200725日                          

就活日誌 

 

就職先

市役所(地方公務員)

 

就職活動の経緯

3年次   6月   LEC学内講座の受講を始める。週3日、平日2日と休日1日。

新聞を読み始める。下野と日本経済新聞、ときどき朝日。

 

・     10月  国家公務員ガイダンス、地方公務員ガイダンスに参加。

 

・    11月  中村ゼミの行事であるジョイント合宿に参加。

自己分析を受ける。

 

・    12月  ISFJ学生政策会議で論文発表。

          やっとゼミの行事を乗り切り、公務員勉強に本腰を入れようと決意。

          しかし、もう年末。本当はこの時期までに終えていなくてはならない 

          数的・判断推理のウォーク問を解き終えておらず、焦っていた。

 

・    1月   2年間続けてきたアルバイトを辞める。

 

・    2月   参考のためにと、市長と峰地区の懇談会を傍聴しに行く。

 

・    3月   論文・面接対策の講座が始まる。

市役所試験まで100日をきり、そろそろ本気で焦り始める。

 

4年次 4月   朝の10時から学校に来て、夜中の12時に帰宅という生活開始。

          昼・夕食はお弁当を持ってきて、平均910時間勉強。

         

・    5月    試験慣れするため国家公務員T種の1次試験を受験。

論文は受けず、筆記試験だけ受験してきた。

 

・   521日  国公立大学職員一次試験を受験。

手ごたえをあまり感じられず、また焦る。

 

・   6月    国公立大学職員一次試験は不合格に終わる。

 

・   625日  某市役所1次試験を受験。

          《試験内容》

教養試験(択一式 120分 40問)と集団面接(6人)

 

・   714日 某市役所1次試験合格発表日。無事合格!

          行政職は400人→80人に絞られる。

 

・   731日  某市役所2次試験を受験。実は試験日を間違いそうになっていたが、

          危機一髪で友達に助けられる。危なかった!!

          《試験内容》

          個人面接・作文・適性検査(クレペリン)・健康調査

          作文のテーマは「私の貴重な体験」。日本語教室のボランティアの経験とそこで得た出会いを書いた。

          

・   822日  某市役所2次試験合格発表日。無事合格!

          行政職は80人→40人に絞られる。

 

・   830日  某市役所最終試験受験。

          《試験内容》

          個人面接・集団討論

          集団討論では、「投票率低下が問題となっているが、それを解決するために投票を義務化している国もある。それを踏まえ、日本での投票の義務化についてどう考えるか?」という難しい課題について討論した。当たり障りの無い発言しかできなかった気がする。

          そして、40人の受験者の中に女性が10人に満たなかったことに驚く。

 

・   915日  某市役所最終試験合格発表日。無事最終合格!

          行政職は40人→20人に。

 

公務員試験を終えての感想

紙にばかり向かっていると、一体自分が何のために勉強しているのか分からなくなり、モチベーションが安定しないときつかった。就職活動一本の友達とのリズムの違いにもはじめは戸惑った。とはいえ、あそこまで頑張って勉強したのは初めてだったし、貴重な経験であったことは間違いない。

冬までは、正直なところ一日の平均勉強時間は1、2時間か、勉強しない日もあった。本格的に焦って学校にこもり始めたのは春からだったが、それで受かったのは本当に奇跡だと思う。某市役所が面接重視だった点も大きいが。

私が奇跡的に通ったのは、行政学についての勉強とフィールドワークの経験と、それから得た自信があったことがとても大きかったと思う。本当にこの研究室でよかった。そして公務員となった先輩の励ましとアドバイスもありがたかった。もし公務員を目指す人がいたら、私も何かしたいのでぜひ声をかけてください☆

 

公務員試験を受ける人に対するアドバイス

民間と平行して公務員試験に望もうとしている人へ!強い覚悟で望むべし!

