卒業論文中間発表 倉島智代
不安を抱える子どもたち
問題意識
現在、不登校児童は全国に約12万6千人(平成16年度)、栃木県内には約2400人(平成17年度)存在する。不登校生に対する支援は大変難しく、家庭内だけ、学校内だけという対策の仕方では限界があるだろう。不登校生の実態や現在行われている支援等を調査し、地域、学校、行政が一丸となり、不登校生やそういった生徒を抱える家庭を支援していく方法を提案していきたい。
これまでの文献調査
・文部科学省HPより
→不登校の定義
→公開資料のまとめ
(不登校児童数、不登校となった理由等)
→施策と学校での主な取り組み
→傾向
・栃木県・宇都宮市の実情
・フリースクールとは
→フリースクールの歴史
→東京シューレ
・学習障害とは
→LD/ADHD等学習障害の定義
→支援策
これからの予定
フリースクールの実情を調査するため、東京シューレ、アイチ・サドベリー・スクールへの調査旅行を予定している。また、不登校児童数を激減させた大阪府教育委員会への調査も計画中である。栃木県内では、栃木県内の不登校の状況を調査するため、宇都宮市役所や宇都宮市内の小・中学校やフリースクールにもインタビュー調査を行う。また、これらの調査を通して、現在の不登校児童に対する施策は実際に効果をあげているのか?不登校児童にとって本当に必要な支援とは何か?大学生にも何かできないか?ということも調べていきたい