生のメンバーの付き合いの上手さである。三年生の誰だかがある教授に、「宇都宮は仲間内で籠もりすぎないで外にでてくるときはでてきて、固まるときは固まってですごくいいね」と褒められたと又聞きした。今振り返ってみれば確かにその通りだと思う。他校生がたくさんいる中で、9人という少ないメンツで参加した宇都宮大学の三年生は、それでも圧倒されることなく教授・他大生に切り込んでいった。

 

この仲間に頼り過ぎない強い自分をもっていて、それでいて協力しあう仲間もいて、というのが今回の成功の鍵で、これからの卒論制作の武器にもなっていくのだろうな、と帰りの車で話を聞きながらぼんやり思った。

 

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国際学部国際文化学科4年 内田 絢子

 

ジョイント合宿を終えて振り返ると本当に有意義な時間を過ごせたと感じています。分科会・共通テーマ共に、他大学の着眼点の違いや面白さにこんな考え方もあるのか、と発表毎に驚きがありました。また、レジュメの構造、発表の方法など4年生になった今でも学ぶことが多くあり、社会に出る前に見ることが出来良かったと率直に感じました。

 

 特に中央学院大の共通テーマ発表では、この発表は参加者全員に関係あることだ、と認識させ、他大学の発表を言及しながら話したりと内容にプラスαを加え、印象的な発表でした。

 

教授を始め、他大学の質問の内容も高度なもので、自分の知識の無さを痛感しました。

 

今回は幹事校ということで、調査・発表に加え合宿の運営と、3年生の皆さん本当にお疲れ様でした。サポートとして参加しましたが、3年生の働きぶりに着いていけたか正直のところ不安です。分科・共通テーマ共に模擬発表から時間が無かったのにも関わらず、改善された部分が多く見られ理解しやすい発表だと感じました。今まで話す機会が少なかったですが合宿の最中にたくさん話をすることが出来て楽しかったですし、積極的な姿は見習うべきだと感じました。時間も置かずまちづくり提案発表がありますが、合宿で得た質問や意見を参考にして頑張ってください。

 

他大学との交流もとても楽しく、ふざけながらも、真面目な話をしたりと緩急ある飲み会だったと感じました。去年不参加だったことが悔やまれましたが、ジョイント合宿で得た経験は卒論、そして社会に出た時にも活かしたいと思います。

 

最後になりましたが、参加を決意する際背中を押してくださり、また当日は行き帰りの車の運転をして下さった中村先生、ありがとうございました。

 

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国際学部国際社会学科4年 小野塚 夕佳

 

 今回、二度目のジョイント合宿に参加してきました。去年と違い、今回は自分自身の発表がなかったため、去年より幾分か心を軽くして参加することができました。ジョイント合宿当日まで、3年生の発表を聞かせてもらったり、資料室で一緒に研究をすすめたりしていたので、彼らの頑張りを間近で見ることができたこと、幹事としてジョイント合宿を成功させるんだという強い想いを感じることができたことから、合宿全日程に参加できてよかったなと単純に思います。

 

発表に関して、やはり他大学の学生の視点や各先生方の視点は非常に面白いものだと感じました。普段から同じような境遇で生活を重ねている者同士では気が付かない疑問であったり、違和感をそれぞれがぶつけることによって、ジョイント合宿はさらに磨かれていくのだと思いました。その点、宇大の学生から質問の手があまりあがらなかったのは残念だと感じたので、来年頑張ってほしいと思います。

 

ジョイント合宿当日までの準備期間、幹事校ということもあり、それぞれの役割を遂行すること非常に大変だったと思います。ゼミ配属を決める時、「ジョイント合宿面白いからうちにおいでよ!」とみんなにオススメしたことから、私自身責任を感じていました。このジョイント合宿を彼ら彼女らが面白いと思えなかったとき、ゼミを選んだ意味がわからなくなったとき、このゼミをおすすめした私にも責任があると、そのようなことを考えていました。

 

しかし、ジョイント合宿を終えた今、「本当に楽しかった」「来年もまたいきたい、発表したい!」という声を聴くことができ、非常に嬉しかったのと同時に安堵しました。ジョイント合宿は当日までの期間が非常につらく、何度も辞めたいと思ってしまってもおかしくない状況になる可能性があります。私自身一年前の自分を思い返すとそういったことを考えていたなぁと思いました。でもそんな中でも誰一人離脱することなく、発表者として、幹事校としての仕事を全うしてくれた3年生のみなさんに敬意を表します。ありがとう。お疲れ様でした。

