学生によるまちづくり提案感想集☆



まちづくり提案の感想

3年 倉井宏章 

 まずは発表お疲れ様でした。あれだけ大きな会場で多くの人を前に物怖じすることなく 発表していたことには感心しました。また、時間が約10分間しか与えられていない中で導入から提案までを一つの形として発表することはそう簡単なことでは ないと思います。自分はISFJを担当していたのでよくわかるのですが、準備も含めれば前期から膨大な時間をかけて練り上げたものを発表するには30分で も全然足りないくらいです。それを10分にまとめるには、苦渋の選択が何度もあっただろうし、発表時の工夫など、見えないところでものすごい苦労があった のではないかと思います。

 本番全体を見ての感想ですが、どこの大学も着眼点がおもしろく、いい問題意識を持っ て生活しているなぁと思いました。地方自治の本質は、何事も議会や役所に任せることにではなく、まさに今回のような、市民の地に足のついた問題意識をどう 解決するのかということの中にあるのだと改めて考えさせられました。その問題意識に対してそれぞれの大学が独自の答えを出し、一生懸命伝えようとしている 姿は見ていて輝かしくもありましたし、なんだかうらやましくも感じました。

 



まちづくり提案感想

3年郡司 寿次

まちづくり提案発表会がJOINT合宿のすぐ後ということがあり、発表をした4人は休む間もなく大変だったと思います。また、JOINTに比べ10分という短い時間で提案発表をしなければならいので、要点を絞って話すことにも苦労したと思います。本当にお疲れ様でした。

自分とはいうと、発表を聞いているだけでしたが、まちづくり提案という発表会を通じて地方自治を普遍性のある全国的な視点で見ていくより、その地域に根ざした個性ある政策提言を行っていくことに重要性があることを実感しました。



学生によるまちづくり提案を終えて

3年 高荒あかり

 まちづくり提案では,私達学生が実際に政策を提案できるという大きな機会でした。この機会を通して市政について考えることができ、また、論文作成を通して様々な方とお話しすることができたのもよい経験となりました。

 当日はポスターセッション会場においてたくさんの方が関心を持ち、足を運んでくださり嬉しかったです。実際に自分達の提案を市民の方に聞いてもらい、それに対して直接意見をいただけるという大変すばらしい場だったと思います。

 一緒に論文を作成した恭子ちゃん、論文指導やアドバイスをくださった、先生をはじめとする研究室のみなさん、市政センターの梓澤さん、そしてインタービューにご協力いただいた方々のおかげで論文をしあげることができました。みなさん、ありがとうございました!!




まちづくり提案を終えて

3年 高橋香里

 まちづくり提案を無事に終えることができて、今は満足感と充実感で胸がいっぱいです。発表に至るまでの研究の間はアイデアにつまり悩むことも多々ありましたが、精一杯楽しくやり遂げることが出来て本当によかったと思います。

 発表当日のポスターセッションでは市民や議員さんの生の声を聞くことができ、新しい発見もありとてもいい刺激になりました。なによりも市長から直接意見をいただけた事がうれしかったです。発表のほうは緊張しながらも無事に終えることができました。また他の大学の発表も素晴らしかったです。提案内容はどれも興味深く、宇都宮というまちの新たな可能性と魅力を強く感じました。

 今回まちづくり提案に参加することにより、本当に貴重な体験をさせていただきました。この経験を今後の研究にも生かしていきたいと思います。最後になりますが、発表に至るまで指導してくださった中村先生や先輩方、梓澤さんをはじめとする宇都宮市役所の方々に、心からお礼を申し上げます。そして苦労を分かち合った3年生の仲間に、ねぎらいと感謝の意を表したいと思います。特に一緒に研究をしたとももには本当にお世話になりました。とももと一緒にまちづくり提案をすることができて本当によかったです。ありがとう!!みなさん、お疲れ様でした☆



