就職日誌

 

 とりあえず、民間にするか、公務員や役人系にするかも3年前期までにはしっかり定まってなかった。行政学研究室で行政の面白さややりがいを知り、夏休みに某市役所のインターンシップに参加。そこで体験したことが強く印象に残り、第一志望に公務員(地方公務員専願で、国家一種二種などは考えていなかった)、民間の興味のある分野を第二志望にすることにした。

 

<自分の心と環境の変遷模様>

3年7月

前期試験に追われ教職をあきらめようと決意(もともと教職志望じゃないのに流れで履修していた)、就職活動もそろそろだな、ハハハ・・・と人ごとのように思う。このときは地元に帰って公務員か、熱中できる分野の民間にしようと軽く考えていた。

 

3年9月

某市役所のインターンシップに参加。公務員のやりがいの大きさと楽しさを知る。このとき脳天に革命が起こる。しかし頭の片隅には民間も少し残っていた。ジョイントの作業もこのころ本格的にはじまる。

 

3年10月

一年半勤めていたバイトを辞める。後々考えると、公務員・民間併願でバイトもするのはかなりきついので、辞めて良かったと思った。民間企業の個別説明会に参加しはじめる。最初惹かれていた分野は遊技機メーカー、小売、サービス業、不動産、特殊法人。同時に実務教育出版の公務員(市役所上級)筆記試験対応セット(たしか4万5千円くらい?)を買い、独学で勉強を始める。金が無いもんですから。

 

3年11月

公務員の試験勉強がメガトン級につらい。一般教養の数的・判推や理科系が嫌でしょうがなかった。実務の参考書+αで何とかマスターしようとする。今思うと、何冊も買って使うより、同じ参考書でわからないポイントを理解するまでやる方が良い。苦手な科目を徹底的に克服しようとするが、なかなかこれが難しい。苦手科目は後々にせずに最初にやっておいて克服すべし。民間の説明会にも行く。自己分析・自己PRなどにも非常に苦労した。

 

3年12月

11月と同じ。ここで一般教養の物理と化学を捨てることにした(どうせ出題されても2,3問だし)。息抜きのため一人旅で京都に行く。ゲストハウスでホームレスのおっちゃんと人生観について話したが、それが何か自分に元気をくれたのかもしれない。

 

3年1月、2月

勉強は継続。専門試験が必要なかったので教養試験の範囲をこれからガシガシ復習することにする。民間の説明会も多くなり、東京に行く回数も増える。地元の合同説明会にも何回か参加したが、どうもここがいいという企業が無かった。

 

3年3月

第一志望の特殊法人に筆記試験で撃沈。遊技機メーカーの面接でも轟沈。かなり凹む。でも、誰でも必ず1回は落ちるので、あまり落ち込まずに何がだめだったのか、どうすればいいのかなどをすぐに切り替えて考えていくことが大事。民間の志望業種がこのころ少しずつ変わり始める。

 

4年4月

勉強継続。このころ仕上げの問題集を購入してよく間違う問題の分野を集中して問いていた。民間は不動産や金融の説明会にも行くようになる。そして不動産の企業から内定ゲットーーーー!しかし公務員第一志望には変わりなし。

 

4年5月

このころになると周りでチラホラ内定話が出始めた記憶が。民間の説明会に行く回数が減る。業種も学校法人、特殊法人が中心になっていった。警視庁警察官T類と陸上自衛隊幹部候補を受験、どちらも一次試験合格。筆記試験は問題集のような問題は少なく、株式に関するものやイラク問題など、時事問題が多かった。

 

4年6月

民間の説明会は殆ど行かなくなった。勉強はひたすら過去問と傾向問題を解く。警視庁二次試験受験、合格。陸上自衛隊二次試験辞退。内定のあった企業を辞退する。そして第一志望の某市役所T類を受験、なんとか一次試験は合格できた。民間で面接を経験してきたことが非常に役に立った。集団面接を受けていても、他の人の受け答えや回答の内容に「あーそんなんじゃだめだろ」と独り言を言えるようになっていた。

 

4年7月

民間も何社か受けることにする。ただ闇雲に受けるのではなく、本当に自分が就職したいと思ったところだけ受けるというふうにした。その結果農協系と学校法人になった。

 