 

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宇都宮大学大学院国際学研究科修士課程2年 ノンティ・ビック

 

20141128日から30日にかけて千葉県館山でジョイント合宿に参加してきました。今回は二回目の参加なので前回に出会った先生たち、他大学の学生たちにまた会えるのをすごく楽しみにしていました。今回の共通班のテーマは「大都市を考える」ということで、自分もとても興味があるテーマで他大学の発表を聞いて面白く感じ、大変勉強になりました。

 

私は人の顔や特徴等よく覚えますが、名前を覚えるのは難しくてなかなか覚えられませんが、今回の合宿を通じて自分の研究室の仲間とより仲良くなって、皆全員のフルネームを間違いなく覚えることが出来ました。また四日市大学の三島裕太さんのことが「さんじまさん」ではなく「みしまさん」と呼ぶということをやっと覚えました。(笑)

 

三日間あっと言う間に終わりましたが多くの学生と交流が出来て、楽しく充実した三日間をすごすことが出来ました。来年もまた参加したいと言いたいところですが卒業してしまうので残念です。(笑)

 

参加した皆さんお疲れ様です。中村先生、長い運転をしてくれてありがとうございました。

 

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宇都宮大学国際学部行政学研究室担当教員 中村祐司

 

チームワークとリーダーシップについて、いろいろと考えさせられたジョイント合宿であった。前期と後期のゼミが登録上は別々であるため、前期の段階で研究室として準備に入るまで毎年苦慮する。今年度は幹事校であり、報告の準備とは別に相当なエネルギーを費やすことになる。

 

前期の勢いを少しでも後期につなげようと、前期が始まって早々に個人研究のテーマをジョイント共通テーマの「大都市」に設定した。後期ゼミの履修者には前期の研究テーマをジョイントに生かしてほしいと考えたからである。また前期後半からは常にグループ単位で報告し合うようにした。ジョイントについても教員からだけでなく、4年生やさらには1昨年のジョイント幹事を経験した他大学の学生からも、早い時期に直接助言をもらう機会を設けた。

 

後期ゼミの履修者はやる気もありエネルギッシュで、前期を良い形で終えることができた。夏休みが終わるともう10月だ。当初は分科会の報告が一つだけというのは寂しい気もしたし、グループ全員でなかなか集まれなかったり、学祭の影響もあったりと、ばらばら感が続いていたように見えた時期もあった。

 

しかし終わってみれば、ゼミのチームワークもリーダーシップも飛躍的に向上したことは間違いない。そのことはジョイントの前とジョイントが終わった後の皆の顔つきの違いに現れていた。どれだけ準備を重ねても、いざジョイントが始まると思い通りに進まない事態に多々直面する。そもそもこれだけ大勢の他大学の学生を予定調和的に動かすことは至難の業だ。それは突発的事態に直面するなど教員間でも同じである。それでもゼミ生は最後までやり抜いた。無理難題だと思っても、皆前向きで、教員に対してネガティブな相談をしてくるゼミ生は一人もいなかった。

 

こんなに一生懸命向き合っている姿を目の当たりにして、途中から彼ら彼女らにすべて任せておけば大丈夫だと確信した。教員でなければこのような経験はなかなか味わえないであろう。

 

今年度、幹事校を務めたことは学生時代におけるゼミ生の財産になったはずである。卒業後のいろいろな場面で必ず生きるはずである。そのことは卒論や修論を抱えながら参加してくれた4年生3名と院生1名についても言える。経験者ならではの助言や先輩としての調整力を前期の段階から発揮してくれた。見守ってくれたメンバーも含め、研究室の総力がジョイントの成功につながったのだと思う。

 

分科会と共通テーマが終わった2日目夜のコンパの際の、何かやり遂げた者同士だけが生み出せる、明るく突き抜けたような雰囲気、翌日のスポーツ大会と記念撮影の際の自然発生的な一体感など、いくつもの忘れられない光景を目にすることができた。こうした経験も教員でなければなかなか味わえないであろう。

 

運転手としては事故だけは起こすまいと細心の注意を払ったつもりだ。行きは6時過ぎに大学を出て約5時間、帰りは4時間ちょっとといったところか。アクセスのポイントは昨年のものを見返せば大丈夫だろう。一点だけ、帰りに京葉道を降りて、そのまま直進する形で一般道に入るが、しばらく走って東小松川交差点を右折するタイミングは、右手のセブンイレブンと小松川病院であるものの、やや分かりづらい。左手にすき屋があるのでそれを目印にできそうである。

 

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