まちづくり感想

3年 古川智美

 まちづくりは発表が緊張しました。会場も広く、演台がちゃんとあって…。でも高橋さんと何度も練習したかいがあって、演台に立ってからは落ち着いて最後まで無事に発表を終えることができました。

 ポスターセッションは実際にゴミ袋を作ったり、画用紙などを利用して準備したのが楽しかったです。宇都宮市市長や市議会の議員の方も声を掛けてくださり、学外の方と宇都宮市のごみ問題について意見交換でき、貴重な機会を得ることができました。

 他大学の提案内容もとても魅力的なものが多く、宇都宮市に緑を増やそうという提案をしていた団体のポスターセッションやパワーポイントの見せ方が上手いと思いました。

 ジョイントとはまた違った発表の場でしたが、思いきり最後までやりきることができて良かったです。




2008年 まちづくり提案

3年 米田恭子

まちづくり提案にいたってはジョイント合宿を経験した後だったので幾分リラックスして望めた。

青色街灯の導入は奇抜な提案だったと思うが、もう少し青色街灯と犯罪のデータを収集し視覚的効果を自分たちなりに立証できたらもっとインパクトのある提案になったと思う。



まちづくり提案は実際に行政的立場から導入される可能性のあるものであるからより良い宇都宮を目指しつつ、利用者により多くを還元できるものにしなくてはならないのであると強く感じた。そういった面では大賞受賞提案は妥当だったと思う。

 

 一緒に研究を進めた高荒さん、ご指導をいただきました先生や先輩方、お話を伺わせていただきました方々など大変ありがとうございました。

また同じく発表した古川さん、高橋さんおつかれ様でした。



まちづくりの感想

3年 横澤光祐

皆さん発表お疲れ様でした。

担当ではなかったのですが自分達3年生はスーツということでなんか見た感じは私達も発表しますという風になってました。が、そんな事は全くなく、むしろまともに手伝うこともできずにいたんですねこれが。仕方ないんですけども。

発表は皆さん素晴らしい内容でした。今までやってきたものを10分という短い時間で伝えるのは大変だったと思います。

まちづくりに参加して、これはISFJよりも行政が取り入れやすい形のものであるというか、市民と行政のお互いの距離が近いと思います。それでみると宇大の2つの案はもちろん他の大学の案も実現可能性が大いにあると感じました。特に身近でかつ実際に広く行き渡るという事を考えると宇大の2つの案は本当にいけるのではないかと思いました。

市民と行政のお互いの距離が近く、かつ市民の視点で考えた提案を行政が受けとめるというのはまちづくりの素晴らしいところだと思います。



まちづくり提案発表会に参加して

4年 加藤沙織

 3年生の発表を見させていただきました。昨年、自分も同じ場での発表を経験したので、今年はどんな提案があるのだろうと楽しみに参加しました。昨年の自分を思い出しながら発表を見ていましたが、内容の濃い提案の数々に驚きでした。皆さんの目の付け所や、積極的な姿勢が素晴らしいと思いました。

 宇大の3年生のみんなも本当に頑張っていました。発表は聞きやすかったし、ポスターセッションも準備を頑張ったことが伝わってきました。ポスターセッションでたくさんの人に質問や意見などをもらえて、貴重な時間になったのではないでしょうか。あんなに大勢の人を前に話すのはとても緊張したと思いますが、この経験をこれからも活かしていってね!本当にお疲れ様でした☆



まちづくり提案に参加して

4年 齊藤香織

 昨年自分が発表したときとはまた違った目線で各大学の提案を聞くことができた。参加した三年生、お疲れ様でした。発表はもちろんポスターセッションもうまく対応できていたと思います。

 個人的には発表の態度やポスターセッションの対応なども評価の対象にして欲しかったなと思いました。3位までに入ることはできなかったけれど、宇都宮のことを良く考えた具体的な提案ができたのではないかと思います。



