卒論中間発表(07.7.9

国際学部国際社会学科4年 金田朋子

 

宇都宮市における熱気球によるまちづくり」

 

○問題意識

 昨年宇都宮市で初めて熱気球の大会が行われ、1日で2万人もの集客があった。さらに今年は開催日数を増やして大会が行われる。このことから熱気球を宇都宮市の新たな観光資源として考え、宇都宮市の新しいまちづくりの形を見出していきたい。

 

○今までの調査

 1.熱気球の基礎知識

   気球の分類・構造・飛行・競技・歴史など

 

2.インタビュー調査

  ・NPO法人 熱気球運営機構(Air-B)代表 町田氏

    熱気球大会のはじまり、熱気球でのまちづくり、大会の運営など

   

宇都宮市役所 観光交流課  板倉氏

    宇都宮市の方向性、大会開催の行政の仕事、大学(生)に欲することなど

   

茂木町役場  税務課    柳岡氏

    茂木町でのまちづくりについて、大会の宇都宮市への移行についてなど

 

○これからの調査方針

  熱気球でまちづくりを行っている佐賀市佐久市鈴鹿市の事例を調査、比較していきたい。佐賀市は、熱気球のまちづくりの先進都市であり、佐久市鈴鹿市は熱気球が定着しつつある都市(発展途上)であるため、それぞれの現状や課題を探ることで、宇都宮市におけるまちづくりの方向性を調査、研究していきたい。これからそれぞれの市役所の方々からお話を伺う予定である。

  また、まちづくりは行政だけでなく地域の人々の認識や協力がなくてはできないものである。いかに地域を巻き込んでまちづくりができるかということも言及していきたい。そして、そこに大学はどのような協力ができるかも考えていきたい。