4年8月

某市二次試験。一次試験の集団面接よりも、当然深く突っ込まれた。自分がやりたいこと、これまでやってきたこと、それを業務にどうつなげられるかということ、市を将来どうしたいかなど。地元の農協系組織と東京の学校法人(←すぐ辞退)に内定。とりあえず保留し、正直なところ某市がだめだったら地元に行こうと思っていた。末に某市三次試験。カミカミで自分でも何言ってるのかわからなかった。

 

4年9月

某市役所内定を頂戴する。それまでの内定を辞退。

 

〜就職活動が終了〜

 

 

就職活動は、やはり相当つらいものでした。精神的にも、財政的にも。しかしこれは大半の大学生が通過するものであり、これを経験した事は非常に大きいものになるでしょう。

ここで、自分が就職活動を経験して感じたことを大きく項目に分けて書きたいと思います。あくまで民間の説明会や面接・公務員の試験勉強のなかで自分が感じたことなので、他の人が全て納得するものではないと思いますが。

 

説明会・面接編

 

@冷めた目で見ることも必要かと

説明会や会社案内では、当然企業は自分たちの良いところしか言わず、悪いところや引け目を感じていることは絶対に書きません。内定者確保のために甘い文句で学生を誘うこともしばしば。気に入って受けてみようと思ったら、本当に言っている通りなのか、社員は会社に満足しているのか、将来性や勤務実態など様様なことについて徹底的に調べて納得してから試験を受けるようにしました。納得せずに説明会だけ聞いて試験を辞退した企業も15社ぐらいありました。

 

A地雷を踏んだらサヨウナラ

面接では、面接官は数々の地雷(トラップ)のような質問を仕掛けてきます。面接では「なぜそんなことまで聞いてくるの?選考と関係ないじゃん」というような質問や、厳しいズバッとした質問が多々あります。これらは学生がしっかりはきはきと応答できるか、しっかり考えているかを見ているものです。面接官は22年間生きてきた何百人という学生を見なければなりません。どんな質問にもはっきりと自分の答えをいうことが必要です。コミュニケーション能力とよく言いますが、要するにものごとを考えて、しっかりと伝えられ受け取れる、そんな会話ができる力の事です。

 

B視野を広く持ちたまえ

今の段階で志望業種をかなり絞れている人は稀です。絞れている人はそれなりのビジョンを持っているので羨ましいですが、自分はできるだけ多くの業種の説明会に参加して、どの業種が自分に向いているかを見極めようとしました。その結果意外な業種に興味を持つことになり、その中から内定も貰えました。

 

Cマニュアル本だって・・・

マニュアル本はいたるところで悪役にされています。しかし、彼らは就職活動をする中でやはり必要なものでしょう。自分の考えている志望動機や自己PRなど、頭ではわかっていても面接官にわかりやすく伝わるような言葉や言い回しや、ESでのうまい書き方が身につきます。ただ丸写しだけは駄目で、あくまでノウハウを身に付ける範囲で。面接用1冊、ESや履歴書用で2冊、SPI用で1冊使ったけど、何冊も買う必要はないかと。ここで他の受験者と差をつけておくのも重要では。

 

公務員編

 

@数的・判推の鬼になるがよろしい

国家・地方に関わらず、数的推理と判断推理はかなり大きなウェートを占めます。ここで勝負がつくパターンが多いです。自分は東京からの帰りの電車の中や説明会の合間にも数的をやっていました(でも本番では・・・・dふぉpgdjぎおごsdじょp)。とにかく問題を数多く解いて一番早い解法を身に付けることです。

 

A専門は捨てることも作戦

国T・Uなどでは専門試験がたしか選択になってたので、経済や民法などの難しい科目は思い切って捨てて選択する科目に全力を注ぐことも作戦の1つ。

 

Bビジョンを語れる公務員って、いいよね。

公務員の志望動機に、安定や性格が合っているなど薄っぺらいものは当然通用しません。市であれば、自分のやっていきたい仕事や将来の夢やそのきっかけ、市政に対する自分なりの意見や批判、どんなビジョンを持った市にしたいか、どんな経緯で公務員になろうとしたのか、などなど熱く語れる人材が求められています。

 

C息抜きにも全力を傾けよ

勉強しすぎはパンクのもと。小旅行なり趣味に没頭する日も必要です。何か新しいものが見える可能性もあります。

 

 

 

みなさん、自分の夢に向かって頑張ってください!