まちづくり提案の感想

4年 中野良美

 ジョイント合宿に引き続き、まちづくり提案で発表を行った3年生女子達、大変お疲れ様でした。個人的には3年男子のスーツ姿がかなり面白かったです。閑話休題。

 市役所内の広いホールで、関心の高い大人や専門に扱う市役所職員が大勢いる前で発表するというのは、ジョイント合宿とはまた違った緊張感を味わうものだと思う。一度似たような形で発表を経験しているとはいえ、あれだけうまく発表していた3年生を尊敬します。展示の前でも質問に対してしっかり受け答えしていて、以下同文。他のグループの発表も多種多様で、自分にはない視点に勉強させられました。

真剣に一つの自治体の現状を見つめるというのは滅多にないことだと思うし、今後宇都宮市以外の自治体にかかわったときに眺める視点が多少なりとも出来たというのも、個人的にはよい経験だったと思う。そして何より、3年生諸君、中村先生を筆頭とする研究室メンバーの皆様、本当にお疲れ様でした。



大胆さ

  1. 真玉橋 知香

まちづくり提案は宇都宮市を舞台にした政策提案なので、私にとっては親しみやすく、また慣れ親しんだ宇都宮に関して新鮮な発見ができる楽しい場になっています。さらに今年は自分の発表が無かったので、1オーディエンスとして心穏やかに発表を聞くことが出来ました。


個人的には、ジャズが流れる中でお酒を飲みながら移動できるLRTを作って、宇都宮の夜を魅力ある街にしようという提案がおもしろかったです。実現性という意味ではないかもしれませんが、宇都宮という同じ舞台でも発想が違えばこうも大胆な提案ができるんだと感心しました。学生の提案には、このような大胆さも求められているのかもしれないと思います。



まちづくり提案に参加した3年生の皆さんへ

院生1年 大宅宏幸

 まずは、まちづくり提案に参加にした3年生の皆さん、お疲れ様でした。よく頑張ったと思います。10月の卒業研究準備演習がスタートしてから、色々と準備を重ねてきた成果が出せたのではないかと思います。

 本番では分かりやすく、しっかりとした発表ができていたと感じました。きっと皆さんにとっては始めての、大学の外での大きなプレゼンテーションの場だったと思います。自分達で考え、インタビュー調査等をし、論文を書いたり発表の形にまとめていく上で、皆さん自身大きく成長できたのではないでしょうか。

 これからは就職活動・卒業研究などと忙しく、また色々と悩む時期がやってくるとは思いますが、今回の経験を生かして、自信を持ってがんばっていってほしいと思います。私も皆さんの力になれるようがんばりますので、いつでも困ったことがあったら尋ねてください。



うつのみや学生まちづくり提案に参加して

中村祐司(行政学研究室担当教員)

事前に論文を提出し、それが地方自治体の担当者によって編集され、書籍のように流通には至らないまでも、数百部印刷されて公(おおやけ)にされる。自治体のホームページにも掲載される。考えてみれば学生にとってこんなにありがたい機会はないように思われる。

加えて僅か10分間ではあっても、庁舎の講堂ともいえる大きな空間でプレゼンを行い、別室でポスターセッションを行う。市長をはじめ市の関係者や市民がプレゼンを聞き、ポスターを見にくる。勉強の成果が研究室内・大学内にとどまるのではなく、地方自治体や地域といったより大きな社会空間に発信されるのである。

ジョイントと同様このような機会もなかなか得られない類のものである。極論すれば「良いものができたら公表する」などと言っていたら、いつになっても公表の時はやってこない。「公表の場があるから、その日に向けて少しでもより良い成果を提供できるようにする」というスタイルこそ重要なのであろう。

研究室のメンバーが自分たちの力を発揮できれば、「賞」どうこうは関係ない。プレゼンの準備も含めた10分間という時間を厳守したこと、メモにほとんど目を落とさない発表スタイルを貫いたこと、ポスターセッションにおける丁寧な応対など、心の中でたくさんの「賞」をゼミ生に与えたい。




<戻る>