 私は公務員一本でも正直とてもきつかった。民間とどちらもと考えている人は、どちらも職種をある程度絞って、効率よく時間を使っていったほうがいいと思う。

 

数的推理と判断推理毎日やるべし!継続が大事

冬までに一度は問題集終えていないと、厳しいらしい。私は終わっていなくて焦ったが、比較的苦手な数的推理に時間を割くようにした。

 

早めにやるべき科目、あとからでいい科目を知るべし!

 私が受けた講座では、数的・判断推理と経済原論、憲法は早めに、民法も比較的早めに

 手をつけておいたほうが良いと教えられた。教養科目には歴史や数学、英語などセンター試験とかぶる部分もあるので、高校時代の知識が残ってる人は遅く始めてもいい科目があるかもしれない。

 

時事は意外と重要!毎日の新聞と『速攻の時事』は必須!

 新聞は毎日読むに越したことは無い。時事はあなどってはならない分野。意外と問題数が多くて驚いた。受験者はほとんどが『速攻の時事』という本で勉強している。やっていたら絶対にわかる問題が多い。絶対マスターしておいたほうがいい!

 

・職種とその職種の試験科目をみて、計画的に学ぶべし!

 10以上の科目があるうえ、その配分は職種や地域によって様々なので、できるだけ早めに職種を決めて、複数受けるつもりの人は、科目の勉強漏れが無いように計画的に進めたほうがいい。「この科目の問題数多いの?!」とあとで気づいてしまったら・・・危険なので。逆に、科目がかぶっていたり、問題数の配分が似ている職種があれば、それを受けてみるのもありだと思う。

 

 

捨て科目を知るべし!

 私は理科が大嫌いだったし配分も1問と少なかったため、化学と物理は捨て、生物だけ勉強した。世界史は幅広い割りには点が取りにくいとのことだったので、全く勉強せずに日本史だけ勉強した。というように、必要な科目ではあるが、配分が少ない科目は思い切って捨てる覚悟も時に必要。特に、私は切羽詰っていたので・・・

 

時間配分は大切です!だからいっぱい模試を受けましょう!

 実は、本番で失敗してしまったのが時間配分。模試とは違う順番で問題が配置されていたためだ。時間が足りずに、できるはずの問題を解き残し、後悔。もっと模試で自分なりの順番や配分を決めれていたら、もうちょっと解けたかなぁと。ちなみに、私はLECしか受けなかったが、他の予備校の模試も受けたほうがいいらしい。

 

仲間を見つけよう!仲間だけど、やっぱりライバル

 多分、同じ研究室の久恵ちゃんとか他の友達が一緒に公務員勉強していたからあきらめずやれたのだと思う。もし周りに受ける人がいなかったら、予備校や学内講座で、一緒に励ましあう仲間を探してみては?あと、図書館で毎日勉強していると、公務員勉強している人の顔がだいたいわかってくる。私が最後まで図書館残る!とか、あの人は寝たけど私は寝ない!とかいう闘争意識も、勉強の原動力になっていた気がする()

 

休息は絶対必要!集中できなくなったら寝たほうがいい。

 毎日根をつめすぎるのも良くない。精神的にも体力的にも参ってしまう。この日はゆっくりする日、とか、10問やったらチョコ食べる、とか、ごほうび目指して頑張っていくのもいいと思う。自分なりのリフレッシュ方法見つけると楽。

 

自己PRは絶対聞かれる!

 作りすぎた面接は良くないが、自己PRくらいは自然に話せるようにしておくといいと思う。私は特にそれ以外の対策はしなかったが、ISFJやジョイント合宿などのアピールポイントや、志望理由くらいは頭の中でまとめておいた。あと、提出した願書はコピーして持ってき、あとでつっこまれそうなところを確認して、考えをまとめておいた。

 

最後に、やっぱり一番大切なのは自分が何をしたいか忘れないこと。勉強で行き詰っても、新聞やニュースに問題意識持って友達と話してみればモチベーションも上げ上げです!一度落ちてもまだやるぞ、というような強気な気持ちをもって望みました。「失敗が終わりなのではなく、諦めたときが終わりなのだ」という誰かの言葉を励みに頑張りました。

 みなさんも、あきらめることなく、できるだけポジティブに進んでください。