就職日誌

 

<就活スケジュール>

 

2005年

9月   就職サイトに登録。住宅関係中心にエントリー。

10月  ジョイント合宿を言い訳に、就活といったら学校の就職ガイダンスにチョコチョコ参加するくらい。

11月          ↓

12月  毎日就職EXPOに参加。就活に対して急にやる気が湧いてきたけどその場限り。

     今度はまちづくり提案を言い訳に、特に何もしない。

 

2006年

1月  まちづくり提案発表会を終え、いよいよ就活が本格的にスタート。慌てて説明会の予約。

    ホームセンターA社と住宅B社の説明会に参加。どちらもその場でエントリーシートを作成。

早速B社は不合格。敗因は「当社のHPの感想は?」という質問に「見ていません」と書いたこと・・?

2月  説明会と選考が次々に入ってくる。スケジュール調整に頭を悩ます。

A社の1次面接。初めての面接にかなり緊張・・。怖い怖いと思っていたけど、始まってみると面接というより普通のおしゃべりという感じで安心。この後無事に2次、筆記、3次と進む。

新たに5社の説明会に参加。

3月  各社選考が進む。

    住宅C社で初のグループディスカッションを体験。引っ込んでいちゃだめだと、できもしないのに発表係に立候補。案の定うまくまとめられずに撃沈・・。引き続き行われた集団面接では、予期せぬ質問に頭が真っ白。結果は不合格。

    A社の最終面接。ここまで来たら内定も夢じゃないと思っていたが、「グループの中での役割は?」あまりグループ行動しない・・。「仕事以外も含めて将来の夢は?」お嫁さんなんて言えない・・。どちらの質問にもしっかりした回答ができず、結果は不合格。これまでここにかけてきた時間や交通費などを思い、泣く。

    百貨店Dの説明会に参加。

4月  他の会社は順調に選考が進んでいたので、まだ心に余裕があった。根拠もないのに、どこかは受かるだろうと思っていたので、新しい会社探しはしなかった。

     暇ができれば住宅展示場へ足を運び、受ける会社の家を見学。そこにいる社員やパートの方にも仕事の内容などについて話を聞く。

    最終面接までいった住宅E社、F社とホームセンターG社の不採用通知を受け取る。しばらく落ち込む。

5月  GW。地元の彫刻展を自転車で回ったり、那須ハイに行ったりして、何とか復活。

    しかし住宅H社がまたしても最終面接までいって不合格。展示場をほぼ全部回ったくらい思い入れの強い会社だったので、相当落ち込む。

    ここまで来て、自分には住宅関係は向いていないのかも、と思い始める。

    この時点で唯一残っていた百貨店Dは選考が進む。

    新たに住宅I社の説明会に参加。

また、内定先である銀行Jの説明会兼1次面接に参加。面接時間はたったの5分。

6月  百貨店Dの内定をもらう。この時点で銀行Jが第一志望だったため就活を継続。

    常陽銀行の筆記試験・適性検査を通過し、いよいよ最終面接。地元や趣味の話で盛り上がり、会話を楽しむような面接だった。翌日には内定の電話。銀行Jにお世話になることを決意。百貨店Dの内定と、I社の選考を辞退。長く辛い就活がやっと終わったー。

<就活を振り返って&アドバイス>

 

業界・業種を絞り過ぎない

 私は就活を始めた当初から、住宅・インテリア関係に絞って会社を見てきました。それは確かに、家やインテリアに興味があったから、また人に喜んでもらう仕事としてやりがいがあるように思ったからです。でも、冷静になって思い返してみると、もともとそこまでの思い入れはなかったと思います。気がついたらもう就活をスタートさせなければならない時期に来ていて、慌ててやりたい仕事探して、でも数ある業界・業種を一つ一つじっくり見る余裕がなくて、じゃあ興味がある住宅にしよー、ってそんな気持ちの流れだったと思います。それからはもう無意識に、自分を住宅関係に染まっていくように作って固めていってしまったです。あまり的を絞ってしまうと自分の可能性も小さくしてしまうし、私のようにもしもその業界が全滅してしまった時、一からスタートすることになってしまいます。実際、精神的に追い詰められました。もちろん強い意思を持っている人はそれに絞ってやっていくこともいいと思います。そうじゃない人は、あまり最初から決めつけずに、色んな業界・業種を見てみてください。

 

エントリーシートや面接は人に見てもらう

 エントリーシートや履歴書は一度人に見てもらうのがいいと思います。書いているうちに言いたいことが散乱してしまったり、言葉の選び方が適切ではなくて文章の意図がずれてしまったり、自分では言いたいことを伝えようとして書いていても相手にはうまく伝わっていないということが結構ありました。面接についても同じことが言えると思います。友人や家族、先生など誰でもいいでしょう。最初はちょっと恥ずかしいかもしれませんが、見てもらうことできっと質が上がるし、自信もつくと思います。

 

気分転換は本当に大切!

 立て続けに選考に落ちて、本当に落ち込んだ時期がありました。どんどんマイナス思考になっていって、「私なんて社会に必要とされていないだ・・」とか考えました。今思えば笑えますが、その時は本気でそう思えるくらい落ち込んだです。ちょうどその頃地元(とっても田舎)で彫刻展をやっていたので、母と自転車で出かけました。青空と田んぼが一面に広がっていて、そんな景色を見ていたら、自分の悩みがたいしたことないように思えてきました。あと那須ハイに行って絶叫したらモヤモヤが本当にすっ飛んでいきました!過去に先輩方も言っていますが、もし就活で落ち込んだら、やっぱり一度離れてみることも必要だと思います。頭から就活のこととかぜ〜んぶ(は難しいかもしれませんが)取り去って、遠いところへ出かけたり、運動したり、買い物したり、何でもいいと思うのでやってみてください。思っている以上にすっきりすると思います。

そしてそうやって落ちまくった私でも無事に内定をもらうことができました。たとえもし選考に落ち続けたとしても、きっとみなさんを必要としているところがあります。今見てる世界だけが全てじゃありません、ぜひ、外に目を向けてみてください!

 

 

たいしたアドバイスもできませんが・・・応援しています!

ジョイントやまちづくりを経てみなさんきっと大きく成長していると思います!

私にとっても、こうした経験は、就活をする上で大きな力になってくれました。

自信を持ってがんばってください!